バックパッカー

【旅行記36】マレー鉄道で一気にバンコクへ!快適寝台列車で死にかけた【マレーシア9】

群馬の神・グンマさん2日間ペナンを歩き回り、バンコクで再会を誓いました。

そして楽しかったペナン島を去り,これからバックパッカーの聖地・バンコクへ向かいます。

前回↓

【旅行記35】セブ島以来の日本人、群馬の神とペナン探検【マレーシア8】ジョージタウンのアート探し遊びは失敗に終わりましたが、私の中ではなかなか楽しかったのでOKです。 時間はもう昼過ぎなので、エア...

 

どうしてこうなった!?

Butterworth – バタワースで2時間潰す

ゲジマユカナディアン

[ペナンからフェリーでマレーシア本島へ]

ここはペナンからフェリーで来てすぐの何もない田舎街バタワース

フェリーを降りてすぐのところにマレー鉄道の駅があります。

シンガポールからここまでバスだけで来たんですが、

おしんぽこ
おしんぽこ
1回くらい電車移動してみたいな!

という思いから、バンコクまでは電車で行ってみる事にしました。

駅に行くと、そこはバックパッカーだらけ!

おしんぽこ
おしんぽこ
フェリーでは私しかバックパッカーいなかったのに、みなさんどちらからおいでですか?

チケット売り場も大行列であります。

私の番まであとひとりという所でで、私の前のゲジ眉のやつが綺麗な発音の英語で受付と揉めております。

どうやら寝台列車の上の席と下の席で値段が違う(8RM220円の差)事に対して文句を言っているようです。

おしんぽこ
おしんぽこ
8RMくらいいいやないか

はよせえ

と思っていると、ゲジ眉はこっちを振り返り、そのハンパじゃない毛量の眉毛を上下にピクピクさせながら

ゲジ眉
ゲジ眉
困ったもんだぜまったく

みたいな顔をしています。

おしんぽこ
おしんぽこ
いやお前や

そして私の番が来ました。

おしんぽこ
おしんぽこ
Lower(下の席でちょっとだけ高い方)でお願いしまっす!
駅員おじさん
駅員おじさん
あっ悪りぃさっきのやつでLower売り切れたよ。Upper

おしんぽこ
おしんぽこ
何い⁉︎

ゲジ眉はニヤニヤしながら私を見て言います。

ゲジ眉
ゲジ眉
Sorry man

おしんぽこ
おしんぽこ
うわっ!ムカつくやつやな!

バックパックにカナダの国旗🇨🇦が刺繍されているので

ゲジ眉カナディアンと名付けました

チケットを購入しひと安心ですが、まだ出発まで2時間以上あります。

その場の地面で寝る欧米人バックパッカー、何でもないそこらへんの木とか車の写真を撮る中国人おばちゃん、バックパックのブランドについて熱く語る日本人大学生風のバックパッカーなど、たくさんの旅行者が一同に集まるこの駅は、マジで全くもって何もする事がありません。

とりあえず飲みものを買って日陰で飲んでいると、先ほどのゲジ眉が話しかけて来ました。

ゲジ眉
ゲジ眉
キミ日本人?チケットごめんね~ひゃっはっは!

おしんぽこ
おしんぽこ
ああ?別にいいっすよ何でも

ゲジ眉
ゲジ眉
キミはトラベラーなの?

俺はねカナダのモントリオールからクアラルンプールに降り立って、今バンコクに向かってんだよ。

それはもう壮絶な旅でねペラペラ

おしんぽこ
おしんぽこ
そうなんだ。クアラルンプールからバターワースまでが壮絶な旅だったの?

ゲジ眉
ゲジ眉
そうだぜ~?お腹は壊すし、タクシーの運転なんか遠回りしてぼったくろうとペラペラ

おしんぽこ
おしんぽこ
(こいつさては私以上のチキンだな?というかバックパック新品だし始めたてなのかな?)

今日マレーシアに来て何日目なの?

ゲジ眉
ゲジ眉
Third day man?

(3日目だけど?)


ヤバい!たった3日間の出来事の話を聞かされようとしている!

しかもクアラルンプールからバターワースまでで3日だとほぼただの移動!

小学校1年生くらいの子供が学校で起きた事をオチもなくただただ話し続けるのを聞かされるようなもの!

絶対に面白くないぞこれ!


おしんぽこ
おしんぽこ
私、ランチ食べに行くので、またね!

ゲジ眉
ゲジ眉
Hey Hey! 旅は出会いだ!話しようぜ man

おしんぽこ
おしんぽこ
め~ん?(man)て言うなよ!
[本物の写真ありました]

ローカル過ぎるとこで食事

私はウザすぎるゲジ眉カナディアンから立ち去り、

2時間という膨大な時間を潰すためにローカルバスに20分くらい乗って、テキトーなところで降りてみました。

するとそこは

右サイドジャングル、左サイド住宅地

という、旅行者が絶対に来ないような場所に来てしまいました。

結構人が歩いているんですが、

住民
住民
えっ?こいつ何人?何しに来たん?

みたいな顔でジロジロ見られます。

そこらへんの英語の通じないおじさんに

お腹空いてますジェスチャー

を見せてみると、

おじさんは笑顔で謎の食堂に連れていってくれました。

おしんぽこ
おしんぽこ
え?隕石でも落ちた?

てぐらいズタボロで半壊のコンクリートの場所で大勢の現地民の人達が食事をしています。

私はその親切なおじさんと供に座り、メニューないのでおじさん任せで注文しました。

出て来たのは謎の肉入りカレーと米。

おしんぽこ
おしんぽこ
あれ?

手裏剣でも食ってんのかな?

てぐらい痛みを感じるほどの辛さのマレーシアカレーを完食し、おじさんの分も払おうとしたのですが、

マジで全く英語が通じません。

結局自分の分だけ払って、おじさんは何も払う事なく私と共に外に出ました。(もともと外だけど)

そして駅に戻るバスが来たので乗り込むんですが、最後までなぜか見送りしてくれるおじさん。

そしてバスの窓の外から

手を合わせごちそう様ポーズ。

ん?

これはもしや….

おしんぽこ
おしんぽこ
はっ!もしかして言われた値段に最初からおじさんの分も入っていたのか⁉︎

おじさん
おじさん
ニヤリ

丸一日寝台列車の旅

あっさり出国あっさり入国

駅に戻ると出発30分前。

ゲジ眉は相変わらず人に話しかけ、ウザがられています。

ゲジ眉
ゲジ眉
め〜ん?

そしてついに乗車!

私の席は向かって右側、私とタイ人家族の息子と思われる15歳くらいの少年、左サイドには母と小さい子供です。

これからこの電車に20時間乗ります。

ギャーギャー騒ぐやつもいないし、変なニオイもしないし、iPhoneも充電出来るので快適っちゃ快適なんですが、エアコンが効き過ぎてて少し寒いんです。

台湾で長袖という長袖を捨ててしまったので、

【旅行記13】20kgヘビー級のバックパックを断捨離!7kgになる【台湾⑤】無愛想パンク女・ナンシーと知り合い、ついに快適な日本人宿にチェックインしました。 一晩あけ、台湾3日目が始まります。 前回の...

 

羽織るものをひとつも持っていません。

でもまあ耐えられない事もないレベルなので、Tシャツに手足全部を入れた状態でなんとか凌ぎました。

笑われても気にしませんよ!寒いんだから!

数時間後電車は止まり、全員一斉に出・入国審査です。

外は逆に灼熱でこれはこれでキツいです。

なんでみんな

なんともないよ?

みたいな顔をしてるんだろう?

暑いだの寒いだの私がわがままなだけでしょうか?

と考えている間にあっさりとタイに入国しました。

 

本気出せばなんでも出来るOSMシステム作動!

9時ごろになると乗務員がテーブルや椅子を畳んだり広げたりして、なんとそれがベッドに大変身するのであります。

おしんぽこ
おしんぽこ
かっけ~!

夜になっても蒸し暑い東南アジア。

エアコンはずっと同じ勢いで音を立てて送風しまくりです。

昼間はのスタイルでなんとか耐えることが出来ました。

しかし夜は違います!

この私本当に命の危険を感じました!

私は上の寝台で、エアコンがモロにかかる場所だったので、カーテンがあると言えど、ダイレクトに冷風を浴び続けるのです。

防寒出来る物といえば付属のペラッペラのシーツと、たわしのような肌触りのゴワゴワバスタオルのみ。

こんなもん全く意味ありません!

 

時間が経つと、もう私の全身の皮膚で体温を保っている場所など無く、完全に冷え固まってしまっているのです。

 

おしんぽこ
おしんぽこ
これはほんとにヤバいかもしれ

。。。。

。。。。

。。。。。。。

。。。。。。。。

おしんぽこ
おしんぽこ
はっ!!

私はこんな所でくたばるわけにはいかない!

明日も生きなければならない!

なぜならバックパッカーだからだ!

もうここまできたら極限状態。

命さえ助かれば、見た目、寝心地、Tシャツの伸び具合など取るに足らない小事。

ついに私は禁じられた秘技

OSMシステムを作動する事を決意!

Oshinpoko Sleeping in Malayan railways

  1. まずは下に引かれたマットを立てかけ冷風を防御
  2. さらに枕で固定,それをバックパックで固定
  3. ありったけのTシャツを着て、胸板厚い人みたいな状態になる
  4. 一番下のTシャツをフードにする
  5. 下にも残ったTシャツを履く
  6. いつか使うかも?と1足だけとっておいた靴下を履く

この状態からゴワゴワバスタオルとペラッペラシーツでミノムシ状態になり、最後にバックパックを枕にして朝を待ちました。


寒すぎて全然寝付けなかった私は、乗務員に起こされてやっと目を覚ました。

乗務員
乗務員
お前、なんちゅうかっこしてんだよニヤニヤ
おしんぽこ
おしんぽこ
朝ですか

よかった生きてたほんとに良かった

もうすでに私以外のほぼ全部の乗客の寝台は畳まれて、またテーブルと椅子の状態に戻っていました。

私が余りにも起きてこないため、乗務員は待ちきれず私の寝台のカーテンを全開にし、起こしに来たのですが、

そう私はOSMシステムを作動させたまま寝ていたので、大変お恥ずかしい思いをしたのは言うまでもありません。

さよならマレーシア

バンコクに近づくにつれて、少しずつ風景が変わって来ました。

タイとマレーシア、経済的な所はどっちがどうとかは詳しくは知りませんが

マレーシア側と違うのは、タイはゴミや野良犬やぼろぼろの家が圧倒的に多い事。

“治安悪そうだなぁ””怖いなぁ”という気持ちよりも、

“どんな所なんだろう”という気持ちが強かったです。

植民地支配時代に東南アジアで唯一独立を守り抜いた王国。

これまでの国とひと味違う事は明らかです。

車内の寒さでの尋常じゃないほどの頭痛

おしんぽこ
おしんぽこ
マレーシアからのお土産!

と言い聞かせて、ついにバンコクホワランポーン駅に到着です。

おしんぽこ
おしんぽこ
長袖買うぞ!

マレーシア編おしまい


次回↓

【旅行記37】バックパッカーの聖地カオサンロードを目指す!【タイ1】マレーシアのバターワースから、とんでもない寒さで命の危険を感じながらマレー鉄道に20時間乗り、ついに5カ国目タイに到着しました。 バン...
読んでくれてありがとう

 

おじさん
おじさん
今回の話は面白かった?

もうひと記事読んでいきなよ

おしんぽこ
おしんぽこ
…誰!?
RELATED POST