ONEPIECEのアラバスタ王国のモデルとなっているらしいブルーシティ・ジョードプル。
大迫力の『メヘランガル要塞』と『壮大で美しい青い街並』を見るために死ぬほどしんどい思いをしましたが、努力の結果素晴らしい景色を見ることができました。
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ジョードプル2日目
サダヲさんから連絡
コルカタで知り合いジャイプルで偶然再会した男サダヲさん(41)独身。
カメラに命をかける情熱系・ムッツリスケベ写真家の彼はラテン系美女が大好物です。
ジャイプルではソニアという可愛いメキシコガールと3人で連日酒を飲みかなり仲良くなりました。
そんなサダヲさんから連絡がきていました。
時計台の近くのホテルに泊まってるからランチ行きましょう!
とのこと。
ジャイプルにまだいるときに一応ジョードプルで再会する約束はしていましたが
(あなたの目は美しい)
などと言ってしまうくらいソニアに惚れまくっていたので、ソニアに別れを告げてまでジョードプルに来ないんじゃないかな?
と思っていました。
しかし実際にこうやってジョードプルまで来ているということは
と思いました。
昼ごろ指定された食堂のような所に行ってみます。
サダヲさんとランチ
もうジョードプルは見てまわったの?
あとちょっとのところで壁にぶつかってしまって、それ以上進めなかったので断念してくだってからトゥクトゥクに乗りましたよ
サダヲさんどうしてたんですか?
ソニアとなんかありました?
かなり意味ありげな沈黙であります。
ぼく、スタッフに注意されちゃったよ
しかもそのあとソニアはいきなりいなくなっちゃったんだよね
サダヲ(41)職業・カメラマン
めっちゃアホである。
ムンバイへの列車18時間
出発
この日はサダヲさんとランチを食べたあと、ジョードプルの街をブラブラしました。
そして15時。
私のムンバイ行きの列車は16:30発。
デリーに戻るというサダヲさんとはここでお別れです。
タイに行くかもね!
サダヲさんとお別れして私はジョードプル駅に向かいました。
このとき私はこの18時間という数字をなめていました。
おそらく人間が同じ場所に居続けられるマックスの時間はそんなに長くありません。
ましてやインドの列車内に18時間…。
ここがいやだよ!インドの列車
遅延する
これは本当に日常的に起こること。
日本の感覚でいると1分でも遅れようものならば
と不安になりますが、インドでは1時間や2時間は当たり前でひどい時は半日とか1日と、遅延したとかの話ではない状況になることもあります。
また大きな駅でのアナウンスもありますが、ヒンディー語など分かるワケがないし、本当に来るのかどうかすら分かりません。
混んでる
さすがにここまでの込みは見たことがありませんが、基本的にはめちゃめちゃ混んでいます。
トイレがすごい
かなりすごいです。
どのくらいすごいかというと
「あの空間に行くくらいなら我慢した方がマシだ!」
と思ってしまうほど。
こちらの図をご覧ください。
外の、地面の景色が見えています。
簡単に説明すると『ただの穴』なんです。
つまり線路の上にマーキングしていくシステムです。
そしてインド人は手でお尻を拭くので紙などは基本的に設置されていません。
その後みなさん手を洗っているわけですが、車内の水なんてすぐになくなります。
要所要所で補充をしているみたいですが、すぐになくなります。
じゃあうんこして手でお尻を拭いて水が出なかったらそのあとどうするの?
と思いませんか?
インド国内の人が多いところが基本的にくさいのはトイレと関係しているかもしれません。
ちなみにこの絵は簡単に描かれていますが、基本的にみなさんコースアウトしていらっしゃるので、落し物だらけで足の踏み場がないという状況は普通であります。
スマホDJ
これはインドに限ったことではありませんが、スマホから自分の好きな音楽を音量MAXで鳴らしてるマジで迷惑なやつが多すぎます。
本当にイライラするので「うるせえよ」と目で訴えるのですが、そういうヤツはだいたい目が合うと
おお?お前もこの曲好きだろ?Yeah
みたいな顔をするのです。
分かりますかね?
アゴをクイっとあげてにっこりする感じ。
と強く思います。
100歩譲って『みんなが知ってるアメリカのなんとかの曲』みたいな曲だったらいいのですが、そういうスマホDJが鳴らしている音楽はだいたい理解不能のインドミュージックなのです。
謎の長時間停車
今回ジョードプルからムンバイまで18時間の電車に乗りましたが、おそらくそのうちの4時間くらいはどこかで停車していたかと思います。
何もないだだっ広い農村が広がっているところでゆっくりと止まりそのまま1時間停車みたいなことがしばしばあります。
何待ち?
意味不明な時間です。
- 運転手の休憩?
- 列車自体を休ませる?
- 故障?
色々と考えてみましたがしっくりくるものはありません。
駅でもなんでもないところに停まるため、燃料や物資の補給や運転手交代などでもないのです。
気を抜けない
デリーに向かう列車の中で私の相棒サラ髪君の荷物が盗まれました。
宿にいた子供にiPhoneを貸してゲームをさせたら電池が切れるまで絶対に返してくれなかったことがありました。
その後も子供の手から無理やりiPhoneを引っぺがすまで握っていたので大変でした。
とにかくインドは手グセの悪いヤツが多すぎるので本当に気を抜けません。
気づいたら知らないヤツが横にいるとかはしょっちゅうです。
私が思うインドでてグセが悪いやつランキング
- 大人の男
- おばちゃん
- 子供
- 猿
マジでどこか分からない
アナウンスは基本的になし。
私は毎回近くの人にここどこ?と聞いていました。
列車のスピードが落ちてきて「もうすぐ止まるのかな!?」と降りる準備をするも、そのままゆっくり1時間走り続け、またスピードが上がって普通に走り出すみたいなことがよくあるのでややこしいです。
そして地元の人もあんまり分かっていなくて「あと10分くらいで着くよ!」と立ち上がってから1時間くらい走り続けたりします。
一番いいのはGoogle maps で事前に周辺地図を読み込んでおくか、Maps me などのアプリを使うかです。
当たり前ですがインド人よりもスマホの方が信用できます。
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やっと到着!ムンバイセントラル!
寝たり、起きたり、そこらへんのおっさんと喋ったりしてやっとの思いで到着しました。
と思ったくらいしんどい移動でした…。
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