カンボジア旅行を終わらせ、一旦バンコクに戻ってきました。
帰ったその日からスミコに見つかりベロベロになって記憶のない私ですが、実はこのときあの男との再会の計画が水面下で進められていたのであります。
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CONTENTS
群馬の神バンコクに降り立つ
カオサンエリアのトムヤム屋
マレーシアのペナンで知り合ったグンマさんがバンコクに到着しているそうなので、指定された場所に行ってみました。
するとそこは有名なトムヤムクンのお店らしく、人がいっぱい。
するといましたいました。
相変わらずゴッド感満載のオーラです。
私が1番サムイ感じになったところでトムヤムを注文しました。
うまい!
タイの人気の島
グンマさんはタイのみならず、ありとあらゆる国の秘境や島を知り尽くす神のような男。
今回グンマさんが行ってきたのはピピ島とサムイ島ですが、実はタイには他にも旅行者に人気の島があります。
ピピ島
The Beach っていう映画の舞台になった場所で、タイ1の美しさとの呼び声の高い島。
グンマさんいわく、
らしいです。
サムイ島
バックパッカーの半分はダジャレにしてしまう名前の島。
飛行機で行けちゃいます。
グンマさんいわく
高いホテルに泊まってのんびりがいい
らしいです。
タオ島
タイ島人気ランキング1位の島。
ダイビングとシュノーケルやるならここ。
パンガン島
フルムーンパーティで有名な島です。
パンガン島に行きたかったらロン毛のドレッドヘアだったり、朝からボーッとしてる人に聞いてみると情報貰えます。
サメット島
時間無い人にオススメ!
バンコクから日帰りで行ける島。
近年開発がガンガン進んでいるらしく、超オススメらしいです。
謎の女?タイマスター・テレアポちゃん
超ローカルタイ料理屋
どうやらグンマさんがサムイ島で知り合った(ナンパした)女の人がこれから現れるそうです。
そして待ち合わせ場所はなぜかサナム公園。
広すぎる公園で待ち合わせですが、なんとすぐに会えました。
サムイ島でなんかあったんですか?
随分と怪しい男であります。
彼女はタイに住む日本人女性テレアポちゃん。
知ってました?
電化製品とかのクレームの電話するとタイに繋がってるんです。
彼女はその仕事をしています。
っていうおっさんクレーマーが多いらしいのですが
と言ってました。
テレアポちゃんはタイに住んで長いらしく、バンコクのあらゆるローカルスポットを知り尽くしています。
行った場所は普段ひとりなら絶対入らないであろう、かなりローカルな店。
ガパオライスが30バーツ(当時70円ほど)で食べれて、しかもめっちゃうまい!
グンマさんはカオマンガイを注文。
テレアポちゃんはパッパッブンブンみたいな意味不明な名前の野菜炒めと焼き鳥みたいなものを注文しています。
バンコク在住者の日本人はほとんどカオサン付近では遊ばないらしいのですが、どうやらテレアポちゃんはしょっちゅう来てるらしく、マニアックな場所をいろいろと教えてもらいました。
ビルの奥深くに入って行った先にある小さなドアを開けるとそこはビリヤード場、そして超大人っぽいバー。
ベルギー美女達とのビリヤードを思い出しますが、ここはまた違った雰囲気。
通りがかりでは絶対に来れないような場所なので、やかましいパーティピーポーみたいな人はまずいません。
たまに連れてきてもらったりするんだよ
当時彼女は30歳。
私の4つ上です。
グンマさんも私もテレアポちゃんの大人の色気にタジタジでしたが、ぶっちゃけ大人っぽいバーは全く楽しくなかったのでそこらへんの屋台みたいなところで遊ぶことになりました。
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おそらく沈没者?こうならないように旅しよう
カオサンロードの1本北側のランブトリーを西側のお寺の方にずっとずっとず~っと歩いて行った先の、人がだいぶ少ないエリアの屋台で飲むことになりました。
グンマさんもご機嫌であります。
飲み始めて約1時間ほど経った頃、それはもう誰がどう見てもヤバイヤツと言うほどの変態男が現れました。
周りのお店で盛りがっている欧米人旅行者に文句を言っています。
何がいぇ~いだよ!
しかも日本語で!?
さらに私たちのテーブルに近づいてきます。
こっちを凝視してブツブツ言いながらゆっくり近づいてくるので、
「うわっ本当にこっち来た!」
と思い3人立ち上がったところ
ムカつくんだよ!お前らみたいのが!
大声で急に我々に叫び始めたヤバ男に私はもちろんのこと、神であるはずのグンマさんも完全にびびっています!
でもテレアポちゃんがいるので守らなければいけません!
(気に入られたいから)
しかし気の強いテレアポちゃんは
服も着ないで素足でしまいには人に絡んで!
日本人として恥ずかしくないの⁉︎
おそらくお酒以外のやっちゃいけない系をやってるっぽい目をしている彼は、完全に旅行の目的を失った沈没者で、やっちゃいけない系の中毒者であります。
しかし美人で気の強い(しかもとんでもないパイオツの)テレアポちゃんの一言でヤバ男は黙り、どこかに行ってしまいました。
でも多分タイだから、アジアだからってなめてんだよね
バックパッカーやってる男ってすごくカッコいいと私は思うんだけど、ああいった感じの日本人も少なくないから2人もああいうふうにならないようにしてよね!
たしかに物価も安くて居心地のいいバンコクでは一歩間違えばあんな感じの沈没人間になってしまうなぁと思います。
安いのは宿、食事だけでなくドラッグももちろん安いのです。
グンマさんとお別れ
次の日、グンマさんは
次は日本で!
と言い残し、アッサリとバンコクを去って行きました。
私のバックパッカー人生の中でもかなり大きな存在であるグンマさん。
彼が旅行や観光に興味を持つことの大切を私に教えてくれなかったら、ひょっとしたら私もどこかの国の居心地の良さそうな場所で沈没人間をやっていたかもしれません。
怪しい女である。
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