タイ・ラオス編で出来た私の彼女のシズちゃんがシドニーにワーホリで来るということで、3話(151,152,153)にわたって2人で住むための部屋探しをしましたが、結局クソハウスに住むことになってしまいました。
しかしワーホリは1年という期限付きビザなので、そんなしょうもないことで頭を悩ませるのは時間とメンタルの無駄遣いであります。
今回は私とワーホリ初挑戦のシズちゃんのシドニーでの生活準備の話。
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CONTENTS
TFN(Tax File Number) – タックスファイルナンバー
TFN(Tax File Number)タックスファイルナンバーとはオーストラリアの納税者番号の事です。
TFNの取得はワーホリで生活をする上で最重要であり最優先すべきであります。
これが無いといくらワーホリだからといってもちゃんとした会社や雇用元では働くことができません。
現金手渡し系の怪しい職場ならTFNが無くても働けますが、それでは仕事がかなり制限されるのでワーホリに来たらまず取得しておいた方が良いでしょう。
シドニー到着2日目で決まった私の愛すべき職場『咲良レストラン』は後者の現金手渡しのジャパレスなので、実はまだ取得していなかったのであります。
シドニーでの生活はもう既に1ヶ月経ちました。
シェアハウスに移動し住所もゲット。
また彼女であるシズちゃんもついにワーホリをスタートしたので
このタイミングでTFNを申請することにしました。
TFN申請方法
申請方法はとても簡単です。
必要なものは
- パスポート
- 電話番号
- 住所
- メールアドレス
▼オーストラリア税務局公式
Individuals
▼
Tax File Number
▼
Apply for a TFN
▼
Foreign passport holders, permanent migrants and temporary visitors
▼
Apply online for a TFN
▼
Next
▼
Next
▼
パスポート情報入力 Next
▼
個人情報入力 Next
▼
TFN, ABN, CRN情報入力 (Do you authorise the ATO to send y our TFN to Centrelink?の質問はNo)Next
▼
住所情報入力 Next
▼
連絡先入力 Next
▼
Declaration Submitをクリック
▼
【重要】完了後のページをスクショしとくか、Your application reference number(申請番号)の番号を控える
▼
終わり
ビザの申請とかよりもかなり簡単で、20〜30分で完了できるかと思います。
最後の申請番号(Reference Number)を控えることが非常に大切なんですがその理由は…。
口頭かよ!TFNゲット
申請を終えると1週間から1ヶ月で登録の住所に1枚の紙が届きます。
そこに表記されているのがTFNです。
私とシズちゃんはTFN申請後毎日家に帰る度に1階のメールボックスをチェックしました。
届いてる〜!
同じ日に申請したのになぜかおしんぽこ宛にだけ届いていました。
申請日も住所もまったく同じで、名前と性別以外同じ条件で申請しているのに片方しか届いていないというのは間違いなくあちら側か郵便の人のミスであります。
上記でTFNの申請の説明の最後に「申請後に表示される申請番号を控えることが大切」と記述しましたが、こういう時に必要なんです。
申請後の1回しか表示されないので要注意であります。
政府のタックスオフィス
Australian Taxation Office(ATO)
131 450 に電話をします。
プルルルルルル…
タックスファイルナンバーを2人同時で申請したのに片方しか届いていないのでどうなってんのかなぁ〜と思って電話してるんですけど…
届いていない方は今隣にいるんですが、英語がアレなので…
(シズちゃん!やっぱこういうの本人じゃないとダメっぽいぞ!)
名前とパスポート番号とリファレンスナンバー(申請番号)教えてくれる?
イケた!
さすがオーストラリア!
そこらへんもテキトーです!
シズちゃんの申請番号とパスポート番号と名前を伝えたて数分後に確認が取れました。
やはり発送ミスで片方はまだ発送元にあるとのこと。
じゃあ…
言うわよ?
紙とペンの用意はできてる?
言うわよ?
なんとこの電話口の人、口頭でタックスファイルナンバーを伝えようとしています!
いや『届くかどうか分からない紙切れをまた待ち続ける』よりはずっと良いのですが…。
TFNは日本でいうマイナンバー的なものなので、ここまでカジュアルな管理だったとはと正直驚きであります。
結局口頭でゆっくりと9桁の番号を教えてもらい、シズちゃんも無事にTFNをゲットしました。
ちなみに我々二人がシドニーにいる間の数ヶ月、シズちゃんの書類は結局届きませんでした。
という判断なのか分かりませんが、やっぱりオーストラリアという国は何もかもがテキトーだなと再確認した次第であります。
たとえそれが政府が管理する個人情報であってもです。
銀行口座開設
ワーホリのビザを持っていると現地の銀行口座を作ることができます。
仕事をする予定の人はもちろんのこと、オーストラリアはキャッシュレス化がかなり進んでいるので現地での生活にバンクカードが必須であります。
特に有名なのはこの4つ
- ANZ
- Westpack
- Commonwealth
- nab
おすすめはnabです。
なぜかというと口座維持費用がかからないからであります。
他は月に数ドルかかります。
しかしそんなことなんかまったく知らない我々は
ってだけでCommonwealthで口座を開きました。
やり方はマジで簡単。
目当ての銀行に行って
って言うだけです。
20分ほどで口座を作ってもらったあとはアプリの使い方や送金方法を教えてもらい終了。
これで正式に収入を得る準備ができたと言えるでしょう。
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履歴書作成・印刷
私が以前カナダでワーホリをやった時は、日本人の無料現地エージェントの福岡さんと言う人にお世話になって英語の履歴書を作りました。
元気しとうと?
当時は福岡さんが求職中に使っていた履歴書を参考にさせてもらって自分の履歴書を作ったので、同じ要領でシズちゃんの履歴書を作ります。
英語履歴書作成のコツ
1.形式やスタイル,またデザイン等は完全に個人の自由です
とことんこだわってオリジナルのイケてる履歴書を作成しましょう。
2.人の履歴書を見せてもらう
え?そんな感じで書いていいんだ!みたいな発見があったり、書面ではこの単語使うのかと勉強になります。いいと思ったところはガンガンパクりましょう。
3.書きたいことだけ書く
日本のしょうもない履歴書に『趣味・特技』という項目がありますよね。
あれ要ります?
もし自分の趣味などをアピールしたい場合は書いた方がいいですが、無理に絞り出して『読書』とか『音楽鑑賞』とか書いちゃうと面接でめちゃめちゃ聞かれる可能性大です。
だってわざわざ書いてんだから、面接する側も「触れた方がいいのかな?」って思うはずです。
日本みたいに決まったスタイルの履歴書用シートというものが存在しないので、ワーホリの際の英文履歴書はアピールしたいことだけ書いてください。
like…
to…
drink…
beer…
っと
シズちゃん語学学校へ
ワーホリのテンプレコースとして『1年間のうち最初の数ヶ月間は語学学校へ通い、その後仕事を探す』というものがあります。
今回のオーストラリア編、またカナダのワーホリの時もそうですが私は常にカツカツの状態だったので金を使って語学学校に行くという選択肢はありませんでした。
また個人的な意見としてはワーホリは1年間しか無いので学校に行くのは時間がもったいないと考えています。
しかしシズちゃんとしては英語力にかなり不安があるらしいので最初は語学学校に1ヵ月だけ通うようです。
えへへ!
語学学校に行ったところで英語力が上がるかどうかは個人の頑張りによって差が出るところですが、日本人の我々にとって
- 英語で話しかけられることにビビらなくなる
- 日本人以外の友達ができる
- 英語を話すことに慣れる
という3点のメリットが考えられるでしょう。
ちなみに学校の探し方は人それぞれでしょうが、安く済ませるならエージェントは通さずに自分で探して、自分で申し込んだ方がいいかもしれません。
しかし「自分で学校を探して自分で申し込めるくらいの英語力とバイタリティあるんだったらそもそも学校行く必要ないわ!」ともいえます。
「自分がいる町の名前+エージェント」
と検索すると出てきますので必要であればお世話になりましょう。
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シズちゃんのバイト先
学校に通い始めたシズちゃんは同時にバイト探しも始めました。
いくつか面接を受け決まった場所は中国人の夫婦が経営するTake Away(持ち帰り)専門の寿司屋。
時給もそこまで悪くなく、彼女が言うにはいい職場だそうです。
良い意味で陽気、悪い意味でテキトーといった感じの元気な夫婦と3人でお店を回します。
なにやってんだ!
寿司はこうやって握るんだよ!
知らなかった〜
両手でギュッ!ギュッ!だぞ?
分かったか?
ほんとにお前は日本人か?
ガッハッハ!
何はともあれシズちゃんのワーホリ生活をスタートする準備は整いました。
ついでに私も口座開設やTFN取得などの後回しにしていたことが完了したので、これで一安心であります。
- TFN(Tax File Number) – タックスファイルナンバー
- 家探し
- 銀行口座開設
- 履歴書作成・印刷
本来であればまずここまで終わらせてからワーホリ(仕事したり遊んだり学校行ったり)をスタートすべきでしょう。
シズちゃんはまだシドニーに来たばっかりですが、私はもうすでに1ヶ月経っています。
これらの全てをすっ飛ばしてすぐにでも仕事を探さなければいけない程金欠だった事を思い出して軽く
としたのでした。
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