シンガポール

【旅行記24】インド人に道を聞くのは要注意?徒歩5分の道のりが90分に【シンガポール1】

飛行機の時間を8時間も間違えているのに、危険な深夜のマニラを移動。

最後の最後までトラブルの絶えないフィリピンでしたが、なんとか空港までたどり着くことができました。

そしてついに3ヶ国目の国シンガポールに到着します。

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【旅行記23】治安最恐?恐ろしすぎる夜のマニラと恐ろしいほどアホな私【フィリピン15】 楽しかったセブ旅行を終え、シンガポールに飛ぶために再びマニラにやってきました。 飛行機の時間を把握していなかったこの私。 あ...

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到着!シンガポールチャンギ空港

マニラにて

時間を間違えてマニラ空港に早く来てしまったためかなり暇な状況になってしまいました。

しかし睡眠を取らず急いで移動したので空港の床で爆睡です。

どんなにお腹が空いてても、どんなに好きな子が横にいても、どんなに硬い床の上でも疲れて眠い時は寝ちゃいますよね。

そしてしっかりと睡眠をとり午前10時マニラを出発。

韓国人と大モメしたり

カメラを盗まれたり

深夜のセブでダッシュしたり

マニラで三途の川を一瞬見たり

いろいろありましたが、もう済んだこと。

ここに来るまでのハプニングとトラブルを反省するよりも、これから始めてのユーラシア大陸に上陸するということで気分はかなり高まってきております!

シンガポールはギリ島国だから、まだユーラシアじゃねえぞ

おしんぽこ
おしんぽこ
えぇっ⁉︎

多くの人種を見て実感が湧く

そしてシンガポール・チャンギ空港に到着!

基本的に空港って綺麗な場所ですけど直前までいたのはフィリピン。

なのでこのシンガポールのデカすぎる空港がとにかく綺麗でびっくりです。

また高機能券売機やモノレール的なものなどを見て、圧倒的な先進国を感じました。

日本では普通にありそうなものですが、新しい文明を手にした原始人のような感覚です。

そして人種の多様さにもびっくり。

それまでは外国人というとフィリピン人と韓国人しか見たことがなかったので

おしんぽこ
おしんぽこ
あれ?
全人種おるね?

と思うくらいびっくりしました。

同じ東南アジアですが国が変われば人も雰囲気も何もかも違う!

おしんぽこ
おしんぽこ
旅してんなぁ~

と改めて実感が湧きました。

想像と違うきれいじゃないシンガポール

カマラとギル

原始人おしんぽこはモノレールの乗り方が分からず、そもそもチケットの買い方が分からず、券売機の列の私のうしろにいたインド人に聞いてみました。

カマラとギル。

私はLittle Indiaというエリアにある最安ホステルを予約していたので

おしんぽこ
おしんぽこ
インド人っぽい人なら分かるやろ!

という安易な考えです。

ふたり

カマラ
カマラ
俺らもそこに帰るから一緒に行こうぜ!
ギル
ギル
その宿知ってるよ!

と言ってくれたので、安心してついていくことにしました。

この時はまだインド人がどういう性格なのか知らなかったのです。

最寄りの駅から5分の宿に違う駅から1時間半かけて到着

彼らが言うには『リトルインディア駅より1つ前の駅で降りた方が近いよ』とのこと。

あのね、いくらアホの私でもそれは違うんやない?ってことは分かるんですよ。

位置関係はこう!

でもね面白そうだからついていくよね。

そして後悔するよね。

予定通りひとつ手前の駅で降りました。


ゴミひとつ落ちていない

というシンガポールの前情報がありましたがそんなもんは嘘!

確かに駅まわりは綺麗でしたが歩きだすとやっぱりそこはアジアでした。


確実に日本の方が綺麗だなぁと思いながら歩くこと20分。

インド人
インド人
着いたよ

そこは予約していたホステルとは全然違う場所でした。

もちろんそこがどこだかは分かりません。

初めて来た国の初めて来る場所。

そりゃあ分かりません。

しかしここが私が目指していた場所ではないことくらいは分かるのです!

おしんぽこ
おしんぽこ
だってここ墓地やもん!
おしんぽこ
おしんぽこ
私が目指してたのはバックパッカーホステル
カマラ
カマラ
これ見に来たんだろ?ここはムスリム墓地で、歴史的にペラペラ…

いやありがとう!
わざわざ連れて来てくれてありがとう!
歴史の説明もありがとう!
でも違うよ!

悪いやつらじゃないので

おしんぽこ
おしんぽこ
もういいわい!
ひとりで行くわ!

とも言えずワケの分からんだだっ広い墓地に連れていかれてしまったのです。

そして私はiPhoneMapを見せつつ聞いてみました。

おしんぽこ
おしんぽこ
あのう私ね、ここのホステルに行きたいんですけどね
カマラ
カマラ
あっそうだったの?
そういうことならついてきて正解だね!
俺らにまかせろ!
すべてをまかせろ!
おしんぽこ
おしんぽこ
その今はじめて知った感じなに!?

まあでももう間もなく着くんだろう!とふたりについていきます。

なんかLittle Indiaっぽい、それっぽいエリアになってきました。
多くのゴミが散らかり、インド人だらけ。
さらにいたる所からカレーの匂いがします。

しかしもうすでに電車を降りて1時間が経とうとしています。
本来なら5分で着く予定だったのに

そして私のiPhoneの電池は切れていよいよ彼らに頼るしかなくなったその時!

ついに着きました!

服屋に!

おしんぽこ
おしんぽこ
なんで?

彼らはなぜか商店街の主婦のように

ギル
ギル
あら!あなたお似合いよそれ!

と服を選び出したのです。

おしんぽこ
おしんぽこ
え?なに待ち?

シンガポールは赤道にある国なので正直暑すぎる。
時間は14時。

「シンガポール・インド人待ちダイエット」を発案しそうなくらい汗をかきまくってます。

そして彼らは服をあてがうだけあてがったあと、何も買わずに退店。

おしんぽこ
おしんぽこ
ねえホステルどこ?
iPhoneの電池切れたから調べられません
というか我々どこに向かってるの?

と聞いてみるとどうやら一緒に遊んでいると思っていたらしいのです。

おしんぽこ
おしんぽこ
どのタイミングでそうなった?

そして問題発言。

カマラ
カマラ
あそこに交番あるから聞いてみたら?

この日、私はいつか行くであろうインドに不安と不満を感じつつもインド人の性格に少し興味を持つのでした。

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24人ドミトリー宿

アホな交番での出来事

カマラとギルに感謝の旨と(永遠の)別れを告げ、交番に行きました。

私は予約しているホステルに行く道を聞きたかっただけなのに、入り口で4人に囲まれて荷物を没収されてしまいました。

おしんぽこ
おしんぽこ
私が何をしたというのだ

警察までもインド人です。

奥のテーブルで私の荷物をすべて調べている間灼熱の外で待たされます。

おしんぽこ
おしんぽこ
外から見えてますけどマジで全部出さないで欲しい
生乾きのTシャツとか、食べかけのオレオとか入ってるから

そしてやっと涼しい中に入れてもらうと今まで何をしていたのか?と真面目な顔で全部質問されます。

おしんぽこ
おしんぽこ
バカかな?

もう笑っちゃうくらいアホな時間なんです。
だってHelloのひとことしか私は言っていません。
なのに荷物を細部まで調べられて、今度は取り調べです。

そして本題。

ホステルの名前を言って場所を尋ねると

「知らんな。でもインド人はみんな優しいからそこらへんの人に聞いたらすぐに分かるはずだよ(ドヤ顏)」

おしんぽこ
おしんぽこ
え?私は何をしにここ来たんだっけ?

グッチャグチャに荒らされた荷物を自分でひとつずつしまいながら

インド人優しいのは分かったけど、二度と絶対道は聞かんぞ!

と誓うのでした。

ホンコン出身のホンコンさん

交番を出たあとすぐ通りかかったスティーブというオーストラリア人に話しかけると

スティーブ
スティーブ
もそこに泊まってるから一緒に行こう!

ということでそこから5分、すんなり宿に到着しました。

おしんぽこ
おしんぽこ
インド人のみんな!
なんやったん?

そのホステルは1階がバーになっていて、2階に宿泊施設があります。

まだ14時半だというのにもうすでに多くの人がバーで飲んでいてすごく楽しそうな雰囲気。

物価の高いシンガポールで1番安かったという理由だけで予約したのですが、なんとこの日私が寝る場所は24人部屋です。

そのバーのカウンターでチェックインを済ませて水を1杯もらい、とりあえず水分補給をしていると

「ニホンジンデスカー!」「ワタシハホンコンジンデス!」と片言の日本語で叫ぶ男が。

振り返ると冗談抜きでホンコンさん。

マジで似ててしかもホンコン出身

おしんぽこ
おしんぽこ
絶対友達になろう!

と決めて少し話しました。

マーライオンとかマリーナベイサンズを見てみたいと言うと

ほんこん
ほんこん
分かった!でも夜の方が綺麗だから、夜一緒に行こう!

と言われました。

おしんぽこ
おしんぽこ
え?ほんこんとふたりで夜景は嫌だな!

と思いながらも19時にバーで待ち合わせをしてしまいました。

おしんぽこ
おしんぽこ
まあひとりで行くよりはましかな!

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