セブ島で知り合ったサラ髪君とパツ子ちゃんとバンコクで再会。
現在地はバンコクのカオサンロード。
そしてアユタヤとカンボジア旅行に3人で行くことになりました。
前回▼

スポンサーリンク
テンションMaxで1日がスタート
バンコクから電車で2時間アユタヤ到着
早朝カオサンロードのバーガーキング前で集合した我々は、タクシーでホワランポーン駅に向かいました。
ゲジ眉と1時間かけて歩いた道のりをたった15分ですんなり到着。
アユタヤ行きのチケットを購入してすぐに電車に乗りました。
私はマレーシアからバンコクに向かう電車の中で寒さで一度死にかけているので、今回はカオサンロードで値切りまくって購入したパーカーを忍ばせてきました。
しかし今回の電車はもうすでにココが世界遺産なんじゃないかってくらいボロボロの古びた電車だったのでもちろんエアコンなどありませんでした。
そして寒さなど感じる暇もなく2時間後アユタヤ駅に到着したのです。
宿選びをミスった
泊まる場所は何も予約していなかった我々ですが
と、たいして調べもせず駅を出てすぐのホテルに泊まることにしました。
しかしなんとなくそこを選んだことが地獄の始まりだったのです。
アユタヤの地形はこうなっていて
我々は何の情報もないまま駅を出てすぐの川の外側に拠点を置いてしまったのです。
本来ならばボートに乗って中心地まで行けるはずだったのですが、この日は前日の大雨で水かさが増していたので、かなり遠回りして自力で橋を渡るしかなかったのです。

チャリ選びをミスった
レンタルバイクを提案しましたが
と相変わらず前髪がまっすぐ過ぎるパツ子ちゃんに却下され、ホテルのレンタル自転車を借りることになりました。
普通こういうところってだいたい同じ自転車が沢山置いてますよね?
しかしここはたったの5台のみ。
しかも
というほどバラエティに富んだ品揃えで、どれを選ぶかで快適さが左右すると推測しました。
サラ髪君とパツ子ちゃんも考えは同じ。
仲間といえどチャリ選びに関しては敵同士です。
その中でも2台はお話にならないクオリティだったので、ちょうど人数分の3台に絞られました。
1号車
1番人気
『中学登校用!ギア付き普通タイプ(日本の防犯登録付)』
日本製で中学生がよく乗っているような感じのやつ

2号車
2番人気
『奥様御用達、スーパーへ買い物に行くママチャリタイプ』
おそらく日本製。商店街でよく見るようなタイプ。

3号車
3番人気
『産地不明!フランス映画に出てきそうなタイプ』
デザインはかなりカッコいいのですが、いろいろと難あり

3人の中でサラ髪だけ1つ年下、パツ子ちゃんだけ女性。
しかしこういうときは皆手加減はありません。
どうしても中学登校タイプを手にいれたい!
というかフランス映画以外ならどっちでもいい!!
ジャンケン1回勝負!!

1位サラ髪くん
2位おしんぽこ
3位パツ子ちゃん
という順番で見事私は2号車のママチャリを獲得することができました!
と喜んだのも束の間。
錆びてサドルの高さの調節が出来ない3号車に背の低いパツ子は乗ることができず、結局
1号車サラ髪くん


2号車パツ子


3号車おしんぽこ


という結果になりました。
これがアユタヤ!広すぎる!
もうすでに体力は限界
さっそくチャリにまたがりアユタヤ遺跡へ出発です。
しかしアジアの舗装の甘いガタガタの道路と、尋常じゃないほどの排気ガス、さらには
というくらいしんどいトレーニングをさせられているような坂登り。
20分ほど自転車をこぎ続け、汗だくでなんとか遺跡まで到着することができました。
しかし3人とももはや体力の限界。
何も観ることなくカフェで休むのでした。
思っていたより凄かった

アユタヤで一番有名な遺跡らしいワットマハタート
17世紀のミャンマー軍との戦争で、アユタヤの街を破壊する時に仏教の効力を奪うために仏像の頭部を切り落としまくったのです。
こちらはリアルサラ髪君

手がずれてますね。
そしてリアルおしんぽこ

スト2のサガットのホームグラウンドのモデルになった場所。
普通のツアー旅行者
昔タイの中心都市だったというだけあって、その広さはかなりのもの。
チャリンコで全部見てまわるのはかなりしんどいです。
ましてや私のフランス映画チャリだけギアなし!
ただの地獄です。
4つ〜5つ見てまわってだいぶ飽き勉強になったところで日陰で休んでいると
あっつ〜
あれ?ここ電波弱い?
と日本人のツアーのバスからゾロゾロと汗ひとつかいていない旅行客が現れたのです。
バックパックに最低限の荷物を入れてひたすら自分の足で歩きまわる我々『バックパッカー』に対し、金に物を言わせスーツケースにあれもこれも詰め込んで、ツアー、高級リゾートホテル、ガイドなどを多用するスーツケースの旅行者。
俗にいう『スーツケーサー』であります。
2,000バーツのホテルのプールでどうのこうの
日焼け止めがどうのこうの
お土産買うのがどうのこうの
我々小汚い貧乏バックパッカーの中ではまず出てこないような話が繰り広げられております。
どう考えても羨ましすぎるのと、自分たちの惨めさを認めたくない気持ちから自然と否定的な言葉が口から出てしまうのであります。
こうやって自分たちで頑張って見てまわるほうが絶対楽しいよ!
(…いいなあ)
この日の夜パツ子とサラ髪は自分たちの旅行のスタイルで軽くモメるのでした。
スポンサーリンク
観光っていいですね
観光について考える
そもそも旅行って観光地をまわるものだと思うのですが、やっぱりお金がかかります。
それでも数多くの場所を見てみたいという思いから『バックパッカー貧乏旅』のスタイルが出来上がったと私は思うのです。
しかしそこから派生して『観光をしないバックパッカー』が存在します。
観光や名所巡りに興味のない人間が『バックパッカー貧乏旅のスタイル』にだけ興味を持ってしまったパターンです。
そんな私でも、実際にベタな観光地に行ってみると結構楽しいもので、生活の中で大きな充実感を感じることができました。
私がマレーシアで知り合ったグンマさんの観光についての考え方
『知ること興味を持つことが大事だ!』

彼の言葉がズボラすぎる私に大きく響いていて、めんどくさい、金かかる、くだらないなどと言わずちょっとだけ調べてみてちょっとだけ行ってみることが大事だと痛感します。
もともとは名前すら聞いたことのなかったアユタヤ旅行でしたが、私の中では非常に満足度の高い場所となりました。
再びバンコクへ
とにかく暑くてしんどかったアユタヤでしたが、最終的には満足の行く結果となりました。
その日の夜は疲れすぎて爆睡。
日々運動不足の我々は、次の日にとんでもない筋肉痛に襲われました。
お世話になったホテルを出発し、また世界遺産くらいボロい電車でバンコクに戻りました。
アユタヤ&チャオプラヤツアー組むならここ。
印刷不要、スマホからEチケットの表示だけでイケます。
しかも現地に着いてからの申し込みもOK。
間違いなく最安です。

その他タイのオススメはこちら。
前回▼

次回▼
