雨季ど真ん中のヴァンヴィエン。
その影響で街全体が停電してしまい仕方なくバーベキューをしたのですが、思わぬ邪魔が入り大失敗に終わりました。
ラオスの国内滞在許可は15日しかなく、この日は入国してから13日目。
ということで今回はラオス編最終回であります。
前回▼
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CONTENTS
10日滞在した宿
我々が滞在している宿は『チャンタラゲストハウス』という日本人に人気の宿です。
もともとはバンコクで知り合った▼この4名
でこの宿に到着したのですが、先を急ぐ若者2人(アロハ君、ニコン君)は3泊ほどで次の目的地である世界遺産の街・ルアンパバーンへ旅立って行きました。
一方で私はともに行動していたシズちゃんと2人でヴァンヴィエンに残ることにしました。
死ぬほどのんびりできたことや、数々の面白キャラとの出会いによりこの選択は間違っていなかったように思います。
ブログには出てきていませんが、他にも数々の面白ハプニングありました。
寺院に侵入して現地の坊主と仲良くなってなぜかお寺の草刈りの仕事をやるハメになってしまった大学生がいたり、
アジアで日本人宿を開きたい!と意気込んで目をキラキラさせた若者に「辞めた方がいい、儲かってるやつなんていない、俺なんか借金が…」と夢をぶち壊すおじさんの登場であったり、
いつも寡黙な男リリーさんは実は酒を飲むと笑い上戸だったり、
ツッコミどころ満載の毎日でした。
10日もの間楽しませてもらった宿、そしてヴァンヴィエン。
少し名残惜しいですが、冒頭で記した通り我々は間もなくここを去らなければなりません。
「早くこんなとこから出て行きたい!」と「もう一生ここに住み続けたい!」のちょうど中間「もうちょっとここに居たかったな」と思えるくらいがちょうどいい去り際なのです。
バンコク集合?みんなの今後の話
もともとはみんな一人でアジアに来ており、みんなそれぞれ目的は違います。
みんなの今後の予定はこちら。
おにぎり君
▲私のラオス旅行のチーム4名より1日遅れてラオスの首都ヴィエンチャンに到着した彼は、次の街ヴァンヴィエンへも我々を追うように移動してきています。
5人目のメンバーと言っても過言ではないほど仲良くなりましたが、とうとうお別れの時が来ました。
私とシズちゃんはこれからタイへ戻るのに対して、おにぎり君はルアンパバーンまでは行くようです。
また会いましょう!
ということで彼は私よりも先にここヴァンヴィエンを去って行きましたが、ルアンパバーンのあとはタイのチェンマイを経由してバンコクに戻るそうで、またバンコクでの再会に期待であります。
電気君
彼のルートは我々と同じで、ヴァンヴィエンのあとはバンコクへ戻るそうです。
待ってるよ
あの~電車のチケットのネット予約の仕方分かりますか?
相変わらず機械音痴の彼ですが、某家電会社の一人息子でありまして次期社長になる男です。
部活の合宿で使うようなボストンバッグで旅行してるし、ネットでものを調べること苦手だし、彼の今後の旅が非常に心配ではありますが彼のお父様のことを考えると将来の方が心配であります。
リリーさん
謎多き寡黙な男・リリーさん。
宿でよく顔を合わせましたが挨拶をするくらいであまり込み入った話をすることはありませんでした。
しかし1週間ほど同じ宿で生活をしたのでそれなりに距離は縮まっております。
さらに彼は酒を飲むと笑い上戸になるという可愛いすぎるギャップを発見したため、非常に興味深い限りであります。
しかし私とシズちゃんはヴァンヴィエンを去らなければならないので、行き先だけ伝えておくことにしました。
我々はこれからバンコクへ行くのでもしバンコクに行く事があれば連絡ください
気が向いたらね
気が向くことあんのかな。
シズちゃん
シズちゃんはもともとひとりでタイへ旅行に来ていました。
その初日に幸か不幸か彼女に一目惚れしてしまった私に捕まってしまい、ラオス旅行へ連れていかれてしまったのであります。
なのでもともとはタイ旅行を計画していたので、バンコクへ戻り次第タイ国内のどこかへ旅行に行くようです。
ひょんな事からここヴァンヴィエンで私の彼女になってしまったシズちゃんですが、タイ旅行はひとりで行きたいそうなのでバンコクで一旦解散であります。
ちゃんと帰ってくるからね
おしんぽこ
そして最後にこの私。
イギリスから帰国
オーストラリアのワーホリビザ申請
▼
ラオスへ行くためにタイに飛ぶ
▼
タイからラオスへ
▼
お金がヤバくなったらオーストラリアへワーホリ
という
旅行記123イギリス編最終話で決定した今後のざっくりとした計画はあったものの
細かな予定は一切ありません。
本来旅行とは違う場所へ出向くこと。
加えるならば、その場所でしか得られない体験をしにわざわざそこまで行くことと、その道中のこと。
しかし私の場合は旅の『目的』や『テーマ』がないのです。
行き当たりばったりで偶然にも面白い人と知り合えて、面白ハプニングが起きてくれるおかげでギリギリこの旅は成立しているようなものであります。
もしこの先まったく面白いことが起きなかったら、誰とも知り合うことがなかったらと考えるとゾッとしてしまい、不安と恐怖に押しつぶされそうになるのです。
ではそのネガティブな考えはどこから来るのでしょうか。
このブログの読者ならお気づきでしょうが『お金』であります。
マジでもうお金がありません!
カナダのワーホリで地獄の労働をしたにもかかわらず、その貯めたお金のほとんどをこの数ヶ月間で使い果たしてしまったのであります。
世の中お金が全てでは決してありませんが、9割くらいのことは解決してくれるのがお金です。
そう、メンタルまでもです。
ということで今後の私の予定は一度バンコクへ戻り少し滞在したあと、
まだ見ぬ世界・南半球のオーストラリアへ金を稼ぎに行きます!
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さらばヴァンヴィエンそしてラオス
私とシズちゃんは10日間お世話になった宿『チャンタラゲストハウス』をチェックアウトしてバンコクへ向かいました。
ルートは来た道を2日かけてそのまま戻ります。
バンコクへの道中、タイ側国境の街のノンカーイの電車駅で電車を待っている間にシズちゃんと超ローカルな食堂で食事をしました。
初登場時は不安で涙目だった彼女ですがいつの間にかアジアの環境に順応していることに気付いたのと、【旅行記132】で食らった人生初の南京虫アタックのかゆみもだいぶ治まって来たことで「結構時間が経ったなぁ」と思いました。
アジアの中でも独特な落ち着いた空気を持つこの国は私のバックパッカー生活の中でもトップクラスに好きな場所になりました。
[バンコク・ホワランポーン駅]
寝台列車に乗り朝を迎え、再びホワランポーン駅に着きました。
相変わらずのやかましいトゥクトゥク軍団を見て改めて『タイ』を感じ、ラオスでの夢のような時間がもうすでに遠い過去のようです。
次回からまたタイです!
ラオス編おしまい
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