宿に到着したにもかかわらずシャッターが閉まっていて、夜に1時間以上待つことになったTransfer Lodge。
一度は野宿を覚悟しましたが、諦めずシャッターを叩き続けてなんとかイギリス人カップルのお陰でチェックインすることができてひと安心です。
ただ彼らはお取り込み中だったようで、大変申し訳ないことをしたなぁと思っております。
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CONTENTS
不人気宿Transfer Lodge
私が泊まったこのホステルは外から見るとお洒落なカフェなんですが、中に入って奥のほうと2階に宿泊施設があります。
私の部屋は1階の24人ドミトリーです。
しかし前夜見たイギリス人はチェックアウトし、宿泊者は私ひとりだけという超不人気宿であります。
一晩明け、朝起きるとスタッフのおばちゃんがカフェのレジに立っていました。
ラテを頼むと5RM(約130円)取られました。
前日は移動のみでほぼ何も食べておらず朝から空腹が過ぎるので、ついでにサンドイッチのセットにしてもらいました。
おそらく宿泊者が書いたのであろう
『バックパッカー宿っぽいメッセージや落書き』
が壁いっぱいに広がっています。
とペンを渡されたので,私もひとつ書き残すことにしました。
ストリートアートの街
ペナン島のジョージタウンには街中にストリートアートがあります。
▼これは多分1番有名なやつ。
この写真を撮るのに何でもない路上に列ができるほど。
触ると近所のオヤジに怒られます。
そしてこれは!
ワイヤーアートでもないのですがこの黒いラインは金属です。
上記の『物と絵一体型タイプ』と『黒い鉄で絵とか文字を表現してるタイプ』の2種類のアートが街中のどこかにあるのです。
私はアーティストでもなんでもないただの貧相なロン毛でありますが、こういう外国のアートっぽいもの大好物であります。
ということで『これらを全部見つける遊び』をやりました。
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地獄のアート探し
これが地図です。2018年版
これに載っているやつを全部探す遊びをやるのですが、まず最初に申し上げましょう。
私は途中で諦めます。
理由は6つ
- ひとりで周って見つけた感動を誰とも共有できず寂しかった
- シンプルに飽きた
- 触っちゃいけないのを知らなくて触ったらマジで怒られた
- 完全に迷って入っちゃいけないところに入ってマジで怒られた
- ナンパに失敗して心が折れた
- 暑すぎて命の危険を感じて(セルフ)ドクターストップ
1.ひとりで周って見つけた感動を誰とも共有できず寂しかった
このアート探しは何が楽しいって見つけた時の感動がいいんです。
地図だとここなんだけどな~
写真撮って~!
こんなんやりたいですよね?
私の場合はこちら
地図だとここなんだけどな~
ん?あ~これか~パシャ
はい次~
ひとりだからしょうがないんですけど、寂しすぎませんか⁉︎
2.シンプルに飽きた
アートのクオリティやアイデアは結構なものだと思います。
これなんて私はすごい好きな絵なんですよね。
ただめっちゃめちゃ飽きます。
みたいなことがしょっちゅうなんです。
しかもわざわざ行って、そこらへんの人に聞いたりして探し回ってやっと見つけたら
みたいなのもいくつかあって
そろそろいいかな…?
ってなりました。
3.触っちゃいけないのを知らなくて触ったらマジで怒られた
これ!
これすごいでしょ?
って触りたくなりませんか?
ちょっとです。
ほんのちょっとだけ触ったら近くにいた子供が
と騒ぎ出し、近くのおっさんを呼んできて、そのおっさんにマジで怒られてシュンとしちゃったんです。
しかも周りに他の旅行者もいたので非常にお恥ずかしい思いをしました。
4.完全に迷って入っちゃいけないところに入ってマジで怒られた
人んちかホテルか政府関係か…そこが何だったのかはマジで不明すぎるのですが、まるでテロリストを除外するかのように、警備員が警棒を持って私に向かって何か叫びながら走って来るのです。
怖すぎたので走って逃げました。
しかも周りに他の旅行者もいたので非常に恥ずかしい思いをしました。
5.ナンパに失敗して心が折れた
これは正確にはナンパではありません。
シンガポールでも似たようなことがありましたが
男を惑わす可愛い女子達が問題なのであります。
細路地に入り見つけにくい小さなアートをやっとの思いで発見し、写真を撮り終えて大通りに出たところ、それはもう誰が見ても
と言わざるを得ないような女子に話しかけられました。
ひとりで探して周る人は珍しいです。
特に女子は。
どうやら私が先ほど見つけてきたアートを長時間探していたみたいなので、連れて行くことにしました。
そして彼女は大喜び。
喜ぶ彼女を見て私も大喜び!
ハイタッチなんかしちゃった後は、じゃあね!という感じですぐお別れしました。
しかし地図やガイドブックにはアートごとに番号が振られており、番号順に探してまわるのがセオリーなので、次のアートそして次のアートでも彼女と遭遇してしまうのです。
そしてそこから離れるときに再び話しかけられました。
歩きながら少し話します。
九州男児であります!
私のおばあちゃんは日本人だよ
彼女は1/4日本人の血が入ったイギリス人でした。
一気に親近感が湧いてしまい、もうこれってクレオパトラとデートやん⁉︎と勘違いした私は「もうこのままお話しながら2人でアート探しするんだろう」と思っていました。
そして彼女が間違った道を行こうとするので
とまるで元から一緒だった人みたいな感じで言ってしまったのです。
こっちから行くね!
って顔してる!!
ここで完全にこのアート探しが楽しくなくなってしまいました。
6.暑すぎて命の危険を感じ(セルフ)ドクターストップ
要は暑くてだりいなぁってやつです。
人に怒られ、クレオパトラにはフラれ、そもそも飽きてきている私は34個目でリタイア。
毎年少しづつ変更されているのですが、現在は60個くらいあるらしいのでいつか機会があればまた探しに行きたいと思います。
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