マレーシアのバタワースという国境の町で知り合ったゲジ眉カナディアンと共にカオサンロードに到着。
苦手ながらも行動を共にしていましたが、次の日に我慢の限界を迎え私は彼から逃亡しました。
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2日間無になるバックパッカー
気づいたらものすごい大移動をしていた私
ゲジ眉から逃亡して到着したのはカオサンロードの2本北側の通りにあるHello Hostel。
入り口に美味しいアイスコーヒーの屋台があったことと、朝からチェックインしてもOKという理由でそこに宿泊することに決めました。
[9月20日]
セブで知り合ったサラ髪君とパツ子ちゃんは22日にバンコクに到着するとのこと。
彼らとの再会のために急いで到着したバンコクですが、よく考えてみたらものすごいスピードで移動していることに気付きました。
バギオ→クラーク→台湾→クラーク→セブ→マニラ→シンガポール→マラッカ→クアラルンプール→ペナン→バンコク
約1ヶ月でこの移動をしています。
サラ髪君カップルがバンコクに到着するのは2日後なのでここらへんで一旦休もうと決めたのであります。
この2日間の出来事
堕落したサイコーに幸せな時間を過ごしました。
以上であります。
この生活はおそらくアジアのバックパッカーあるあるで、一度このぬるい生活に慣れてしまうとなかなか抜け出せない恐ろしいものです。
その理由は
- 宿代がめちゃめちゃ安い
- ご飯がめちゃめちゃ安い
- 生活に必要なものはなんでもある
- 宗教的に酒がいつでもどこでも買えるしかも安い
- 人が多いので暇しないし楽しい
特にこの時は2013年で1バーツ=2.6円だったのでそれはもうとんでもない安さだったんです。
例えばある1日の支出は
朝コーヒー 30バーツ
昼ごはん 40バーツ
夜ご飯 40バーツ
宿代1泊 150バーツ
ビール3本 120バーツ
合計 380バーツ
1バーツ2.6円だと、なんと988円なんです!
ビールも飲んで!
なので本当にお金が減っていかないので全くプレッシャーを感じないのです。
なので私はこの2日間はだらけにだらけ、それはもう溶けてなくなるんじゃないかというほどにだらけてやりました。
そしてふと気づいたのは2日後の9月23日。
バックパッカーやろ~っと!
カップルと再会
感動の再会はほんとに感動する

一口に再会するといってもその人との関係性や時間、距離などで大きく変わるものであります。
近くに住んでいるそんなに仲良くなかった人と久しぶりに会ってもたいした感動はありません。
しかし違う国で仲良くなった人とまた違う国で会うというものは不思議と感極まるものがあります。
なんとも言えない嬉しさと『よくお互い生きてここまで来ることができたね!』という達成感からとにかく大感動なのです。

セブ島で知り合い丸一日遊んだだけの彼らですが、それからの約2週間はお互い全く違う場所で全く違うことをしていました。
再会したのはカオサンロードのバーガーキング。
そして夜はレストランで食事しながら「あれ?台本でもあったっけ?」というほどとにかく喋り続けました。
アユタヤ?なにそれ?
サラ髪カップルと再会して
という話になりました。
いろんな案が出ましたが、バックパッカーであるはずのこの私は観光地や旅行先の知識、情報が全く無いので彼ら2人に完全に任せることにしました。
バンコクから近いしいいと思うよ~!
アユタヤが何の名前なのかも全く分からず乗っかる私でした。
※アユタヤとは日本でいう県みたいなもの。13世紀にミャンマーから攻撃を受けるまで存在した、タイの中心となる大都市の名残りがある場所をアユタヤ遺跡と言い、我々はそこに向かおうとしています。
現在はユネスコ世界遺産のひとつ。
ここバンコクは東南アジア旅行の拠点となる場所です。
- とりあえずバンコクに行こう
- 一旦バンコクに戻ろう
- バンコクからならバス出てる
どこへ行くにも必ず訪れる町であります。
特にここカオサンロードには旅行者が多いので、必然とたくさんの情報とサービスが集まります。
ミーティングの結果
次の日の朝からアユタヤに行き一泊
一度バンコクに戻って次はカンボジアに行く
という計画になりました。
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バックパッカーの独特の感覚
大雨でも楽しい
私がタイなどの東南アジアにいた時期はバックパッカー旅行を始めた最初の方で、なにもかもが新鮮でちょっとした何でもないことも全力で楽しんでいました。
の日夜に大雨が降り、普通なら
と気分が滅入るはずなのですが、アジアの地で気分が高揚して死ぬほど解放的になっている私はその雨で『それはもうわざとやん!』というほどビッショビショになりながら宿に戻ったのです。
はたから見ればマジで気の狂ったガリガリロン毛に見えたことでしょう。
しかしここはカオサンロード。
解放的になり気分が高揚している旅行者は私だけではないのであります。
私たちバックパッカー!
と皆が共通の感覚で、ただの雨でさえも旅行の大事な記憶のひとつになるのです。
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