機内食で
って聞かれるじゃないですか?
ロンドンへ向かう飛行機の中で
って聞かれたのはエティハド航空。
そのエティハド航空で快適な空の旅を過ごしたあと、私はついに人生初のヨーロッパの国イギリスに到着したのであります。
今回はイギリス入国の話。
前回▼
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CONTENTS
入国審査がめっちゃ厳しいという噂
イギリスを始めとするその他英語圏は入国審査が非常に厳しいです。
不法滞在や不法労働を疑われた場合は強制送還もあり得るほど…。
カナダのワーホリ中に知り合ったナオミさんと言う人はイギリス人の彼氏がいて、しょっちゅうイギリスに行っているらしいのですが
と言うくらいの厳しさらしいのです。
前回▼
▼こちらに入国審査について詳しく書いているので,イギリスに行く人は読んだ方がいいです。
私がやったイギリス入国へ向けての対策
▼これは世界一厳しい?イギリス入国審査へ向けての対策案13個徹底解説より抜粋したもの
やる事や用意するもの
- 出国チケットを用意しておく
- 旅行のプランをガッチガチに説明出来るようにしておく
- みすぼらしい格好をせず綺麗にしとく
- 残高証明を用意する
- 結婚を前提とした恋人が日本にいる設定
- まともな仕事が日本にある設定
意外にやっちゃダメなこと、言わない方が良いこと
- いらんことをベラベラ喋らない
- めっちゃ英語ペラペラ
- バックパッカーアピール
- 友達に会いにきた
- フリーランスです(ドヤ顔)
- 短期間での出入国
上からできることだけはやりました。
出国チケット
私はロンドンまでの片道のチケットしか持っていなかったので『出国チケット』が必要になります。
しかしテキトーに買ってそれを捨てるのもなんかもったいないと思い『ひょっとしたら使うかも航空券』を買ったのであります。
便はイギリス入国から18日後の『ロンドン▶︎ミラノ 6000円』
イギリスでの滞在期間は18日間あることになるので、これならイギリス観光も終わるかもしれないし、逆に終わらずに飛行機に乗れなかったとしてもギリ諦めがつく値段かなと判断しました。
ではなぜイタリアにしたのか?
これで航空券はOKであります。
予定を立てる
18日間の予定という設定で入国審査に挑むので、綿密に計画を練離ました。
そして考えに考えた結果は…
これで計画もバッチリです。
※本当はここでしっかりイメージしておかないと、実際に聞かれた時にえらいことになり兼ねません
残高証明
これは本来ビザの申請などで必要になる書類なのですが、実は手数料も時間もかかります。
「ただの入国審査のためにこんなもん発行したくないなあ」と思った私はイギリス入国のプロ・ナオミさんのように
という感じに決まりました。
しかし!
実際は聞かれなかったのでよかったのですが、入国時はSIMも用意していないしネットがないため、もし空港Wi-Fiが使い物にならなかった場合はこの作戦は失敗に終わっていたのです。
あとは空港での私のトークにかかっているので残すは
というやつのみであります。
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まともな服を着る
私はどうやったら入国拒否されないか考えました。
まず念頭におくべきは不法労働・不法滞在を疑われないようにすること!
ということでみすぼらしい、汚い格好をやめるところから始めました。
私がバックパッカーになる前のバンドマン時代、それはもうキチガイのように服を買いあさっておりましたが、旅に出て気づいたのです。
海外生活をしはじめると誰も人のファッションなど気にしていないのであります。
むしろ変にこだわってキメキメの方が逆にダサいんじゃないかと思うほど。
断言できます。
日本にいる日本人が世界一オシャレです。
そんな海外の感覚に慣れてしまったダサい私が海外で着ていた服はどんなものだったのか,いくつか紹介します。
まずアジア編の私は毎日同じ格好でした。
常に緑の短パンにヨレヨレTシャツであります。
そしてこれはリアルおしんぽこの貴重写真
そしてカナダ編で着ていた服は…$7で購入した「バナナなんじゃないかな?」ってくらい鮮やかな黄色のジャケットであります。
脇のところは激しく破れていて、中の綿みたいなヤツがはみ出ていました。
私が持っていた服は以上です。
こんなんじゃ完全に不法滞在者!
入国できない!
ということでカナダから帰国してイギリスへ向かうまでの日本にいる間に
『おしんぽこVSイギリス入国審査』
をテーマに服を買いました。
場所は横浜駅の某服屋。
2年ぶりくらいにまともな値段のまともな服を買うことになるのでめっちゃめちゃ緊張であります。
ごら〜んくださいませぇ〜
まともな服探してるんですけど
やたらとジャケットをおしてくる店員さんの言う通りに、シャツ、ニット、ジャケット、そして靴まで選んでもらって全部着てみました。
するとどうでしょう!
思っていた100倍似合わないのです!
とってもお似合いですよ〜(笑)
しかし慣れとは怖いものでしばらくすると店員さんの言う通り似合っているように見えてきたのであります。
これで入国間違いなし
結局靴以外の3点を購入したのでした。
またお願いしま〜す
そして時は経ちロンドンに到着!
ついに入国審査であります!
ドキドキのイギリス入国審査
ロンドン・ヒースロー空港に到着しました。
人の流れに乗り、ドキドキしながらイミグレーションの列に並びます。
あとは運次第!
と何かの試合にでも臨むような緊張感です。
しかしここでとんでもない事に気づいてしまったのであります。
ない…
激シブジャケットが…ない…
ジャケットが…ない…
ジャケットが…
ない…
これは成田でチェックインする前
久しぶりに1万円以上するまともな服を買った私は「大事にしたい」という気持ちから預け荷物の中に入れていたのです。
そして預け荷物の受け取りはもちろん入国審査の後です。
イギリスの入国審査官にみすぼらしいヤツだと思われないためにわざわざ買った激シブジャケットだったのに、これでは何の意味もありません。
私はアホだ!
どうしたらアホ治るんだ!
しょうがないので成田の時点で着ていた『全然シブくないグレーのパーカー』のまま入国審査が始まりました。
はいどうぞ…
いや何語?
1年間のカナダのワーホリで英語を覚えた私ははじめて聞くリアルなイギリス英語を一切聞き取れません。
しかもこのために着る予定だったゲキシブが無いのでもうまったく元気なしです。
何ですか?
ホリデー!ホリデー!
スタンプドン!
え?
終わり?
結局あれだけ頭を悩ませた厳しいと噂のイギリス入国審査ですが、質問一個で終わったのでした。
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