オーストラリア西海岸の町バンバリーに滞在しています。
今回はバンバリーから簡単に行ける場所へドライブをした話。
前回▼
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Margaret River-マーガレットリバー
バーベキュー
もともと私はこのバンバリーという町に住む予定はなく、マーガレットリバーが当初の目的地でした。
縁あってバンバリーに居ついてしまいましたが「マーガレットリバーってどんな所だろう?」というものが常に頭の片隅にあったのです。
マーガレットリバーはサーフィンとワインで有名な西海岸一の人気観光地でもあります。
ということで私プレゼンツ・マーガレットリバー日帰りの旅を企画したのでした。
メンバーはいつもの人たち。
マーガレットリバー日帰りの旅の流れ
朝から出発
▼
バーベキュー
▼
ビーチで遊ぶ
▼
バンバリーへ帰る
▼マーガレットリバーについてはこちら▼
バンバリーから1時間半ほどで調べていたバーベキューエリアに到着しましたがあいにくバーベキュー台は埋まっていました。
これはやばいです。
肉などを大量に購入しているのにこれではバーベキューが出来ません。
今回は私が言い出したことなのでなんとかしようと思い、すでにお楽しみ中のファミリーに聞いてみました。
皆さんどれくらいここにいます?
バーベキューする所探してんのか?
困ってるんです
どこか知りませんか?
オーストラリアにはいたる所にバーベキューができる場所があります。
ネット検索では出てこない名もないような公園にポツンとバーベキュー台が置かれていたりするので、おじさんに数カ所教えてもらい無事バーベキューを開始することができました。
▼一応こちらでオーストラリアのバーベキューエリアを検索できます
https://www.meatinapark.com.au/
バーベキュー大好き芸人のカズユキが率先して肉を焼きはじめました。
ジュゥゥゥゥゥゥ!
準備も片付けも大変だし衛生的にも微妙だし、協調性や団結力のようなものを少なからず要するため、ハッキリいって私はバーベキューやキャンプのような事はあまり好きではありません。
なんでわざわざ外で焼肉?
家で食べればいいやん
しかし!
やってみるとめっちゃ楽しいんですよ!
バーベキューとは食事がメインなわけではなく、いつもと違うことをやるというところに楽しみを見出すものです。
これ食べて〜
カズユキが謎の真っ赤な肉を焼き上げました。
オーストラリアでは普通にスーパーでカンガルーの肉が売っています。
ん〜…
初めて食べたカンガルー肉は、安くて固くて臭くて美味しくない牛肉の味でした。
Gnarabup Beach-ナラバップビーチ

バーベキューを終えた我々はビーチへ移動しました。
ゴツゴツの岩に囲まれた迫力のあるビーチです。
「天気とノリ次第では海に飛び込むかもしれない」と予想していた我々は各々水着を着用します。
私はシドニーで購入したキ○タマ透け透け海パンを履きました。

しかしこのふたりは…
俺海パン持って来てないや…
バーベキューをしてビーチでのんびりするだけだと思っていたふたりは海パンを持ってきていません。
しかしそういうわけにもいきません。
ビーチから20mほど沖に行った場所にプラスチックのタンクのような物で作られた直径5mくらいの小島を発見し、それはもう『楽しそう度数』が高すぎるのです。
あそこから飛び込もうぜ!
バッシャ〜ン!
楽しい〜!
現地の高校生くらいの3人組と意気投合し、飛び込み大会が始まってしまいました。
普段はあまりはしゃがない私も子供のようにはしゃいでしまっています。
我慢できなかったのでしょう。
スネオとカズユキは普通に履いていたパンツだけで海に入ってしまいました。
- [パンツで海に入るカズユキとスネオ]
せめてトランクスだったら良かったのに、2人ともピッチピチのボクサータイプを着用。
仲間だと思われるのが恥ずかしいほどにモッコリを披露するふたりでした。
男というものは実に単純な生き物で、海に飛び込むだけという遊びで盛り上がれるのであります。
シンを捕まえるぞ!
1 2 3…
そりゃ!
ザッブーン!!
昔から痩せていて軽い私はこういう時は絶対投げられます。
▼動画の00:32〜
日が暮れる前には切り上げて帰る準備。
マーガレットリバーの町の中心部まで行きスーパーに寄ってから帰る事にしました。
人口が5.5万人のバンバリーに対してここマーガレットリバーは1/10の6000人しかいません。
どこが町の中心地だったんだろうと思うほどに閑散としています。
恐らく今のような稼げる仕事にありつくことができずくすぶっていたはず。
こうやって遊んだりもできなかったのではないかと思うとつくづくバンバリーに住んで良かったと思いました。
Drive to Fremantle-フリーマントル

オーストラリア西海岸で最も歴史のある町フリーマントルへ行くことになりました。
イギリス人による開拓の歴史が多く残る港町フリーマントルですが、我々の目的はマーケットへ行って買い物をしたり軽めに街歩きをする程度。

ドライブの楽しさはどこに行くかよりも車内での空気が重要です。
目的地で遊ぶ時間よりも運転している時間のほうが長くなる場合、メインイベントは車内だといっても過言ではありません。
- 酒に頼れない
- 密室なので離脱できない
このふたつの縛りの中でどれだけ楽しめるかがポイントとなってきます。
車内の空気が悪くならないための3箇条
運転手
- 安全運転
- イライラした感じを見せない
- エアコンや音楽等の同乗者への配慮
同乗者
- 運転手への感謝とリスペクト
- iPhoneを見続けて黙らない、寝ない
- なるべく楽しそうにする
両者が各々の3箇条を守るだけでドライブは楽しいものになります。
1号車運転手カズユキの車について行きます。
2号車の運転手である私の車内は先日ギターを購入した時のメンバー、どうぶつくんとチバギャルです。

この日も大変盛り上がっております。
2号車は上記の3箇条は完璧だったと言えるでしょう。
しかし問題は1号車。
高速道路を運転中、石川ちゃんから電話がかかってきました。
ちょっと私運転してるからチバギャルに代わるね
アガってる?
アガってるぅ〜⁉︎
Yeah Yeah!
…え?はいはい
私じゃ話になんないから代わってだって
こっちヤバいんだけど…
カズユキは黙って運転してるし
たまに舌打ちするし…
スネオはイヤフォンして目閉じてる
バンバリー出発してからまったく会話なくてさ…
この空気耐えらんないよぉ〜
先日のマーガレットリバーへのドライブは終始楽しいものだったのになぜか今回は様子がおかしいようです。
車のメンバーチェンジをすれば解決する問題なのかもしれませんが、いかんせん我々が走っているのは高速道路なのでそういうわけにもいきません。
みんな同じくらい仲が良いと思っていたので疲れてんだろうとこの時は軽く考えていました。
フリーマントルへ到着です。
▼フリマントルに関してはこちら

マーケットで買い物をしたり港でフィッシュ&チップスを食べながらビールを飲んだりとなかなか楽しい時間を過ごすことができました。
19世紀イギリス人による開拓の時代の古い街並みが各所に残っていて他の町とは一線を画す個性的な町であります。
ある程度楽しんだあとはいきなり大雨が降ってきました。
止む気配もなく、一同はバンバリーへ帰りたい雰囲気を醸し出しています。
本当は刑務所跡や博物館などに行きたかったのですが、特に触れることなく帰ることにしました。
往路で感じた1号車の違和感もありメンバーチェンジ。
帰り道ではそれほど険悪な雰囲気は感じませんでした。
いつもそうですが、どこかへ遠出してバンバリーへ帰ってくるととても安心します。
この圧倒的な地元感はハッキリ言って私の九州のリアル地元以上であります。
もし私がアナザースカイへ出演するなら間違いなくこのバンバリーをロケ地にするでしょう。
そして帰ってくると毎回思うのがバンバリー自体が綺麗な町だからわざわざどこかへ行く必要もないということ。
遊ぶ場所も海も自然もそして仕事もすべてこの街だけで完結する、ほどよく田舎でちょうど良い絶妙な町バンバリーを私は心から愛しています。
私をそうさせたのもはやっぱりここで出会った人たちのおかげです。
しかしその絆とも運命共同体ともいえるほどの我々の仲の良さに、次回からガッツリ亀裂が入るのでした。
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