カンボジア

【旅行記44】シェムリアップの温泉でスッキリ?夜は再びバンコクへ移動【カンボジア4】

アンコールワットとベンメリアの観光が終わり、次の目的地はインドとなりました。

バンコクで再集合という約束で一旦サラ髪君カップルとお別れしました。

今回は海外にいるのに厄介な日本人と絡んだ話。

前回▼

【旅行記43】アンコールワットとベンメリア【カンボジア3】大雨での停電と冠水。それに伴いネット環境も皆無という状況で過ごした前日。 結局最後は夜遅すぎて宿に入ることもできなかった私はハンモック...

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カンボジアに温泉?

ハリガネ君

ベンメリアに一緒に行った8人のうちのひとりにものすごい髪質の男がいました。 

彼はハリガネ君といって、針金のような髪質の男。

別にそこまで仲良くなった感じはなかったのですが

ハリガネ君
ハリガネ君
シェムリアップに温泉あるの知ってました?
一緒に行きましょうよ!

と誘われて温泉に行くことになったのです。

この日の予定は深夜発の便でバンコクに戻るだけ。

それ以外用事のない私は、そんなに仲良くない人から誘われた興味の無いことに参加するほどに暇だったのです。

おしんぽこ
おしんぽこ
水に濡れたら彼の髪がどう変化するのか見てみたい

え?私がチャリこぐんですか?

その温泉は夕方にオープンするとのことで16時にハリガネ君と待ち合わせをしました。

とんでもない髪質の男・ハリガネ君はママチャリで登場。

ハリガネ君
ハリガネ君
ふぅ~暑いっすね~!
よし!じゃあ行きましょう!
じゃあボクはうしろに乗るんで
チャリこいでもらえます?
おしんぽこ
おしんぽこ
え?
ハリガネ君
ハリガネ君
あれ?大丈夫っすかね?
ふたり乗りで行きますよ〜!
よし!じゃあ行きますか!
チャリこいでもらえます?
おしんぽこ
おしんぽこ
えぇ?
ハリガネ君
ハリガネ君
こいでもらえます?

私は理解できません。

なぜ彼を乗せて私がママチャリをこがなければならないのか?

誘ってきたのは彼。
そしていい筋肉をしてそうなのも彼!

体型的にも立場的にも私は自転車をこぐ必要はないと思います。

おしんぽこ
おしんぽこ
いやハリガネ君がこいでよ
ハリガネ君
ハリガネ君
ボク人乗せてこげないんですよ!
さあ!行きましょう!
こいでもらえます?

この日私は自分が人を乗せてママチャリをこぐことが意外にもうまいことを知りました。

カンボジア温泉の実態

1階はカフェバーのような飲食店になっていて、2階に浴場があります。

場所はハードロックカフェの近く。

Google maps では出てこないようなので、位置はハードロックカフェ。

夕方17時から1時間女子タイム、18時から男子タイムというふうになっています。

17時半ごろに到着したので、男子タイムに切り替わるのを待ちながらハリガネ頭と少し話をしました。

おしんぽこ
おしんぽこ
ハリガネ君はなんでこんなとこ知ってんだ?
ハリガネ君
ハリガネ君
前にカンボジア通の日本人の旅行者に教えてもらったんですよ
温泉でさっぱりしたあとチャリ乗ると気持ちいいっすよ~!
おしんぽこ
おしんぽこ
そうなんだ
そのときはどうやって来たの?
ハリガネ君
ハリガネ君
え?この自転車で来ましたけど
おしんぽこ
おしんぽこ
そのときはハリガネ君がこいだの?
ハリガネ君
ハリガネ君
いやいやボク人乗せてこげませんから!
何回言わすんですか~
たぶんバランス感覚が悪いんですよね!

この瞬間私は彼に温泉に誘われた理由が分かりました。

どうやらただの足がわりのようです。

「温泉でさっぱりしたあとチャリ乗ると気持ちいいっすよ~」の発言にもかなり引っかかっています。

なぜなら温泉でさっぱりしたあとにまた人を乗せて自転車を漕げば汗をかくのは間違いないし、気持ちいいのはうしろの人間のみ。

そして温泉後にチャリを漕ぐのはおそらくまた私。

チャリこいで汗かく

温泉でさっぱり

チャリこいで汗かく

おしんぽこ
おしんぽこ
意味なくない?最後に汗かいて終わり
意味なくない⁉︎

私はハリガネ君にこれでは意味が無いと物申しました。

ハリガネ君
ハリガネ君
な~に言ってるんですかぁ!
チャリこぐだけで汗かくわけないじゃないですか!

おそらく彼の心はハリガネで補強されてるだけのまだ未完成の状態。

気配り、思いやりなどの心のセッティングやチューニングがなされぬまま出荷された未完成品だということが分かりました。

そしてその後温泉に入ったのですが、あまりにも普通すぎて特筆することはありません。

お金を払って普通にロッカーの鍵とタオルもらって、中は普通の大衆浴場です。

『まあカンボジアにしては結構綺麗だな!』くらいです。

しいていうならば

おしんぽこ
おしんぽこ
そんなに自慢気にオープンするほどのもんでもなくない?

と言いたくなるほど、股を全開にするハリガネ君に驚いたくらいです。

温泉で汗を流したあとは,また二人乗りの『こぎ』担当をやらさられて、温泉に行く前よりも汗だくで、帰るのでした。

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