ビーサンを無くしながらも知らないおっさんのサンダルを履きなんとかバラナシへ到着。
目的はもちろんガンジス川!
バックパッカーに大人気の街でどんな体験ができるのか楽しみであります。
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CONTENTS
インドすぎる街バラナシ
偉そうな日本人大学生現る
アライバルビザで入国している我々はかなり旅を急いでいます。
計画しているルートはこう!
2番目の目的地であるバラナシに到着しました。
頭キレキレ男・サラ髪君のアイデアにより宿探しの前に次の目的地のアーグラーに行くチケットを買うことにしました。
外国人受付に行くとなにやらもめています。
と突っ込みたくなるくらい下手くそな超カタカナ英語でめちゃめちゃ文句を言っている日本人の若者がいました。
しかも大声で怒り散らかしています。
受付のインド人のおっさん困ってるやん
聞いてるこっちが恥ずかしいよ
チケット!
バイ!
ドゥユノウ?
ファーック!
マネー!アイペイマネー!
ファーック!
横柄です。
非常に横柄であります。
「おそらく〇〇なトラブルがあったのだろう」という予想すらもできないような喋りだったので、何があったのか聞いてみました。
何かトラブルですか?
あのーこいつらマジ英語できなくて困ってんすよね!
いやお前やろ。
結局何があったか分からないし、非常にめんどくさそうな男だったので我々はアーグラー行きのチケットを買ってすぐに外に出ました。
しかし何を勘違いしたのか横柄大学生がついてきます。
行きましょう!
誰もお前と行くとは言ってないわ!
と言いたいところですが、1人増えたらトゥクトゥク代が安くなるので共に行くことにしました。
しかし彼は「貧困地では現地民に暴言を吐き、偉そうな態度をとる醜い系バックパッカー」の典型例だったので、一緒にいてシンプルにストレスであります。
リアリ~ダーティ!
ファッキンインディア~!
あははははは!
トゥクトゥク代を彼に渡して
と言い残し(予約してないけど)街に着いた瞬間我々はトゥクトゥクから飛び降り、彼を置き去りにしていきました。
我らはお主が嫌いである
しかしトゥクトゥクを飛び降りたそのとき!
前回電車内でユニフォーム交換さながらゲットしたサンダルが飛び降りた勢いでぶっ壊れたのです!
▼マレーシアでサンダルが壊れた話
サンダル購入
偉そうな大学生を撒いたところで宿探しの前に履き物を買うことにしました。
とりあえずそこらへんのお店で新たにサンダルを購入しましたが、安いビーチサンダルはあまりにも簡単に壊れます。
今回はいつものようなビーサンではなくマジックテープでバリバリっとやる、かかとを固定できるちょっと良いタイプのサンダルを購入!
それまで1ヶ国目からテキトーなビーサンで歩いていたので、初めて文明を手にした原始人のような気持ちであります。
超すごい!歩きやすい!
ウホウホ!
しかし原始人おしんぽこは歩き始めて5分後アキレス腱に痛みを感じます。
そして歩き始めて10分、両足のアキレス腱のあたりから出血します!
そうです。
尋常じゃないほどに靴ズレしてしまうサンダルをドヤ顔購入していたのです。
宿に着いた時にはかかとの上の方のアキレス腱のあたりがズルムケになっていました。
またアジア旅行に来るときはいいサンダルを日本で買ってこようと強く決意した次第であります。
牛とうんこ
インドでは牛は神様であり神聖な生き物であるため町中に野良牛がウロウロしています。
と最初はかなり恐れていましたが、動きがめちゃくちゃノロく、凶暴な感じも全くありません。
しかしバラナシの街は迷路みたいになっていて、人がすれ違うだけでギリギリの幅の道もあります。
そこに特大の牛が現れるともうダメです。
しかもいたるところに彼らのうんこが落ちているので、かなり歩きにくいのであります。
勝手にガイドする奴
歩いてる途中から
トモダチ!ヤスイ!
カムカム!
『インドあるある・勝手にガイドするやつ』が現れましたが、アキレス腱の痛みで面白い感じにする余裕も無かったため、完全無視でゴールデンゲストハウスという激安のローカル宿にチェックインしました。
すると勝手にガイド君が
と予想通りのことを言ってきます。
こいつに連れてきてもらったの?
勝手についてきただけ
おいお前(ガイド君)どっか行け!
宿のスタッフに追い出されたガイド君は泣きそうな顔で外にゆっくり出て行きました。
バラナシはああいうヤツ多いから!
その後サラ髪君が10ルピーだけ彼に渡しに走っていったのを見て
と感動するのでした。
ガンジス川で泳いじゃうか!?
インド料理以外の料理はNG
ガンジス川をとにかく見にいきたいのですが、コルカタから何も食べていないため空腹がす過ぎます。
しかしチェックインした宿で食事をしましたがマズすぎて一口しか食べられなかったのです。
注文したものは
- 餃子の皮くらい薄いピザマルゲリータ
- 昆虫の味がする緑色のトマトスープ
- チョコくらい甘いフライドチキン
- プラスチックの味がするチーズトースト
- プラスチックが入っていたフライドライス
まだインドに来て2日目の我々は「いきなりのインド料理は胃袋が吹っ飛ぶ可能性あり」と判断して、あえてインドっぽくないものを頼んでいたのですが大誤算!
インドではインド料理以外を注文すべきではありません。
イメージとかなんとなくとか、テレビで見たやつを思い出しながらとかで作ってるに違いありません!
あまりにも不味すぎて食べれませんでした。
しかしカレーを注文し直したらめっちゃ美味かったので、インドではインド料理のみで生活するしかありません。
サラ髪君と話していると『ヒロシ』と名乗る男が話しかけて来ました。
バラナシ・ヒロシ?
「バラナシ〜?ヒーロシー!!」
と叫ぶだけの持ちギャグひとつで成り上がってきた彼はガイドの仕事をしているようなんですが、仕事に対してはあまりギラギラしていません。
ただテンションが高いだけのようです。
嘘ついたりうっとうしいやつは嫌いですが、このヒロシタイプはかなり好感が持てます。
どのくらいギラギラしていないかというと
と言うほど。
流石に怪しいため、少々疑った質問をしてみたところ「ガイドは無料でやるかわりに自分のお店を見にきて欲しい」とのこと。
それならいいね!ということで、謎の男ヒロシによるガイドでこの日の夜と次の日の早朝にガンジス川でボートに乗ることになりました。
泳いじゃう?ガンジス川
ヒロシと夜に再び会う約束をして、我々はガンジス川に向かいました。
私は深夜特急という旅ドラマの大沢さんがかなりイケてるのを見て、このバラナシはインドの中でもトップクラスに楽しみにしていた街だったのです。
この私!間違って飛び込むかもしれません!
そして到着!
サラ髪君といざガンジス川へ!!
川はゴミ!
ごみ!
ゴミ!
ヤギの死体も浮いてます…。
傷口から菌が入って破傷風とかになるとよくないでしょう?
ちょっと今回は入るのやめとこうかな
あっさりガンジス水泳を諦める我々でした。
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