頻尿すぎててんやわんやだった福岡空港。
なんとかギリギリ間に合い、日本を出ました。
今回の目的地はラオスです。
空路でタイへ行き、バンコクから陸路でラオスに向かう予定であります。
もうバックパッカーになり2年が経とうとしていますが、しょうもないドタバタ珍旅はまだまだ続きます。
というわけで『タイ・ラオス編』スタート。
前回▼
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CONTENTS
日本人に有名な宿・Nat2
以前旅行記アジア編でバンコクに訪れた時も滞在していたカオサンロード。
ここにはいくつか日本人宿があります。
当時の私はバックパッカーになってまだ3ヶ月くらいで、
と尖りまくっていて、日本人宿に泊まる選択肢はありませんでした。
しかしその後1年以上の海外生活を経て、情報の共有であったり食事や乗り物のシェアなど、海外で知り合う日本人の重要性に気づいたのであります。
そういうワケで今回はじめて日本人宿というものに潜入してみました。
カンボジア編でバスで隣だったゲジオ、カオサンロードで共に飲み歩いていたスミコ、そしてアジア編の相棒サラ髪くんが泊まっていた宿『Nat2』という宿に来てみました。
厳密には日本人宿ではなく日本人が多くたまっているという宿であります。
バンコク・ドンムアン空港から人に聞きながらバスを乗り継ぎ約2年ぶりにカオサンロードへやって来ました。
時間は夕方、暗くなろうとしています。
何もかもが新鮮だった当時の事を思い出しながら目当ての宿Nat2へ向かいます。
場所はカオサンロードの入り口、バーガーキングの手前の細路地をカオサンロードと逆側に行った所にあります。
入り口を発見し、中に入ると1階はテーブルがいくつか並び共有スペースとなっているようで5名程の日本人が楽しそうに話していました。
軽く挨拶をするとみなさん快く挨拶を返してくれました。
その中のひとりアロハシャツの男が私に話しかけて来ます。
ひとり旅っすか?
あとで飲みましょう!
私は前日福岡で飲みまくっていて(前回の話より)
睡眠時間も短いままギリギリ飛行機に乗って6時間。
さらに空港からカオサンロードへバス移動して正直ヘトヘトなのです。
しかし久しぶりのアジアの開放的な熱気とアロハ君達の楽しそうな雰囲気に飲まれてしまい、チェックインも早々に気づいたら乾杯していたのでした。
バンコクのNat2で仲良くなった人達
すっかり意気投合してしまった私とアロハ軍団。
特に仲良くなったのは
アロハ君
アロハシャツしか持っていない男。
社交的でよく笑う関西出身のバックパッカーです。
ニコン君
シャワーの時以外カメラを持っている彼は,写真に命をかけています。
性格はおとなしめ。
ブラ子
なぜかノーブラの女。
夜になり盛り上がってきた我々はカオサンロードをブラブラすることにしました。
おそらく私を含めた男性陣3人ともが気づいていたと思いますが、ついにアロハ君が口を開きます。
別に気にならないでしょ?
ブラ子はバックパッカーだという事で荷物を削り過ぎた結果、ブラジャーを捨てたのです。
しかしこれは我々男性陣にとって非常に迷惑な話であります。
それはなぜか?
男性ならば共感できると思いますが、好きでもないし可愛いともなんとも思っていない女性の人でも『乳首がぽっつんしているとなぜか目線が行ってしまう』のです。
例えそれがおばちゃんであろうが肥満体型であろうが関係ありません。
しかし女性だって見られていることに気づいているはずなのです。
我々としては
見たくないのに見てしまう
ぽっつん女性は
男の視線で遊んでいる
という何も生まれない奇妙で不快な構図が出来上がってしまうのです。
カオサンロードですれ違う男性旅行者もあからさまにブラ子の体を見ています。
見るに堪えないので私はブラ子にバンソウコウを2枚与えたのでした。
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ゲテモノ食い遊び
相変わらず賑わっているカオサンロードですが、アロハ君が
と言いはじめました。
フィリピンでも同じようなことがありましたが私はゲテモノが嫌いです。
▼フィリピンで虫を食べた話
パクっ
ゲテモノ嫌いの私と絶対に虫など食べそうにないニコン君をよそに、アロハ君とブラ子はそのイモムシみたいな幼虫の唐揚げのようなものを食べています。
さらにこの2人は数々の虫たちをガンガン食べていきました。
しかしここでアロハ君とブラ子の様子が変わります。
2人食べてないし一個ずつ食べなよ
しんさんとニコン君食べてよ
▼サソリ
▼ゴキブリみたいなやつ
いや何のバツですか?
食べる意味ないよね?
クククク(笑)
ニヤニヤ
なんとアロハ君とブラ子は自分らは難易度低めのイモムシやバッタなどを食べた事により、『虫食べたくない組』の私とニコン君を少し下に見ています。
例えるならばまるで飲み会で一気飲みを強要されているかのような心境であります。
しかし「虫を食べないから男じゃない」というのは間違いではないでしょうか!?
本来「食」とは人間が生命を維持するために人体に必要な栄養素を含む物質を口から体内に摂り入れる行為であって、虫など食べなくても生きていけるのです。
しかし触発されたニコン君の口からとんでもない言葉が飛び出します。
サソリとゴキブリ…どっちがいいですか?
なんと虫を平気で食べた2人にはやし立てられたニコン君はその体の奥底に眠る男のプライドを傷つけられたらしく、あろうことかサソリかゴキブリを食べようと提案してきたのであります。
クククク(笑)
ニヤニヤ
サソリお願いします!
僕ゴキブリ食べるんで!
10バーツ(35円)を支払い、各々の虫を受け取り食べることになってしまいました。
せ〜のっ!
パクッ!
…うええええ!
にっが〜!まずぅ〜
ンンン!?
これ結構いけます
エビみたいな味!
そんなバカな!
ゴキブリの方が当たりだったとは!
まずこれは食べ物の味ではない!と思えるほど不味いサソリを食べた私は、早急に口内状況をリセットする必要があるのでお口直しにゴキブリを食べてみました。
パクッ
もぐもぐ…
エビ食った事ないんか!
帰国した時にはニコン君を美味しいエビを食べに連れていこうと思います。
ふふふ
ニヤニヤ
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