ロンドン初日に宿で知り合った、すぐに「えっ?」と言う変な人・竜ちゃん。
竜ちゃんと2人でロンドンの主要観光地をガンガン旅行しまくった私は2日目にして疲労しきっています。
今回は忙しかった前回とうって変わってゆる〜い話。
前回▼
スポンサーリンク
CONTENTS
ハイドパークの安宿へ移動
ロンドン3日目。
泊まっていた宿は2日分だけ払っていたので、この日チェックアウトし我々はハイドパークの近くにある宿に移動しました。
2泊した前宿とは違いそんなにクサくないです。
なんせクサくない!
嗅覚どこいったん?
と突っ込まざるを得ない竜ちゃんと共に宿のすぐ向かいのハイドパークに散歩しに行ってみました。
当てもなくこのだだっ広い公園を歩きながらゆる~い時間が2人の間に流れています。
何しにロンドンに来たんですか?
確かに竜ちゃんの言う通りです。
公園などの自然が良いのであればロンドンじゃなくても良いはずなんです。
ましてや九州の私の地元は田舎の中でもトップクラスの田舎でありまして、超大自然なのであります。
死ぬほど自然を見て生きてきた私が、わざわざ金と時間を使ってロンドンに来ているのに『自然サイコー発言』をするなど、彼にとっては非常に滑稽に見えるでしょう。
しかし前日の竜ちゃんプレゼンツ・ロンドン歩き周りツアーにより私の体は疲労しきっていて、全身筋肉痛だったのです。
ということで私はこの日は別行動をしたいことを竜ちゃんに提案しました。
自由行動で!
一緒に『大英博物館』いきましょうよ
じゃあ買い物行きましょうよ
じゃあ僕はどうやってコーヒー買えば良いんですか?
観光地情報やルートまた交通などの調査はすべて竜ちゃんに任せっきりでした。
そのかわりというのも変な話ではありますが、カフェや宿などの英会話が必要なシーンでは「そんくらい分からんかな?」ってくらいの英語も分からない竜ちゃんのかわりに私がしゃべっていたのであります。
え~⁉︎
私は10個くらいの英文を紙に書いて竜ちゃんに渡し、別行動をすることにしたのであります。
ここ座っていいですか?
はい!
どうですか?
それやと「ここでうんこしていいですか?」って聞いてることになるからね
ヤバいヤツやと思われるからね
行ってきます
ちょうどお昼頃、別行動が始まったのであります。
ゆっくりするおしんぽことゆっくりできない竜ちゃん
The British Museum – 大英博物館
どうやら竜ちゃんは『大英博物館』に行くのをとても楽しみにしていたらしく、真っ先に行ってきたようです。
大英博物館とは『ロゼッタストーン』や『パルテノン神殿の彫刻』など超有名どころのお宝がわんさか置いてある、別名『泥棒博物館』です。
その名の由来は『植民地支配時代に各地から無許可でガンガン物を持ってきたこと』からであります。
その後独立した国々から「おい!わしらのお宝返さんかい!」と泥棒扱いされているためこの名が付いているようです。
と私は思います。
アツい男・竜ちゃんはそういう歴史的なものをこの目で見てみたいという、旅行者の鏡のような人だったのです。
一方その頃私は…
ハイドパークで鳥と戯れておりました。
Sherlock Holmes Museum – シャーロックホームズ博物館
『シャーロックホームズ』
おそらく誰でも名前だけは聞いたことがあると思いますが、シャーロックホームズってこの人何の人かといいますと『イギリスの探偵小説に出て来る架空の人物』だったんです。
その小説の作者はアーサー・コナン・ドイルというどっかで聞いたことがあるような名前の人です。
なんと竜ちゃんはこのロンドン旅行のためにシャーロックホームズシリーズをいくつか読破してきています。
一方その頃私は…
馬の頭が立っているどデカイオブジェの前でダラダラしていました。
ここはハイドパークの入り口、マーブルアーチ駅の近くです。
近くのマクドナルドに『マックフルーリー的な物』を買いに行ったのですが
と勘違いするほどに店内は混み合っていて、列などあってないようなもの。
ごっちゃごちゃのぐっちゃぐちゃで、どれが私のフルーリーなのか分からない状態であります。
番号札は185番
DON’T !!
KNOW !!
(知!ら!ん!)
日本のサービス業の素晴らしさを再確認した次第であります。
Piccadilly Circus – ピカデリーサーカス
ここはロンドンの中心といえるでしょう。
竜ちゃんは買い物に出かけたようです。
近くには劇場やショッピングセンター飲食店などが多数あり、またこの近くにはどデカイ中華街があって観光客でごった返しています。
一方その頃私は…
相変わらず馬の前です。
ホームレスのおっさんと喋っていました。
キムチがサイコー!
寿司はジャパンだろ?
俺は照り焼きチキンのローリング寿司が大好物だぜ!
TERIYAKI !
はははは!
Oxford Street – オックスフォードストリート
ここはロンドン屈指のショッピング街であります。
有名ブランドからZARAやH&Mなどのファストファッション、NIKEなどのスポーツブランドまで数多くのショップが立ち並びます。
また人気のチョコのM&Mの大型店もこのエリアです。
Selfridges(セルフリッジズ)LIBERTY(リバティー)などのデパートもOxford Street周辺にあります。
はたして竜ちゃんが何を購入するのかは不明でありますが、バックパッカーの私にとってはあんまり縁のない場所であります。
プライマークとはアイルランド発祥の超激安ファッションチェーンで、イギリス全土にめっちゃいっぱいある庶民の味方であります。
こちらも大型店がオックスフォードストリートにあります。
竜ちゃんはそこで謎の季節外れの帽子を買ってきたそうです。
隣にいる人はハイドパークで寝てた酔っ払いのおっさん。
夕方やっと帰ってきた竜ちゃんにハイドパークで写真を撮ってもらいました。
スポンサーリンク
そろそろ違う所に行きませんか?
超アクティブで活動的な竜ちゃんとは対照的に、沈没癖のある私は早くもロンドンに飽き満足して来ていました。
『沈没』
せっかく海外旅行に来ているのに観光も何もせず、安宿に泊まり安いものを食べ、何もせず毎日だらけて命を繋ぐだけの非常に生産性のない生活スタイル
世界一厳しいと言われるイギリスの入国審査にびびっていた私は出国便の提示のために18日後にイタリアに飛ぶ航空券を持っていました。
入国審査で見せるためだけに買ったのですが、どうせなら使いたいなぁという気持ちもあって、そろそろロンドンを終わらせて次の街に行くことにしたのであります。
ということで次回ロンドンを出ます。
ハイドパーク仲良し4人組
前回▼
次回▼