約2年ぶりに再びタイへ戻ってきました。
私のバックパッカー生活の中では初めての再訪問国です。
ついでに初めての日本人宿に泊まってみたら、これがまためっちゃ楽しい場所でした。
初日で知り合った3人
この3人と連日飲み、連日遊び、連日語り明かして
ラオスが目的だったのにその前のタイで満足してしまっている自分に気付かされ、ついにその重い腰をあげます。
そのきっかけとなる女性が現れたお話です。
前回▼
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男3人水入らずでラオスへ
アロハ君、ニコン君、ブラ子のうち、ブラ子以外のふたりと男3人でラオスへ行くことになりました。
ブラ買わなきゃ
ぐふふ
空港着いて
すぐ買えよ!
バンソウコウを2枚与えるほどに常にノーブラのブラ子の乳首ぽっつんが気になってしょうがなかった我々。
男女で移動したり海外で遊んだりするのは非常に楽しいことではありますが、仲良くなった男だけというのも気を使うことがなくでなかなか良いものです。
バンコクに着いて3日目、話し合いをしてその2日後の朝から男3人でラオスへ向かうことに決定!
バックパッカー旅行に置いてもっとも大切なことのひとつに『ワクワク感やドキドキ感を保つこと』があげられますが、良き友との出会いにより私のテンションはMAXでした。
しかしせっかく男3人でラオスに行くと決めたのに『1人の女性』との出会いにより心を乱してしまいました。
おしんぽこ一目惚れ
シズちゃん
まず最初に申し上げましょう。
このブログの女心は難しいシリーズを読んだことがある人はお分りの通り、私はビビリのヘタレです。
しかしそんな私が恥ずかしながら恋をしてしまったのです!
[バンコクに来て4日目の朝8時]
いつものメンバー(アロハ君、ニコン君、ブラ子)がまだ寝てる時間に目覚めた私は、お腹が空いたのでコーヒーとちょっとした食べ物を買いに宿を出ました。
宿を出る時は気付かなかったのですが、宿に帰ってきたときに1階の共有スペースに新しくチェックインしてきたのであろう日本人女性が座っていました。
と思いながらおはようございますの挨拶をしたところ、彼女はゆっくり私のほうを振り返り
「おはよう…ほんとに日本人いるんだここ…」
と涙目ながらも嬉しそうな笑顔を見せながら話しかけてきたのです。
しかもとっても可愛くてとっても綺麗な大人の女性。
彼女は静岡出身のシズちゃん、私のひとつ年上で28歳です。
28歳にしてはじめてのひとり旅ではじめての海外です。
聞いていた値段の数倍タクシーにぼったくられて、やっとのことでこの宿へ到着。にもかかわらず、言葉の壁により何も口をにできないまま日本人が現れるのをずっと待っていたとのこと。
何も分からないからいろいろ教えてくれる?
私のようなしょうもないアホでも『男というものは頼りにされると嬉しさを隠せない生き物』なのです。
頑張ってしまった
ご想像頂いている通り、まず私はシズちゃんの涙目のセクシーな表情を見た段階で惚れてしまいました。
さらに助けを求められたとなれば『守ってあげたい本能の脳汁』が脳内にドバドバ分泌されてしまったのはいうまでもありません。
今にも泣きそうなシズちゃんを笑顔にしたくて
バンコクオススメ情報を提供したり
シズちゃんが好きな曲をギターで弾いてみたり
とっておきの面白話を惜しみなく披露してみたり
とラオス行きチームのふたり(アロハ君とニコン君)のことは完全に放置して、メチャクチャ頑張ってしまったのです。
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行けたら行くは行かんやつ
はじめて見たものを親と思うのはヒヨコだけではありません。
人だって初めて見たものや初めて経験したことを信じ続けます。
私はシズちゃんにとって海外で初めて知り合った人と言っても過言ではないでしょう。
私が
と言うとついてくるし
と言うとこれまたすぐについてきます。
「これはもう何を言っても付いてきてくれるんじゃないか?」と思ってしまったほどです。
我々男性陣はこの次の日にラオスへ向かう予定。
しかしシズちゃんに一目惚れしてしまった私はすぐにバイバイしたくなかったので、あろうことか
と彼女を誘ってしまったのです。
なんでもついてくると思っていたので自信がありました。
しかし彼女の答えは…
私さ〜一応行きたいとこあるし…
行けたら行く
と、やんわりと断られてしまいました!
普通に考えて勘違いも甚だしいのです。
シズちゃんは本日初めての海外。
おそらくいろんなことを調べてきていて、少なからず予定を立ててきているはずです。
そんな人に私のようなろくでもない見ず知らずのバックパッカーから
とか言われてもついていくわけがありません。
結局そのままラオスへは予定通り男3人で行くことになりました。
そんな人誘っても来るわけないでしょ
ラオスへ出発!
出発前夜
シズちゃんとはたった1日しか一緒にいれませんでしたが、私は諦めることにしました。
あまりにもしつこく
と誘いまくってもご迷惑だし見苦しいと思い、断られてからは夜までその話はしませんでした。
しかし往生際の悪い私は寝る前にひとことだけシズちゃんに伝えておいたのです。
行けたら行くね
惚れちゃってんじゃない?
くっくっくっ
行かないって言ってんのに
しぶといっすね~
シズさんも迷惑っすよね~?
もはや何才も年下の2人(アロハ君とニコン君)にいじられていますが、次の日の出発へ向けて我々はいつもより早めに寝ることにしました。
しかしいつもならすぐに寝てしまう私ですが、彼女のことが気になってなかなか眠りにつくことができません。
絶対明日は来ないよな〜
せめて連絡先だけでも交換しとけば良かったなあ
ラオスへの出発当日に奇跡が起きる!?
[出発日8:30]
シズちゃんとの出会いにより心を掻き乱されてしまいましたが、アロハ君やニコン君とせっかく計画したラオス旅行をキャンセルするわけにはいきません。
失恋にも似た気持ちであまり気分が良くない朝でしたが、朝9時に1階ロビーに集合なのでちんたらしている場合ではないのです。
荷物をまとめてチェックアウトして部屋の鍵を返し、集合場所のロビーに着いたのは予定していた時間の30分前の8:30。
などと思いながらいつも座っていた椅子のある場所へ向かったのですが…。
なんとシズちゃんはすでに荷物をまとめて1階ロビーに集合していたのであります!
もちろん我々3人とともにラオスへ行くために!
前日に私の誘いをほぼ断っていたシズちゃんは若干気まずそうな面持ちでありますが、そんなことは私にとってはどうでもいいのです!
なんで!?
なんで!?
行けたら行くって言ったじゃん
シズちゃんの姿を見た私は、やる気が出なかった寝起き時から一変し再びテンションMAX!
これからのラオス旅を思う気持ちはまるで小学校の夏休み前のようです。
あれー?シズさんやっぱり行くんですね?
ふっふっふ
おせえぞお前ら!
早く準備しなさい!
分かりやすい人やで〜!
なにはともあれ結局おしんぽこ、アロハ君、ニコン君、そしてシズちゃんの4人のチームでタイのバンコクからラオスへ行くことになりました。
果たしておしんぽこの恋はうまく行くのか!?
気を付けてくださいよ?ヒソヒソ
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