セブで知り合ったサラ髪君と旅行中。
仲良くなった日本人専門ガイド・ヒロシ
『無料でバラナシをガイドするかわりにお店を見に行く約束』でボートをチャーターしてもらってガンジス川を案内してもらいました。
最終的には高すぎる高級布を買わされそうになったので後味が悪い感じで彼とはお別れ。
ヒロシには申し訳ないのですがただでバラナシで遊ばせてもらいました。
朝・昼・夜とガンジス川を飽きるほど体験していつもの
が出たところで次はアーグラーに向かいます。
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CONTENTS
またもや3段寝台で移動
次の目的地で意見が割れる
夜バラナシの駅からアーグラーへ向けて出発。
コルカタからの移動と同様の3段のエアコン無しSLクラスの席です。
22時出発でアーグラーには次の日の朝8時ごろに到着予定の10時間の旅。
この時間帯の移動が1番いいんですよね。
寝れるので宿代を浮かすことができるので1日を無駄にしない利点があります。
サラ髪君とアーグラーの次の目的地で意見が割れました。
アーグラーのあとは予定がモヤっとしてたのであります。
デリー行きたい派のサラ髪君
インドに来てデリーに行かないなんて、日本旅行に行って東京に行かないようなもんでしょ?
デリー行きたくない派の私
それよりもラジャスターンの街にいくつか行きたいな
別に喧嘩したわけではなく、真剣な話し合いであります。
我々はアライバルビザで入国しているので1カ月間しかインド国内にいれないのです。
なのでルートや場所選びはかなり重要なのです。
結局サラ髪君のアツい『デリー行きたい欲』に負けてアーグラーの後はデリーに行くことになりました。
遅延なしで到着
インドあるある『列車がマジで来ない』と聞いていましたが、今のところは順調に進んでいます。
今回も予定通り8時に着きました。
まず駅を出る前にその日の夕方にアーグラーを出る列車のチケットを買いました。
行き先はもちろんデリー。
急ぎすぎですか?
この日はインドに入国してまだ4日目。
たった4日でコルカタ~バラナシ~アーグラーと移動しています。
しかもしっかり観光などもしながら。
1か月しかないからと急ぎすぎています。
実はこの急ぎすぎる旅行スタイルがあだとなり、この日の夜、この旅最大の事件が起きるのであります。
嫌な予感はしていました。
あまりにもスムーズに事が進むので。
その話は次回。
スリーパークラスの電車内でぐっすり眠り、朝の8時にアーグラーに到着して夕方までにタージマハルを見て夜デリーへ移動。
完璧です。
完璧すぎます。
全く時間を無駄にしていません!
しかも夜間の移動で宿泊費も節約。
完璧すぎて恐ろしいくらい。
もしひとり旅だったらこんな動きはできません。
サラ髪くんのおかげです
タージマハルとアーグラー城と野々村真
アーネルという男
デリー行きのチケットを無事購入し外に出ると、尋常じゃない数のトゥクトゥクや人力車、タクシー、ガイドの人などが一斉によってきます。
この感じをどう対処するかも旅の醍醐味ではあります。
- 無視する派
- NoNo!と言い続ける派
- ソッコー値段交渉始める派
などなど。
私はその時の気分や体調にもよりますが、基本的には『ハイタッチ派』であります。
やっぱりトゥクトゥクやタクシーはその運転手次第で移動が良いものか悪いものに変わるのです。
なので最初から面白そうな人、しかもなるべく誠実そうな人を見極めるためにみんなと話をします。
最初から険しい顔で
ハウマッチ⁉︎
NoNo! ディスカウント!
とか偉そうに言ったところで、たいして変わりません。
それよりも最初から仲良くなった方が絶対お得であります。
そんな中トゥクトゥクドライバーのひとりが、
と自信マンマンに写真を見せてきました。
彼の名前はアーネル。
まあよくあるんですよ。
日本人旅行者に何かメッセージを書いてもらって信頼を獲得している感じのドライバーが。
あとは日本の芸能人の名前を出して営業してくるタイプ。
しかも野々村真はマニアックすぎるやろ……
なんと彼は本当に野々村真と一緒に写真を撮っていて、横に野々村さんのサインらしきものが書かれています。
しかも『いつもありがとう』と書かれています。
野々村真の専属ドライバーなのこの人⁉︎
もう興味が湧きすぎて、彼に半日アーグラーを案内してもらうことにしました。
しかも350ルピーであります。
マジ安いです。
ほかのトゥクトゥクは
グッドプライス!
とか言ってたのでアーネルがどれだけイケてる男かが分かりますね。
タージマハル
ベイビータージマハルとやらを見にいった後、ついにテレビやネットでしか見たことがなかった『タージマハル』に着きました!
興奮です!
これを見るためにインドに来たようなもの!
タージマハルを生で見たことがない人がどのくらいの大きさを想像してるか知りませんが、私の想像ははるかに超えてきました。
そしてコレがテンション上がるサラ髪君。
いつもクールな男がアホに見えます!
料金は750ルピー。
入り口のとこで買います。
その後男女別々に荷物検査して入場です。
タージマハルの建物は神聖な場所であるため
「観光客に汚させる訳にはいかん!byインド政府」
みたいな空気を感じます。
土足厳禁です。
足にはめるビニール袋みたいなやつをもらえるので、それを装着して脱がずにいけます。
入り口がピークのアーグラー城
そのあとアーグラー城を見に行きました。
タージマハルの時点で大満足の我々は、
みたいな感じでしたが、着いてみると
なんじゃこの迫力は!
かなりすごいので、さっそく勇み足で中に入りました!!
しかし!
中はマジでショボくてガッカリです。
いやホントのことをいうとそこまでショボくはないのですが、入り口がすごすぎて
となってしまったのです。
その後名前も無いような『遺跡なのかただのボロい家なのか分からん小さめの建物』を見にいかされて、観光は無事終了!
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アーネルと遊ぶ
気遣いの出来る男アーネル
『インドあるある・勝手にお土産屋さんに行く』がそろそろくるんじゃないかと思っていたらアーネルがこんなことを言いだしました。
買え買え!って言うヤツもいるけど買わなくていいからさ、申し訳ないんだけどついてきてくれないかな?
どうやらこのトゥクトゥクドライバー達は、観光客をお店に連れて行くだけでいくらかお金もらえるらしいです。
アーネルにはだいぶお世話になってるし、日本人を良く分かっていてそういう気遣いのできる男なので快く了承しました。
宝石屋
まず着いたのはデカい宝石屋。
こんな我々に似合う宝石などあるわけないのに、店員が生年月日を聞いてきて選んでくれました。
15,000ルピー(23,000円)の青くて丸いやつがついたネックレス。
5分ほどで退散しました。
シタール屋
もともとロックバンドをやっていた私は、楽器屋が好きなので弾けもしないのにたまに入ります。
ビートルズやKula Shakerでもレコーディングで使われたように、シタールには前々から興味を持っていました。
欲しいけどもちろん買いませんよ。
2人の客(我々)に対して10人の店員がひたすら買え買えと言ってきますが、
と聞きたくなります。
しかしあんまり込み入った質問すると
ガンガン行くぜ!?
と勘違いしてゴリゴリくるので会話は控えました。
少しだけ音階を弾けるようになって、満足したのですぐに出ました。
いやカフェ初めてかよ!
その後は夜の電車を待つのみなので、エアコンの効いたカフェに行くことにしました。
アーネルは「俺は外で待ってるから」と言っていますが、優しい我々は、
と誘い、半ば無理やりカフェ内に連れていきます。
そして注文。
100ルピー(160円)くらいするアイスコーヒーのようなものを3杯頼みました。
アーネルはこういう店には普段来ないのか、かなり緊張しています。
カフェサイコーやな!
満足だよ!
結構彼はコーヒーを一気飲みし、暑い外に出ていってしまいました。
さらばアーグラー!次はデリー
アーネルにトゥクトゥク代とチップをちょっとだけ渡してお別れしました。
この日はインド4日目。
4日目の夕方にして早くもコルカタ、バラナシ、アーグラーを終わらせています。
しっかり観光もしてるし、体調も悪くない。
運良くいい電車がとれてるのでしっかり睡眠も取れています。
順調に見えるインド旅ですが、この日の夜一気にインドを嫌いになってしまうのでした。
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