オーストラリア

【旅行記180】バックパッカーの私は工場内も旅をする【オーストラリア36】

彼女のシズちゃんと別れてしまい目的を失ったように感じましたが、それでも私は行かなければなりません。

そう!
ミートファクトリーです!

わざわざ西海岸まで来て車も買っちゃって、セカンドビザ取得に片足どころか腰までどっぷり突っ込んでしまっています。

今回はあの汚物ジョブの続きの話。

汚物ジョブの話▼

【旅行記177】汚物まみれ?汚すぎるミートファクトリーの仕事【オーストラリア33】西オーストラリア州のバンバリーに住んでいます。 セカンドビザ取得のためにミートファクトリーのお仕事が始まりました。 ...

前回▼

【旅行記179】バックパッカーの失恋その先にあったものとは【オーストラリア35】彼女であるシズちゃんとスタートしたオーストラリアのワーホリ。 しかし些細なことから彼女にふられた私。 その続きの話と私が考え...

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たらいまわし

旅行記177】で気づいたことがあります。

血まみれパワフルジョブ

内臓ポジション

うんこ部屋

胃袋ルーム

たった1ヵ月のうちに4カ所もの仕事場を経験しています。

そして白ヒゲスーパーバイザーが現れて

スーパーバイザー
スーパーバイザー
移動だ
ちょっとこっちに来て

と私をまた連れ出すのです。

たらいまわしにされとる!

胃袋ルームなどの汚い仕事なんかもちろんやりたくないので移動は喜ばしいことなのですが、こうやってしょっちゅうポジションを変えられることデメリットだらけなのです。

まず毎回イチから仕事を覚えなければならないこと。

当たり前ですがやったことが無いので近くのその持ち場のプロに聞くわけです。

しかしその人たちももちろんいつもの作業中なので、かなりピリついています。

なぜならこの工場が1日に殺す羊の数は3000頭。

レーンのスピードは6秒に1頭なのでどこもかなり忙しい。

次に必要とされていない感がすごいこと。

ほとんどの人は入社時からひとつのポジションを任され、その持ち場のスペシャリストになります。

少なからず各々の仕事に責任感とプライドを持ち日々の仕事をこなすのです。

しかし私の場合はいつも「空いている所」に配属されては数日で移動になるので、いてもいなくても良さそうなことをやらされるのです。

おしんぽこ
おしんぽこ
これっていわゆる首の皮一枚状態なのかな?

と常に不安感を抱えています。

そしてたらいまわしにされることで1番のストレスが出勤時間です。

生きている羊が肉になるまでの工程で100人以上が関わっています。

吊られた羊が図の1番の場所から7番の場所にゆっくりと流れて行って、自分の持ち場に流れてきた肉に自分の仕事を施す流れ作業です。

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