インド

【旅行記207】ホラーよりのミステリー|ゴアの可愛い女の子と狂犬【インド27】

インドのゴアでタトゥーの修行をしています。

3年前に知り合った日本人女彫師のホリコさんと再会し、昼間は仕事見学、夕方から夜は現地民に無料で彫りまくるという毎日です。

[ホリコさん]

そんなある日起こったミステリーの話。

前回▼

【旅行記206】乗車率300%!もみくちゃインド列車に乗ってきた男【インド26】インドのゴアで彫師の修行をする私の所へわざわざ会いに来てくれた友人の話です。日本人の労働に対する意識や、ワーキングホリーデー後の進路についても触れています。...

スポンサーリンク

お気に入りの店

私が滞在しているゴアのアンジュナビーチは「村」のような場所で、みんなが想像するゴチャゴチャしたあのインドの街とはかけ離れた静かな場所です。

▼みんなが想像するインドの街並み

▼アンジュナ

そのぶん飲食店も少ないので、必然的に毎日同じ店に行くようになります。

私はビーチ沿いにある小さなバーを気に入り、そこのスタッフやそこに溜まっている人たちと仲良くなっていました。

特に仲良くなったのは元気でお調子者、店主のサントシュ。

[サントシュ]

彼の店にいつもいる、いつもポロシャツの襟が立っているバイタクドライバーのオムおじさん。

[オムおじさん]

そしてオムおじさんの一人娘のラニちゃんです。

[ラニちゃん]

 


うるさい、騒ぐ、生意気、これらの理由から私は子供が苦手です。

もちろんおとなしくていい子もいるとは思いますが、どっちにしろ接したところで何のメリットも感じないので基本的には子供を避けます。

特にそれが海外となれば間違いなく話が通じないし「まわりの迷惑を考える」という思考回路がない親によるしつけを施されているため、日本人の私としては子供が近くにいるだけでストレスなのです。

しかしそんな「子供が苦手」と公言することがちょっとクールでカッコいいと思っていたアホな私に心情の変化が訪れます。

なんとオムおじさんの娘・ラニちゃんが可愛くて可愛くてしょうがないのです!

おしんぽこ
おしんぽこ
こんなのはじめて!

4〜5歳くらいでしょうか。

もちろん彼女は英語なんか喋れないのですが、なぜか異常に私に懐いています。

[私を見つけるとくっついてくるラニちゃん]
おしんぽこ
おしんぽこ
あ〜!たまらん!
たまらんぜよ!
お父さんに似なくてよかったね!
オムおじさん
オムおじさん
はははは!
ラニはシンのことが好きみたいだな!
いつもおとなしくて俺の横にいるんだけど、シンが店に来ると嬉しそうにしてるわ
サントシュ
サントシュ
俺なんか毎日ラニちゃんに会ってんのに、俺の顔見るとすぐに逃げ出すんだぜ

私が大人になったのか。

はたまたラニちゃんが可愛い過ぎるのか。

こんなろくでもない私でも子供を可愛いと思う時が来るのです。

恥ずかしながらラニちゃんと少しだけでもお話をしたいと思った私はオムおじさんからたまにヒンディー語を習っていました。

サントシュの店の横に大量に溜まっていた店の工事後に出たのであろう木の板にヒンディー語の文字を書いたり、ラニちゃんに絵を描いてあげたりしてそこでの時間を過ごしていたのです。

ラニちゃん
ラニちゃん
シェイン…

そうつぶやいて12cmくらいの木の板に絵を描いて私に差し出すラニちゃん。

POSTED COMMENT

  1. Miao より:

    不思議ですね~でもそんなこともある。。。と思います。
    投稿いつも楽しみにしています!

  2. OSHINPOKO より:

    ありがとうございます!最後のところまで見てもらったかわかりませんが、要は酔っ払って宿の鍵を無くした話です

  3. 匿名さん より:

    こんにちは。
    以前ブログを読んでいた者です。
    久々に見に来てみたら、更新が1年ほど止まっていました。お忙しいのでしょうか。また更新を楽しみにしています。

COMMENT