台湾編で知り合ったナンシーと再会してニューヨーク旅行開始。
初日から歩きまわり、タイムズスクエア周辺や自由の女神などを見にいきました。
泊まっている宿は場所が良いし値段も安いのでこの旅行中ずっと居ても良いくらいなんですが、なんせ初日に一悶着あってなかなか居心地が悪いので3泊でチェックアウトしました。
そしてこれをきっかけにナンシーと一旦別行動をすることにしたのであります。
複数人で行動するのは心強いのですが、やっぱり目的や好きなものが違うのでひとりの方がいいときもありますよね。
今回はひとりで個人的な観光をした話。
前回▼
スポンサーリンク
CONTENTS
ニューヨークひとり観光
ナンシー、ナンシーの墓へ
非常に絡みづらいこの女は私が台湾で知り合った日本人であり、その名前の「ナンシー」はもちろん本名ではありません。
セックス・ピストルズが好きなパンク女だったので、そのベーシストであるシド・ヴィシャスの彼女だったナンシーの名前を拝借してそう呼んでいます。
ナンシーのニューヨーク旅行最大の目的はナンシーの墓を見に行くこと。
リアルナンシーの墓はニューヨーク州のお隣フィラデルフィアにあります。
行ったことがないので実際のところは知りませんが、めっちゃめちゃ治安が悪いらしいです。
普通の観光地よりもそういう『ロックの聖地巡り』みたいなことのほうが私も興味がありますが
というのと
という理由でついて行くのはやめました。
そんな危ない場所に女ひとりで行かせるなんて、なんて酷い男だ!
といった感じの声が聞こえてきそうですが大丈夫。
多分ナンシー本人のほうが人として危ないです。
おしんぽこブルックリンへ
一方で私はBooking.comで一番安かった宿に移動することにしました。
場所はブルックリン地区のKingston Throop駅の近く。
まったく前調べもしませんでしたが、ニューヨークの宿はバカみたいに高いため最安に泊まるしかないのであります。
そして移動した初日に後悔するのです。
Central Park-セントラルパーク
マンハッタンのど真ん中にあるでっかい公園です。
超大都会の中にあるので尋常じゃない人工物感は否めませんが、自然は自然。
天気が良ければお散歩するも良し、ゴロゴロするのも良いでしょう。
公園内には観光地もたくさん。
- アメリカ自然史博物館
- セントラルパーク動物園
- コンサバトリー・ガーデン
- ベルヴェデーレ城
などなど。
Dakota house-ダコタハウス
私はBeatlesが大好きで特にジョン・レノンが好きなんですが、このダコタハウスはジョン・レノンとオノ・ヨーコが暮らしていた場所です。
そしてジョンが射殺された場所でもあります。
とてもミーハーかもしれませんが、建物の目の前の歩道や実際にジョンが撃たれたマンションの入り口に行くだけで、自分が何度も何度も聴いて来た音楽を作った人が住んでいたと思うと感動で自然と体が震えました。
Strawberry Fields –ストロベリーフィールズ
上記のダコタハウスの目の前の道路を挟んで公園側の真向かいにあります。
ここはジョンの死後、ジョンの嫁オノ・ヨーコが遺灰を撒いた場所でその記念碑があります。
ここはジョンがよく遊びに行っていたイギリスのリバプールにある孤児院(Strawberry Field)の名前にちなんで名付けられました。
これがそれ▼
▼そしてこれがビートルズの曲「Strawberry Fields Forever」
ビートルズの曲の中でもジョンの曲が好きな私はもちろんこの曲も好きです。
汚い格好をしたホームをレスしてる系男子が近くでビートルズの曲を延々と歌っていましたが、かなりの量のチップを稼いでいるのを確認しました。
中にはポンドやユーロも入っていたのでヨーロッパからの旅行者もたくさん来ているようです。
スポンサーリンク
Top Of The Rock-トップオブザロック
ニューヨークは夜景も有名。
街を一望するならロックフェラーセンターに行きましょう。
その頂上がTop Of The Rock(トップオブザロック)です。
チケットは32ドルでした。
入場制限もありめっちゃめちゃ並んだので、オンラインで予約購入したほうがいいと思います。
これはかなりヤバイです。
なにがヤバイってこんなとんでもない夜景を見れる場所に1人で来ていますから。
夜景の方の写真、こちらは私が愛して止まないイギリスのロックバンドOasisのアルバムジャケットにもなっている場所です。
Standing on the Shoulder of Giants [12 inch Analog]
Ground Zero – グラウンドゼロ(世界貿易センタービル跡地)
私が生きている時代の最大であり最悪の事件『9.11アメリカ同時多発テロ』
多数の死者を出した場所で観光というのも非常に不謹慎な話ではありますが、私がとても見に行ってみたかった場所がここ世界貿易センタービル跡地。
実はニューヨーク旅行を9月に選んだのも9.11の日にここに来たかったからであります。
そして2014年9月11日、私は地下鉄のフルトンストリート駅で降り到着しました。
物凄い数の人が追悼に訪れています。
私はその人混みと葬式のような雰囲気に圧倒されしばらく動けませんでした。
2001年9月11日、私は中学生でしたがテレビでその映像を見た事を今でも鮮明に覚えています。
そして後日、担任の先生がまるで世界が終わるかのような話をして、ニューヨークが世界的にどれだけ重要な場所なのかを教えてくれました。
もちろんあの事件で失った身内などいないし、人生が大きく変わったわけでもありません。
私にとってはそのまま13年が経っただけなのでここに来て哀しみを覚えることは一切ありませんが、多くの死者を出して大きく歴史が変わった、世界の中心かも知れないこの場所に大人になって来ることができたことは、間違いなく私の人生を変えたんじゃないかと思いました。
それくらい重要な観光でした。
前回▼
次回▼