リヴァプール旅行中の我々。
相棒は竜ちゃんです。
リヴァプール観光の最大の目的『The Beatles Story (ビートルズ博物館)』に行ってきた前回。
ビートルズファンの私は、この狭い館内で2時間半もの時間を費やしてしまいました。
そして今回はビートルズの曲名になっている場所,リヴァプール郊外にある
『Penny Lane』と『Strawberry Field』に行きます。
前回に引き続き今回もビートルズ関係ですみません。
前回▼
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CONTENTS
ビートルズのゆかりの地一覧
Strawberry Field-ストロベリーフィールド
市街地からは片道2.2ポンドのローカルバスに乗るのをオススメします。
これがそれ▼
▼そしてこれがビートルズの曲「Strawberry Fields Forever」
ビートルズの曲の中でもジョンの曲が好きな私はもちろんこの曲も好きです。
ニューヨーク旅行中の話▶︎旅行記91で訪れた『セントラル・パーク』にあるジョン・レノンの墓『Strawberry Fields』の名前の由来となった場所であります。
Penny Lane – ペニーレイン
『Penny Lane』という有名な曲がありますが、これは『通りの名前』が由来です。
Google Mapsで見るとお姉さんが2人いますね?
彼女たちは何をしているのかというと▼このPenny Laneのロードサインの写真を撮っていて、ここはかなり有名な観光地になっています。
本来こういうのって金属のプレートみたいなやつでできているのですが、何回設置しなおしても熱狂的なファンが盗んでいくので、ペンキで描かれています。
ちなみに何箇所かあります。
ジョンが『Strawberry Fields Forever』という自分たちの地元を歌った曲を作ったのですが、それなら「自分も地元の曲作ろう」ということでポールが作ったのがこのPenny Laneという曲であります。
わしらの地元のストロベリーフィールドの曲作ったんやけど
ちょっと聞いてや〜
聞かして聞かして
やっベーっしょ!?
おいらもなんかイケてる曲作っちゃおうかな!?
こういういきさつで発表されたのが「Strawberry Fields Forever」と「Penny Lane」の両A面シングルであります。
Strawberry Fields Forever / Penny Lane (7インチシングルレコード)
ジョンとポールの家
もちろんここらへんは彼らの地元なので、実家があってもおかしくないでしょう。
実は『彼らの家』ですら観光地になってしまっているのであります。
ご家族のお気持ちを考えると非常に可哀想なことになっています。
St Peter’s Church – セント・ピーターズ教会
ここはジョン・レノンとポール・マッカートニーが初めて出会ったと言われている場所です。
ヤンキーだったジョンが地元のお祭りでバンドをやっているところにポールが食い付いたわけですね。
Matthew Street – マシューストリート
細い通りですが、いつも観光客でごった返しています。
デビュー前のビートルズが出演していた『Cavern Club-キャヴァーンクラブ』で有名なリバプールの名所であります。
メンバーが通っていたパブ『The Grapes』や、お土産屋のBeatlesショップもあります。
▼個人的にかなり興奮したのはこの『Canern Wall』です。
名だたるロックのアーティストの名前が記されています。
他にも数々の名所がありますが、有名なのはこのくらいです。
我々はこの日『Strawberry Field』と『Penny Lane』に行ってきたのですが、それはもう過酷そのものでした…。
実際にStrawberry FieldとPenny Laneに行く話
私は迷っていました。
竜ちゃんと『Penny Laneなどに行くかどうか』を。
何故なら特別ビートルズが好きでもない人間にとってStrawberry Field も Penny Lane もただの『なんでもない柵と壁』ですから。
さらににこれらはリヴァプールの街中からかなりの距離があり、ただの柵と壁を見るためだけに貴重な時間を使わせるわけには行かないのです。
なのでロンドン観光同様、別行動を提案してみました。
今日私はビートルズゆかりの地巡りをするけど、もし興味がなかったら別行動しよう
もう行き方も調べてあります
どうやら前回行ったThe Beatles Story で完全にビートルズにハマってしまったようです。
じゃあ一緒に行こう
バスの乗り場が…
歩いて行きましょうよ
バス片道2.2ポンドですよ?
歩ける距離だしもったいないっす
なんと竜ちゃんは徒歩で行く事を提案してきました。
ロンドンで彼と行動を共にしはじめた時から調べ物は全て任せていたし、特に大きなトラブルなども無かったので、私は安心しきって彼の言う通りについて行ったのであります。
しかし異変に気付いたのは歩きはじめて1時間後。
ロンドンの時から調べ物は完全に竜ちゃんに任せっきりだったので
そんなに近いんだ
じゃあ案内よろしく
と思っていましたが、なんと大誤算。
ハンパじゃなく遠かったのであります。
▼我々が泊まっている宿はここらへん
そして目的地との位置関係はこんな感じ。
その距離片道8km。
しかしそれに気づいた時にはもう遅かったのです。
なんとStrawberry Fieldまでは8kmもあったのです。
彼が私に「歩ける距離だから」と言っていたのを覚えていますが、8kmって歩けない距離じゃないですか?
最初はビートルズの曲をiPhoneでかけてイントロクイズなどをしながら歩いていましたが、それも最初の20分ほど。
ほぼ無言になり、肩で息をしながらひたすら歩きます。
そして歩き続ける事2時間半ついに着きました!
墓地です!
もし目指しているものがPenny Laneではなく有名な大聖堂だとか教会だとかそういった類の観光地なら、もう諦めて帰っていることでしょう。
しかしここはリヴァプールで、私が好きだったビートルズのゆかりの地!
行かないわけにはいきません!
出発したのが昼過ぎで、寄り道もしたのであたりは日も暮れ初めています。
だいぶ暗くなってきましたが相変わらず歩き続けます。
▼これは途中で見たローカルすぎる景色
そしてついに到着です!
フィッシュ&チップス屋です!
完全に道が分からなくなり、Wi-Fiが必要になった我々は夕食も兼ねてフィッシュ&チップス屋に入ることにしました。
そしてついに!
フィッシュ&チップスを食べて満足した我々は諦めてバスで宿に帰ったのでした…。
後日、やっぱり諦めきれない我々は素直にバスに乗りいとも簡単にStrawberry FieldとPenny Laneに到着することができました。
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