ハンピから55時間の移動を終え、初めてインドに降り立った町・コルカタに再び到着しました。
しかし到着して気づきましたが21時到着予定なのに少し明るくなってきているのです。
コルカタ駅の時計を見るともう朝の5時。
知らないうちに8時間も電車が遅れていたのであります。
時計なんかもっていなかったし、iPhoneの電池が切れて1日以上経っているので時間の感覚が全くなかったのです。
前回▼
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CONTENTS
サンタナコルカタへ再びチェックイン
ダメもとで行ってみた
もともとは21時に到着すると思っていたのでサダルストリートにあるテキトーな宿をネット予約していたのですが、電車が遅れて朝の5時なので諦めました。
普段ならそこらへんでテキトーに時間を潰す私ですが、ハンピから宿泊なしの55時間の移動(本当は63時間)でかなり疲労しきっています。
一刻も早く安全安心な場所で眠りにつきたかったので、このインド旅行で最初に泊まった『サンタナゲストハウス』にダメもとで行ってみました。
あまりにも早い時間に行くのもご迷惑かと思い、ゆっくり向かって午前8時前ピンポンを押してみました。
戻ってきたんだ
さあ中に入って
と快く迎えてもらいホッとしました。
1ヵ月間のことを話す
前回同様朝食時にチェックインしたのでまた朝食をご一緒させてもらい、これまでのことを話します。
相棒のサラ髪君が荷物を盗まれたこと、インド初日にこの宿で知り合ったサダヲさんとジャイプルとジョードプルで再会したこと、なんとかビザ内でインドを一周できたなどを話しました。
命があってよかったね
デリーの宿でもそうでしたが、インドに住んでいる人にとって荷物盗まれたくらいのことじゃ何もびっくりしないようです。
今一度コルカタを歩いてまわる
サンタナコルカタで知り合った日本人3名とコルカタの街を歩きました。
コルカタに来るのは2回目ですが、1回目はインド自体にかなりびびっっていたのいたのでコルカタについてほぼ何も知りません。
出国は2日後。
後悔しないように(もう2度と来なくていいように)歩きまくりました。
Blue Sky Cafeに行った
サダルストリートの有名店で、コルカタに旅行に来た人はだいたい行っているレストランです。
私も行ってみたのですが、そんなに安くもないしそんなにうまくもないしわざわざ来ることもないかなという印象。
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買い出しに行き夕食を作る
私は日本にいた時に6年ほど飲食店で働いていたので、料理がまあまあ得意であります。
サンタナでその話をしたところぜひ料理を作ってくれとのことだったので、久しぶりに包丁を握ることになりました。
変な野菜と残酷な肉屋
宿のスタッフの人に連れられてどでかいマーケットに行きました。
さすが外国!謎の野菜がたくさんあります。
こんなんとか
こんなん
どう料理していい分からないし、どこを食べるものなのかも分からないし
と疑いたくなるものがたくさんあり、かなり面白い場所でした。
へんな野菜エリアを通り過ぎたその先に悪臭立ち込めるやばそうな場所がありました。
なんですかここは
ここの肉は新鮮なの
インドに新鮮なものなど存在しないと思っていた私は、その「鶏肉が新鮮」という言葉の意味がよく分かりませんでした。
その瞬間マッチョなおじさんがおもむろに奥から生きたニワトリ1羽持ってきて、何の躊躇もなく首をはねました。
そしてまだバタバタ動いているニワトリをドラム缶の中にぶち込みました。
ニワトリの動きが止まるとそれはもう踊るような鮮やかな手つきで一気にさばいてしまいました。
以前私は和食店で働いていたことがあって、活きたカンパチやブリをガンガンさばいてドヤ顔していた時期がありますが、同じノリでニワトリを軽くさばくところを見て度肝を抜かれた次第であります。
肉は細かくカットしてもらい、お世辞にも清潔とはいえない紙に包んでもらい受取りました。
夕食を作る
完全に任されてしまったので久しぶりに料理人モードであります。
私は飲食店勤務時代に何百回もまかないを作ってきたので『余り物+α』飯は得意であると自負しております。
作ったのは
- 殺したてインド地鶏のテリヤキチキン
- 毛むくじゃら謎野菜をふんだんに使った野菜炒め
- せっかく日本人宿なのにカレー味のスープ
なかなか喜んでもらって嬉しかったです。
インド旅行を終えて
まず私はインドで1ヶ月生活して
と思いました。
インドの嫌いな所
- 詐欺師が多い
- 汚すぎる
- カレーしかない
- うんこだらけ
- その他100個
嫌いなことムカつくことを全部あげたらそれだけでブログが成立しそうなので割愛します。
1ヶ月じゃ足りない
しかしこんなに嫌いなのになぜか私は「絶対また来るんだろうなぁ」とぼんやり考えております。
その理由は『1ヶ月じゃ全然見てまわれなかった』から。
私は今回アライバルビザで入国していてたったの1ヶ月しかインドにいることができませんでした。
もっと余裕を持ってゆっくり1つ1つ見てまわりたかったなあと思っています。
特に前半のコルカタ▶︎バラナシ▶︎アーグラーにいたってはたったの4日で突破したので、かなり忙しい旅行になってしまいました。
歴史や宗教に興味を持った
正直何も知らない状態でインドに来たので、見に行ったそれが何なのかも分からず
と言っていました。
例えば『ムンバイのインド門』を一人で見に行ったときに事前に歴史を軽く仕入れとば良かったなあと思ったのです。
ぱっと見『デリーのインド門』と似たような感じなんですが、その建てられた意図は対照的であります。
そんなことも知らずに
と言っていました。
またインドの宗教ヒンドゥー教もかなり面白いので、勉強したあとにまたインドを訪れるとまた面白いだろうなあと強く思いました。
他のエリアにも行ってみたい
今回私はコルカタから反時計回りでこの9箇所を訪れました。
旅先で調べたり知り合った人に聞いたりでいろんな所に行ってみたくなってしまったのであります。
今回訪れていない街でいつか行ってみたい場所ランキング
1.プシュカル
ダントツ1位はプシュカル。
だって行った人はみんな口を揃えて
と言うのだから。
調べても何がそんなにいいのかピンとこないので、何がそんなにサイコーなのか確かめに行ってみたいものです。
2.ダージリン
インドの国土の形をよく見ると右のバングラディッシュのあたりがひょこっとはみ出てますね?
そっちエリアの入り口あたりのバングラディシュ、ブータン、ネパールに囲まれちゃってる場所。
そこがお茶で有名なダージリンであります。
聞く話によると
- インドなのに暑くなくて
- インドなのに人々がオシャレで
- インドなのにカレー以外の食べ物が美味い
という非常に興味深い町。
3.マナリ
インド北部のイケてる町といえばマナリ。
ヒマラヤ山脈のふもとにあるバックパッカーの聖地とも言われる美しい町であります。
4.マドゥライ
インド旅行を終えてから知った場所で、めっちゃカラフルな寺院があるらしいのです。
5.スリランカ
そうインドじゃないんです。
ググってもらうと分かりますけど自然がすごいんです。
せっかくインドに行ったんだったら、近いんだしついでに1週間くらい時間とって行ってみてもいいかもなあと思います。
インド人と絡むのが面白すぎる
またインドに来たい最大の理由はこれであります。
本当に毎日面白くて、声を出して笑えるほどアホでサイコーなヤツがうじゃうじゃいました。
ムカつくことも多いけど、笑えることが多いのも事実であります。
次回はもっとゆっくりじっくり、そしてもっと濃い〜旅をしたいと思いました。
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7月5日〜11月3日|4ヶ月アジアの旅全て終了
[2013年]
なんとなく思いついたバックパッカー旅行がついに終わりました。
26歳にして初めての海外、しかもバックパックひとつで4ヶ月間7ヶ国の旅行であります。
何回かやばい目にも合いましたが、『最初にゴールと決めていたハンピ』に無事到着できて大きな達成感を感じることができました。
出発前の日本にいたときは
といった気持ちでしたが、この私インドに行って完全に海外生活にハマってしまったのであります。
-4話〜66話の全71話に及ぶアジア4ヶ月の旅行記にも収まりきれなかった体験としょうもない失敗から大きく学ぶものがありました。
自分がいかにビビりか
自分がいかに自己管理ができない人間か
を再確認し反省した4ヶ月でした。
特にこの話▼
しかしいつもピンチのときは仲良くなったバックパッカーや、現地の名前も知らない人など誰かが助けてくれました。
しっかりしよう強くあろうと何度も反省したのです。
このアジアの旅が終わると次はカナダワーホリ編が始まります。
アジアでの経験が活かされるのかどうかは不明でありますが、私なりに全力で取り組み、いい結果が残せればいいなあと思いながらコルカタ空港に向かいました。
そして空港で私は気付いたのです!
インドが暑すぎて、機内の寒さをしのぐ用のパーカーをどこかでなくしていたことに…。
インド編おしまい
アジア4ヶ月の旅終了
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