現在サラ髪君と2人で旅行中
ついにタイを出てインド編が始まりました。
緊張と興奮でおかしなテンションになってしまっている私とサラ髪君ですが、果たして無事入国できるのか?
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CONTENTS
到着!コルカタ
すんなり取れたアライバルビザ
正直かなり心配していたアライバルビザでした。
当時のネット情報で「結構帰される人がいる」というのを多く目にしていたため最初から超不安であります。
しかし到着するとすぐに書類を提出し、スタンプを押してしてもらって終了。
結構待たされましたが、それでも30~40分ですんなり終わりました。
バンコクで上げまくったテンションをそのままキープしている私とは対照的に、サラ髪君はなぜかインドに着いてから全く元気がありません。
カルチャーショック
サラ髪君はオーストラリアで2年間ワーホリをしてからこのアジア旅行をしています。
なので海外経験は私よりも遥かに先輩なのです。
しかし!
なんと彼はインド人とあまり関わったことがなく、インド人独特の見た目、ニオイ、そしてあのギョロ目の無表情にドン引きしてしまっているのであります!
多国籍国家のオーストラリアで2年間生活していたにもかかわらず、ほぼファームジョブのみで生きていた彼。
会ったことのある人種はオーストラリア人のほかにはフィリピンやマレーシアからの東南アジア系移民か、日本or韓国orヨーロッパからのワーホリのみ。
つまりそのどれにも属さない、インド人特有のあの感じに気持ち悪くなってしまい、スタート地点コルカタから完全に元気が無くなってしまったのです。
※オーストラリア都市部にはインド人がたくさんいますが、田舎に行くとほぼ見ることはありません。
無事入国後タクシーを捕まえて予約していた『サンタナゲストハウス』に向かいました。
するとなぜか助手席に知らないおっさんも乗り込み同行します。
この人なに?
なんで乗ってんすか?
インド人あるある・No Problem
が早くも聞けたところでコルカタの街中に出ました。
とにかく想像を絶する汚さ!
いたる所に山盛りのゴミ!ゴミ!ゴミ!
それに食らいつくさまざまな野生動物達!
そしてこれが人間の生活か?と思えるほどのクレイジーさ。
私はインド到着1時間で一気に「これまでのアジアなんてたいしたことなかったんだ」ということに気づきました。
そして同時にめちゃくちゃ感動しました。
脳から尋常じゃないほどの汁が出ています。
おそらくアドレナリンとかドーパミンとかそういう系の汁であります。
一方サラ髪殿は私とは違う種類の汁が目から出そうなほどテンションが下がりまくり。
我々はフィリピンやタイでも、日本では考えられないほどの汚い場所はクリアしてきました。
しかしインドの、しかもコルカタはレベルが違いすぎたのでしょう。
これまでサラ髪君とは
仲であります。
毎回事前に調べものをしてもらったり、英語も達者だし、何かとリードしてくれていました。
しかしインドに着いた瞬間このありさま。
かなり心配であります。
もうインドに来ちゃってるので、引き返せませんよ!
日本人宿サンタナゲストハウス
バンコクの時点で早朝に着くことを伝えていたので朝7時なのにすんなりチェックイン出来ました。
ちょうど朝食の時間だったようで、チェックインしたりいろいろする前にとりあえず朝食を共にすることになりました。
無事サラ髪君もここらへんで元気を取り戻しました。
サンタナの場所はこのへん
私が行った2013年当時は全然違う場所にあり、高層ビルの10階くらいにありました。
迎えてくれたのはとても優しい人達。
アライバルビザのため時間が無いことを伝えると、
ということでバラナシ行きの電車のチケットも手配してもらいました。
1泊分の料金で早朝7時から夜23時までという変則的な宿泊も快く受け入れてくれました。
他にもネットや地球の歩き方では絶対に知れないような情報をたくさん教えてもらい、インドに着いて最初に来たのがサンタナゲストハウスで本当に良かったと思います。
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き、汚ねぇ!コルカタの街歩き
インド人は路上で風呂?
こういう景色をいたる所で見ました。
なぜ路上で⁉︎
女性は見なかったため、室内にもシャワーできる場所があるはずなんです。
しかし路上で風呂に入る人がいるということは何かしら理由があるのでしょう。
ゴミが凄すぎる
空港からタクシーで来る途中でも見ましたが、とにかくゴミが凄すぎます。
▼これはここらへんで一番綺麗な場所
インドにはゴミ箱やゴミ袋はありません。
なぜなら
とインド人が言います。
これはカースト制度が影響していて『ゴミ掃除のカーストの人が仕事が無くならないように』とほとんどのインド人は言います。
と私は思いますが、一方で綺麗になったらインドの良さが半減するという意見もあります。
本当に牛がいて感動
牛はヒンドゥー教の神様なので絶対に食べないし,街をうろうろしていても人々は避けて歩きます。
しかしそれはヒンドゥー教の決まりであって,イスラム教徒が一定数いるコルカタでは結構乱雑に扱われています。
正直笑えます。
早くもコルカタを出る
街歩きをした後は宿の人達と夜ご飯。
もともと料理人だった私はみんなのためにお好み焼きを作りました。
特に仲良くなったのはカメラに命をかけていると言うサダヲさん。
我々の1日前にアライバルビザで入国した彼はなんとルートが前半の我々とほぼ同じで,コルカタの後はバラナシとアーグラーに行くらしいのです。
[23:00]
予定通りチェックアウトし、これからバラナシに行くためコルカタ駅に向かいます。
お世話になった人達に別れを告げ夜のコルカタを歩きます。
以前夜のマニラをひとりで歩いたときはかなり不気味で、恐怖でしかありませんでした。
しかし夜のコルカタは比較的大丈夫そうです。
やっぱりひとり歩きとふたりでは安心感が違います。
サラ髪君もだいぶ慣れたようで、もとの頼れる男に戻りました。
人と牛をかわし、ゴミをよけ、野犬に警戒し、牛のうんこに注意しながらひたすら歩いてコルカタ駅に着きました。
深夜なのにとんでもない量の人に唖然とする我々。
もし本当にキツかったらすぐにタイに戻ろう!
インド初日から早くも弱音を吐く2人でした。
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