夜中に台湾からフィリピンに到着し、あまりにも不気味な夜の空港からなんとかホテルに到着。
ズタボロ宿でしたがもはや寝れればなんでもいいやっていう極限状態。
6日後のシンガポール行きの飛行機に乗るため、これから5泊6日のフィリピン生活をしなければいけないという全くノれない状況に気分がどんどん悪くなります。
とりあえずこの宿はヤバすぎるので朝から宿探しをする話。
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CONTENTS
なんか腹立つ現地民
スマホ老婆
[11:00]
泊まっていたズタボロ宿をチェックアウト。
相変わらずスマホをいじってばっかりの老婆にフロントでWi-Fiを使いたいと申し出たのですが
と断られました。
しかしフロントのカウンターにはしっかりWi-Fi名とパスワードが記載されています。
と聞くと
と一言。
感じ悪いので勝手にログインし、勝手にネットつないじゃいました。
喉が渇いたのでコーラを冷蔵庫からとってきてカウンターに持って行き支払おうとすると驚きの金額。
そこら辺の店で買えばコーラなんて8ペソくらいです。
すんごいムカつくので、ネットも使わずすぐに出ました。
街の人々
外に出ると、そこら中ボロボロの住宅ばかり。
昨晩通った時は気づきませんでしたが、あたりはゴミが散乱し痩せた野良犬がウロウロ、窓には鉄格子。
かなり気味が悪いです。
人はまあまあいるのですがひとりも笑顔なし。
ただただジロジロ見られるだけでイライラするだけです。
クラークは語学学校がたくさんあると聞いていたので、日本人や韓国人がたくさんいるんだろうなぁと勝手に想像していましたが、私がウロウロしているあたりではひとりも見ることはありませんでした。
むしろ地元民は外国人を見慣れていない感じで、まるで変態を見るような目でジロジロ見てきます。
まともそうな米屋を発見したのでここら辺にホテルがないかと聞いてみると、1件安いのがあると教えてくれました。
ホテルのやつ
マクドナルドを発見し、とりあえず腹ごしらえをしました。
そのとなりに『HotelSogo12時間666ペソ』と書いてあるのを見て
と決めて米屋に教えてもらったホテルに到着。
まあまあボロいが前日のスマホ老婆のとこよりマシかな?
と思って中に入り値段を聞きました。
(7,300円ほど)
え?もうぼったくりも下手すぎて呆れ笑いです。
外に800ペソ~みたいな事書いてるし。
安くしてと言ったら驚きの発言。
グッドプライス!
いやまだ全然高いけど、そこじゃなくて
一気に1,500ペソ下げるって事は最初のがぼったくりって認めてる
って事やん?
ついに温厚なおしんぽこキレる
とにかくムカつくのでそのホテルを後にしました。
すると金髪に髪を染め、ヤンキースの赤いキャップを被り、ぶくぶくに太った10歳くらいの少年が近づいて来てなんと物乞いを始めました。
ガリガリで、ボサボサロン毛でヒゲボーボーの見るからに金無さそうなこの私に!
Give me something ~please.
I’m so hungry.
おいおい、まず腹立つからその作った困り顔やめろ!
そしてその栄養満点の体で食べる物無いってそれは結構厳しいやろ?
しかもなかなかまともな格好してるやん。
金髪にする金もあるんか?
もっとダイエットして、もっとズタボロの格好して、もっと可哀相な感じ出してこんかい!
あとそういう時は素足にしとけ!
NIKEの靴履いてくんな!
と言ってやりたいところでしたがトラブルは避けたいので無視して歩きます。
ネットでホテルを探そうと思いネットカフェに行き、とりあえず1時間分だけ支払いました。
ネットカフェです。
インターネットカフェって書いてます!
なのに!
Wi-Fiありません!
きゃー!!
私はキレました。
パソコンもかなりの年代物(はいキレました)
日本語入力が出来ない!(これもキレました)
Yahoo!Japanで検索して、コピペでいろいろ調べようとしましたが、パソコンもネットに繋がりません!(もっとキレました)
iPhoneの充電だけして、あとはとなりでひたすらゲームをする少年をボケ~っと見ているだけの1時間でした。
2時間の睡眠しか許されない状況
結局最初に見つけたSogoへ泊まる
もう探す気力も、調べる気力もありません。
マクドナルドのとなりHotelSogo666ペソに行きました。
チェックインすると
ああ1番安いところでいいっすよ!
もうキレすぎて、逆にキレません。
いやたいしたお金じゃないんです。
台湾の宿の方が高かったし、別にいいんです。
でもね、なんかそういうのいろいろムカつくんですよ。
『とにかくこの街は腹立つ事ばっかり!このクラーク国際空港周辺に滞在するのはやめよう!明日ここを発つ!』
と決意し、800ペソを払ってチェックインしました。
痛恨のミス
なんとか部屋に到着。
汗だくの体を洗い流し、たまっていた汗くさTシャツなどを全部手洗いしました。
そしてもちろんホテルのWi-Fiは激弱。
調べ物をするにも1ページのロードに20秒くらいかかるのでお話になりません。
マックもダメ,ホテルもダメ。
一体どこでインターネット出来るんだろうと考えながら備え付けのテレビをつけてみました。
するとなぜか大人の映像作品が音量MAXで映ってしまったのです!
リモコンで消そうとしましたが壊れているのか消えません!
本体の電源もどこにあるのか分からず、コンセントを抜きなんとか消す事が出来ました。
災難続きですが『こういうわけ分からん事をしに海外に来たんだ』と自分に言い聞かせ、iPhoneを触ると充電残り20%のお知らせが。
しかし…あの命の次に大切なiPhoneの充電ケーブルがどこ探してもないのです。
どうやらあのインターネットのないインターネットカフェに充電ケーブルを忘れて来たみたいなんです…。
ああ人生…。
とにかくダッシュでジプニーに乗り、現場へ向かいました。
ジプニーとはローカル民ご用達の乗り合いタクシーで、トラックの2台みたいなところに10人ほど座れるようになっています。
走ってるところを手を上げて止め飛び乗ります。10ペソくらいで乗れます。
ネットカフェに着いたのは夜9時ごろ。
シャッターが閉まり、完全に閉店しています。
最悪だ…
なんとしてでも明日この場所を離れたいのに,何も調べることができません。
当時まだ謎のアンドロイドモバイルの普及率が高かったフィリピンでは、まともな充電ケーブルなどそこらへんには売っていないのです。
電気屋はもう当然閉まっています。
謎のシステム
再びジプニーに乗りHotelSogoに戻りました。
12時間で料金を支払っているため、時間を超えると延長料金がバカみたいに高いので確実に朝起きてチェックアウトしなければならない状況。
しかしiPhoneの目覚ましはおそらく使い物にならないため、カウンターでモーニングコールを申し出ましたが、1回40ペソかかると言われました。
としか言えません。
金は払ってもいいんです。
しかし1回目で出ないと、2回目はまたその謎のモーニングコール代がかかるシステムなのです。
じゃあ起きた時に『10回電話かけたけど、出なかったから10回分払え』て言えるやん!?
と思ったのでモーニングコールを頼むのはやめました。
もはや
と頭がイかれたような発想にいたります。
2時間の睡眠でチェックアウト
チェックインしたのは夕方6時。
12時間後にチェックアウトなので朝6時には外に出ていなければなければなりません。
閉店していたネットカフェに行き、部屋に戻って来たのは夜10時。
そして再びシャワーを浴び食事をして、寝る頃には深夜12時です。
iPhoneの充電は切れているため目覚ましはかけれません。
イチカバチカ私は寝ました。
起きる!
5時半に起きる!
目覚ましなくても絶対起きる!
と強く念じ、目が覚めたの午前2時半ごろ。
そこから寝るのは危険と判断し、フラフラでめちゃめちゃ眠い状態で起き続け、
なんとか朝6時前にチェックアウトが出来たのでした…。
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