オーストラリア

【旅行記173】仕事探しは甘くない!Donnybrookでの求職活動【オーストラリア29】

セカンドビザを取得すべく西オーストラリア州に渡ってきました。

マーガレットリバーを目指してパースから南下していましたが、その道のりの途中にあるBunbury-バンバリーを異常に気に入ってしまい、この町に住むことを決めてしまいました。

『Wander Inn』という楽しすぎる宿を拠点として、愛車のクライスラーに乗ってファームジョブ探しの始まりです。

 

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washed my #chrysler #bunbury

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【旅行記172】バンバリーという最高の町に来てしまった話【オーストラリア28】セカンドビザを取得すべく西オーストラリア州のパースに降り立ったこの私。 目的は車の購入そしてセカンドビザの取得であります。 ...

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おしんぽこの悪い癖

一刻も早く仕事にありつきたいのですぐに仕事探しに行きたいところですが、ただ闇雲に車を走らせても見つかるはずがありません。

まずは情報収集ということで滞在しているワンダーインのメンバーに話を聞きます。

が!しかし!

情報収集のつもりでいろんな人と話しているうちに、どうしても飲み会に発展してしまうという大変な問題にぶち当たったのです!

▼特に仲良くなったのはこのへんです。

バンバリーに到着したのは金曜日でした。

土曜日曜は多くの人たちの仕事が休みだったのでそれはもうみなさんガッツリ私の相手をしてくれました。

どうぶつくん
どうぶつくん
カンパーイ
石川ちゃん
石川ちゃん
カンパーイ
カズユキ
カズユキ
カンパーイ
チバギャル
チバギャル
カンパーイ
スネオ
スネオ
カンパーイ
メタルちゃん
メタルちゃん
カンパーイ
おしんぽこ
おしんぽこ
かんぱ〜い!
ゴクゴク!

バンバリーに到着した日から3日連続のパーティで、仕事探しをすることなく週が明け月曜日。

朝8時ごろ起きると宿には誰もいません。

おしんぽこ
おしんぽこ
あ…みんな仕事行ってんのか…

夢が覚めたような感覚になり、やっと仕事探しをはじめたのです。

Donnybrook-ダニーブルック

当たってマジで砕ける

この日行った場所はDonnybrook-ダニーブルックという小さな町です。

連日の宿泊者同士のパーティで、もはや誰に聞いた情報なのかまったく覚えていませんでしたが、リンゴファームで有名な町らしいです。

バンバリーからは車で30分程で着きます。


クイーンズランドのバンダバーグの時はネットで仕事を見つけました。

それから様々なことを経験しているうちに

おしんぽこ
おしんぽこ
もうオーストラリアでの仕事探しは直接行ったほうが早いやん

という結論にいたったため車を購入してこうやって田舎道を爆走しているのです。

しかし実際にやってみると何をどうすればいいのかさっぱり。

でっかいリンゴの下に「DONNYBROOK」の文字。

どうやら着いたようです。

おしんぽこ
おしんぽこ
いやマジでほんとに何もない!

人口5万人のバンバリーが大都会に感じるほどDonnybrookは小さな街でした。

来てみたのは良いのですが、何をどうしたらいいのか分からなかったため、とりあえず「畑っぽい所」に行ってみました。

町とも言えぬようなDonnybrookの町からさらに南下してみると「Farm」と書かれた看板を発見したので、左折して大通りから中へ入ってみました。

舗装されていない赤土が舞う砂利道をゆっくり進んで行きます。

おしんぽこ
おしんぽこ
ドキドキ

小さな工場のような場所を発見し、人影を確認したので車を停めて中に侵入。

フォークリフトで板を運ぶ浅黒いおっさんに声をかけてみました。

おしんぽこ
おしんぽこ
こんにちは
私ファームジョブを探してるんですけど
浅黒おっさん
浅黒おっさん
No more job here
おしんぽこ
おしんぽこ
分かりました…

滞在時間30秒。
仕事は無いそうです。

当たって砕けろ!
行動あるのみ!

とよく言いますが、実際砕けるとなかなかしんどいものです。


気を取り直して別の場所を探します。

浅黒おっさん
浅黒おっさん
仕事無いよ

のひとことで片付けられてガラスのハート系バックパッカーの私は早くも心が折れかけましたが、同時に軽く度胸が付いたのでこの調子で次に行きます。

おしんぽこ
おしんぽこ
ガンガン行ったれ!

しばらく運転すると今度は右サイドにそれっぽい場所を発見して再び侵入します。

夜の首都高をお洒落にかっ飛ばしてそうなほどイケてる私の愛車クライスラーが通るにはふさわしくないほどのガタガタの農道を進んでいきます。

するとその先で私はまたもや心を折られます。

道路の中央にバケツがブッ刺さっていて、そこにはペンキでおもむろに「No job」と書かれていました。

おそらく私のようにこうやって仕事を探しに来る輩があとを絶たないので、いちいち対応するのがめんどくさかったのでしょう。

おしんぽこ
おしんぽこ
チクショウ!

Uターンして再び運転しているとあることに気付きました。

道路から見る限り一帯はファームだらけのように見えますが、何の木なのか、野菜なのか果物なのかも分からないほどに実がなっていないのです。

また時間は朝10時ごろなのでまだまだ仕事をしていても良い時間なのに誰も働いていないのです。

おしんぽこ
おしんぽこ
これはもしや…

私はある男の言葉を思い出しました。

旅行記アジア編の相棒サラサラヘアーのサラ髪君です。

彼は私と知り合う前の2年間オーストラリアでファームジョブのみで生きていた男。

オーストラリア編のスタート時に彼と連絡を取ったのですが

サラ髪くん
サラ髪くん
俺はずっと季節を追って移動してましたよ
基本夏は南の街で、冬は北に移動すると年中仕事にありつけますよ

と言っていたのです。

今は2月で南半球のオーストラリアでは夏の終盤。

バンバリーは西海岸のめっちゃ南のほうなのでこれからどんどん寒くなっていくはずです。

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