ラオス

【旅行記131】国民を笑わせろ!ヴィエンチャンでふざけ倒しツアー【ラオス3】

ラオスの首都・ヴィエンチャンに滞在中の我々4人。

変なおじさんが現れたと思いきや、なんと23歳で教師だったおにぎり君が登場した前回。

そのキャラの濃いさで一気に仲良くなってしまいました。

そして今回はなんだかんだでヴィエンチャン最終日なんですが…。

前回▼

【旅行記130】変なおじさん現る!「世界一静かな首都」ヴィエンチャンの話【ラオス2】タイのバンコクから寝台列車に乗りラオスの首都『ヴィエンチャン』に到着。 ▼この4人で行動を共にしています。 疲労困憊であ...

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CONTENTS

ヴィエンチャン最終日

[ラオス入国3日目]

朝を迎えます。

我々4人はミーティング(飲み会)をしてこの日をヴィエンチャン最終日にすることが決定しました。

1日目   入国して疲れて爆睡

2日目   酒を飲んだだけ

マジで何もしていないのでこの3日目で少しでもヴィエンチャンを観光することにしました。

しかし相変わらず何も調べていない私は他の3人について行くだけであります。

アロハ君
アロハ君
パトゥーサイっていうパリの凱旋門みたいなやつがあるらしいから見に行こう!
ニコン君
ニコン君
なんか自転車レンタルできるらしいですよ

メコン川沿いとか走ったら気持ちいいんじゃないですか?

シズちゃん
シズちゃん
夜はさ、ナイトマーケット行こうよ
おしんぽこ
おしんぽこ
…は〜い

(何も知らなかった)

何ひとつ準備をしていない私はバックパッカーをやる資格など無いのです。


ところでラオスに着いてから少し気になっていたことがあります。

それは『国民のテンションが低い』ということ。

ラオス人は他のアジアの人々と違って非常に穏やかな国民性でありまして、良くも悪くもおとなしいのです。

別にインド人みたいにゴチャゴチャ言いながら絡んできて欲しいワケではありませんが、あまりにも拍子抜けと言いますか、早い話がつまんないんですよ。

人それぞれではありますが、観光やインスタ映えだけでなく、現地の人々との関わりも旅の大きな楽しみのひとつであります。

アロハ君
アロハ君
ラオス人、笑かしたるわ!

特にそれを強く感じていた大阪出身のアロハ君の提案により『スキあらば現地の人を笑わせよう!』というかなりハイレベルな遊びがはじまってしまったのであります。

アロハ君
アロハ君
しんさん!

どっちが多く笑かせるか勝負やで!

おしんぽこ
おしんぽこ
…え?マジで?
ニコン君
ニコン君
2人に任せますよ

僕は普通にしてます

シズちゃん
シズちゃん
私とニコン君は参加しないからね

ということでパトゥーサイでアロハ君と私でお笑い勝負をすることになってしまいました。

パトゥーサイで笑いを取れ!

パトゥーサイ

もともとフランス領だったラオスは独立後にパリの凱旋門を模倣した門を建設し始めました。

意味は『勝利の門』

宿から約20分歩きすんなり到着。

なかなかの存在感で、まさに街のシンボル的存在であります。

上まで登ることができて、ヴィエンチャンの街を360度見渡すことができます。

▼北側

▼南側

▼こうやってみると「世界一静かな首都」と言われているのも頷けます。

建物の中にはお土産屋さんがあり、クセのあるアジアっぽい雑貨を買うことができます。

タイやカンボジアの人たちみたいにガンガン営業してきたり、めっちゃボッタくってきたりなどはあまりないので落ち着いて見ることができるでしょう。

しかし!我々の目的はそんなシンプルな観光ではありません!

宣言通りラオス人を笑わせなくてはならないのであります!

ですが実際は宿からの道中から変な事を言ってみたり、面白い動きをしてみたりと結構奮闘していたのですが、やっぱり現地の人は一切笑わないのです。

おしんぽこ
おしんぽこ
スベりすぎて心が折れてきた…
アロハ君
アロハ君
俺もです…

子供たちを笑わせよう

パトゥーサイには子供が多かったので、なかなか笑わない大人よりも子供を笑わせた方がいい!と判断してキッズに狙いを定めます。

そこでどうしても笑いを取りたいアロハ君は秘密兵器をカバンから取り出しました。

アロハ君
アロハ君
はっはっは〜!

これなら子供たちも喜んで笑顔になりまっせ〜!

俺の勝ちや!!

おしんぽこ
おしんぽこ
ず…ずるいぞ!

自分ばっかり!

ニコン君
ニコン君
(笑顔って、それじゃ笑いの種類が違うでしょ)
シズちゃん
シズちゃん
(けん玉で子供笑わせてもなんか違う気がするよ)

なんか違う感じもしますが、アロハ君はパトゥーサイのテラスのような場所でこれ見よがしにけん玉をやるようです。

アロハ君
アロハ君
ジャパニィィーズ・トラディショナル・トイ・ショー!

大きな声であってるかどうかも分からない英語を叫びながら大道芸人さながらけん玉ショーが始まったのです!

カチッ!

カチッ!カチッ!

ぽろっ…

アロハ君
アロハ君
あっ…ミスった

もっかい…

カチッカチッ…カチッ

あっ
よし
あっ…
結構…むずいな…

ニコン君
ニコン君
うわぁ…
シズちゃん
シズちゃん
これは…

世の中は残酷です。

誰ひとり笑っていません。

それどころか興味すら持たれず、見ているのは我々日本人チームのみ。

人生思うようにはいかないのであります。

アロハ君
アロハ君
…生きるって…難しいですね…
おしんぽこ
おしんぽこ
アロハ君!

大丈夫だよ!

すごい良かったよ!

完全に自信を失ったアロハ君を見るに堪えないので我々はパトゥーサイの建物の階段を降りることにしました。

今のところアロハ君と私でラオス人からかっさらった笑いはゼロ。

しかしここですんなり帰るわけにもいきません。

最初はアロハ君との『お笑い勝負』としてはじまった催し物ではありますが、もはや気持ちとしてはアロハ君の『敵討ち』であります。

1階の広場のような場所に来ました。

おしんぽこ
おしんぽこ
よし!
ここなら大丈夫だ!

やるぞ!

アロハ君協力してくれ!

アロハ君
アロハ君
えっ?

ラオス人を笑わせるために私がやったのは

『組体操』

その中で2人でもできるサボテンをやります!

下から見えますがパトゥーサイの上階から数名の少年たちが見ています!

彼らへ向けてお見せしよう!

日本代表の底力を!

おしんぽこ
おしんぽこ
行くぜ!

ジャパニーズ!
イリュージョン!

おりゃ〜!

ニコン君
ニコン君
シュールすぎる…
シズちゃん
シズちゃん
イリュージョンではない

なんということでしょう。

私なら絶対に笑うのに、ヴィエンチャンの少年たちは顔をしかめ、まるで汚物を見るような目でこちらを見続けるのであります。

おしんぽこ
おしんぽこ
人生…

こんなもんさ…

結局我々はラオス人から1つも笑いを取ることができなかったのでした。

おもしろ男現る

ニコン君
ニコン君
2人とも、もういいかな?
シズちゃん
シズちゃん
そろそろ帰ろうよ
アロハ君
アロハ君
…はい
おしんぽこ
おしんぽこ
分かりました…

結局スベり散らかした我々は宿に戻ることにしました。

するとそこへ見覚えのある男が現れます。

おにぎり君
おにぎり君
あれええええ!?!?

ちょっと
ちょっと
ちょっと

みなさんも来てたんだ!

ちゃっす〜!

前回の話で登場したおにぎり君が突然現れたのです。

泊まっている宿も違うので「ひょっとしたらもう会わないかもしれない」と思っていましたが、偶然にも彼もパトゥーサイを見に来ていたのであります。

そこで今日私とアロハ君がやっていた事をおにぎり君に説明してみました。

すると

おにぎり君
おにぎり君
ええええ!?

ちょっと
ちょっと
ちょっと

ちゃっす!
ちゃっすぅ!

それちゃっすでしょ〜!

そんな楽しそうなことやってたんですねぇえ!?

ちゃっす〜!
僕も参加しちゃう!

そう言い残し、いきなり大衆に向かっていろいろやりだすおにぎり君!

おにぎり君
おにぎり君
ひとりサボテン!

からの〜

ただのサボテン

なんつって!

なんということでしょう!

おにぎり君の1つ目のネタ「ひとりサボテン」で、まわりにいた日本語が通じるはずもないラオス人たちが爆笑しているではありませんか!

その後も笑いを取り続けたおにぎり君に大きな敗北感を感じ、肩を落とし帰るのでした。

おにぎり君
おにぎり君
また会いましょう!

ちゃす!

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チャリンコレンタル

再び20分歩き宿へ帰ります。

アロハ君
アロハ君
…ひとりにしてください

自信をなくしたアロハ君は宿で休憩。

残りの3人は「なぜパトゥーサイに行く時から借りなかったんだろう」と悔やみながら自転車をレンタルしてヴィエンチャンの街中を走ります。

▼チャリをこぐリアルニコン君

大人になって自転車に乗ることなんかほぼ無かった私は意外にも楽しめました。

特にメコン川周辺は「本当にここ首都ですか?」と疑問に思うほどのどかでのんびりとした場所であります。

▼川の向こう側はタイのノンカーイ

まるで時間が止まったんじゃないかと感じるほどに静かなこの町で、のんびりゆっくり風を感じながらチャリをこぎます。

シズちゃん
シズちゃん
サイコー…
おしんぽこ
おしんぽこ
気持ちー…

んんん??

しかしここでトラブル発生!

ニコン君
ニコン君
ヤバい!おなか痛い!

もれそうですよ!

ニコン君は非常におなかが弱い男。

理由は分かりませんが、急にもよおしてしいまったのであります!

しかもタイムリミット間近!

ニコン君
ニコン君
今朝食べたパンが当たったのかも…!
おしんぽこ
おしんぽこ
パンで!?

しかし川沿いにはトイレがありそうな場所はありません。

あるのはボロッボロの民家が1つ。

シズちゃん
シズちゃん
もうさ…ふふふ

しょうがないからそこらへんでしてくれば?

見ないでおいてあげるから♡

ふふふ

他人事なのでニコン君のその苦しむ姿をつい笑ってしまっているシズちゃん。

ニコン君
ニコン君
そんなぁ〜

それだけは絶対無理っすよ…

…ギュルルるるっ!!

ニコン君
ニコン君
はうっ!

もう限界です!

あそこの民家に行ってきます!

そう言い残し彼は昼間でもお化けが出そうな不気味な民家に入って行きました。

幸運な事に中からおばあちゃんが出てきてトイレを貸してくれたようです。


シズちゃん
シズちゃん
運がいいね
おしんぽこ
おしんぽこ
うんがいい

ふざけた事をシズちゃんとふたりで言いながらニコン君の生還を待っていたところ、先ほどのおばあちゃんが我々の所に歩いてきました。

なんだろう?怖いな…。

と思いましたが、彼女は笑っています。

おばあちゃん
おばあちゃん
うっひっひっひ
!@#$%^&*()

ぐふふふ!
=-+_)(*&^%$#
あ〜ヒャヒャヒャひゃ!

英語がまったく喋れないそのおばあちゃんは何を言っているのか分かりませんが、おそらくうんこを我慢しながら現れたニコン君がツボに入ったのでしょう。

それはもう爆笑です。

とにかく誰かにその面白さを伝えたくてしょうがなかったのか、おなかに手を当てるジェスチャーなどを織り交ぜながら、しきりに我々2人にそのおもしろさを伝えてくれたのです。

そして数分後、ニコン君はスッキリした顔で無事戻ってきました。

ニコン君
ニコン君
いや〜なんとか間に合いましたよ
おばあちゃん
おばあちゃん
ぶあ〜ヒャヒャヒャひゃ!
ヒィ〜!ひぃ〜!
アヒャヒャヒャヒャ!

どうやらおにぎり君と同じくニコン君もラオス人を笑わせることができたようです。

ナイトマーケット

[夕方]

自転車を返して一旦宿に戻り、ひとりで休憩していたアロハ君を誘って4人で食事をします。

夜のナイトマーケットまで時間があるのでビールを飲む事になりましたが、酒好きのシズちゃんがどうも飲みすぎているようです。

シズちゃん
シズちゃん
うぃ〜!

ナイトマーケット行くわよ〜!


そしてナイトマーケットへ。

マーケット自体はアジアでよく見るエスニックな雑貨や、著作権完全無視のぬいぐるみなどが売られています。

ところでアジアの公園では『エアロビクス的な事』をよくやっているのをご存知でしょうか?

我々が行ったマーケット付近の公園で40人くらいの大人が集まり、りゅうちぇるみたいな人を筆頭に真剣にエアロビっているのであります。

「ワン、トゥー、スリー、フォー!」
「ワン、トゥー、スリー、フォー!」

もはやそれ自体がおもしろ過ぎるのですが、なんと酒を飲んで調子いいシズちゃんがいきなり参加しはじめたのであります!

シズちゃん
シズちゃん
うぃ〜!

ワン、トゥー、スリー、フォー!

えへへ♡

▼ラオスの路上エアロビクスに参加するリアルシズちゃん

これを見た現地の人たちも大笑い。

現地おばちゃん
現地おばちゃん
あははは!

日本人の女の子がエアロビに参加してるわ(笑)

現地おばちゃん
現地おばちゃん
うふふ

何あの子!

可愛いじゃない(笑)


この日を最終日に次の日はここヴィエンチャンを出発してヴァンヴィエンという所へ向かいます。

たったの3日しか滞在できませんでしたが、また訪れたい場所となりました。

結局ラオス人から笑いを取ったのはニコン君とシズちゃんそしておにぎり君の3人で、私とアロハ君はヴィエンチャンでがっつりスベりまくったのでした。


前回▼

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次回▼

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