次の目的地はイギリスに決定。
航空券も購入済み。
新しくバックパックを購入。
そして空港を使うために東京へ。
さらに常々からの悩みであった親知らずを引っこ抜き、もう次の旅への準備は万全であります。
そしてこのアホな旅行記もついに100個目。
そして今回もまた全く旅行記とは関係のない焼き肉の話。
前回▼
スポンサーリンク
CONTENTS
あの2人と再・再会
このブログによく出てくるナンシーという女が居ますが、そのナンシーと共にニューヨークグルメを食べ歩いた男・もじゃ男と連絡を取り合い、3人で焼き肉を食べに行くことになりました。
うち予約入れとくわ
このような形で、ニューヨーク会と称し日本で再会する予定を立てました。
私はこの2人と焼き肉に行くときにとても重要なことを言い忘れていました。
それは「安い店でお願いします」というもの。
我々3人が行った店は…。
中目黒・焼き肉チャンピオン
A5和牛焼肉店
『焼肉チャンピオン』
と書かれています。
あの有名な叙々苑と比べても劣らないほどの値段設定であります。
いやせっかく日本にいるんだし美味しいもの食べたいですよ?
しかし私と他2人とでは生活が大きく違うのであります。
普段は普通に仕事をして収入を得ている彼らにとって「月に1回か2回の楽しい食事会くらい金使ってもいいでしょう」という感覚でしょうが、貧乏バックパッカーの私にしてみればたった1回の食事に大金を支払うのは死活問題であります。
スポンサーリンク
ナンシーの容赦無い注文
いくら高くても、行くとなれば腹をくくり楽しむしかないでしょうということで我々3人は中目黒駅の駅で集合し、入店。
あまり高級店に慣れていない、焼き鳥屋大好きの私はドキドキが止まりません。
しかしこのドキドキは吊り橋効果と相反するもの。
※吊り橋効果とは
異性と2人で吊り橋を渡り、
恐怖によるドキドキを恋によるドキドキなのでは?と勘違いさせる効果
こんな場所に初デートで好きな娘を連れてきたとしても
何オロオロしてんだよ
ちゃんと金持ってんのか?
だせえな
と思われてしまうだけなので、初デートで焼肉チャンピオンはあなたが何かしらのチャンピオンでない限りオススメできません。
まるで『布かかってる系高級フレンチレストラン』のホールスタッフのような人が我々のテーブルをセッティングしてくれました。
まずはビールを人数分注文。
アサヒスーパードライ×3
¥680
…まあ…まあ…大丈夫でしょう…
そして肉などはナンシーが代表して注文しました。
この人、やはり恐ろしい女だということがその注文の仕方で分かったのであります。
3,200円
2,600円
2,600円
2,100円×2
タンもハラミもロースもカルビも!
上じゃない普通のやつがあります!
なぜそんなに高いものを平気な顔で注文できるのでしょうか!?
なんかいる?
あぁ…じゃあ…
は…白菜キムチ…
あとライスを…
私もライスください…
ナンシーの容赦無いオーダーに男性陣2人は驚くばかりです。
もじゃ男もそのナンシーの豪快すぎる注文の仕方に私と同じように言葉を失うのであります。
それでは厚切り熟成タンからお持ち致します
あっきざみねぎ2つおねがいします
300円×2
うますぎる!高級焼肉!
もう頼んでしまったものはしょうがないので、楽しむ方向へ再び心を入れ替えます。
まずは厚切り熟成タンが届きました。
普段私のような人間が行く安い焼肉屋の薄切りのタンと明らかに見た目が違っている厚切りタンに驚くばかりです。
ちょっと焼けばええんやで!?
ジュウウウ〜……はい!OK
ナンシーは自分で焼かないくせに肉の焼き加減にかなりこだわっています。
さすが高いだけあってめちゃめちゃ美味いです!
これが本物のタンならこれまで食べてきたものはただのタイヤ!
そう言いたくなる程柔らかいタンでした。
タンなのに適度にサシが入っていて
もはやタンというかカルビです!
次に届いたのは特上ハラミ。
私は焼肉の中でハラミが一番好きなんですが…。
たまにありますよね?
見た目がパーフェクトすぎて
食べなくてもうまい時。
炙るくらいやで?
相変わらずやたらと焼き加減を気にするナンシー。
もじゃ男の言う通り、濃厚の一言。
やはり特上というだけあって、上品ながらもガツンとくる濃厚な脂。
もはやハラミというかカルビです!
そして続々と注文したものが届きました。
上ロースも届いたので焼きはじめます。
ちょっと焼いたらそれでええねん
もはやカルビです
もはやカルビです
もはやカルビです
もはやカルビです
もはや…
スポンサーリンク
お会計へ。結論・全部カルビだった
いや、もちろん美味いですよ。
ただ高級すぎて、サシが凄くて、脂が凄くて全部カルビなんですよね…。
結論
いい肉はもちろん美味いけど、途中から全部カルビでした。
貧乏人の私には焼き肉はちょっと安いくらいがちょうどいい。
もう口の中が脂で麻痺してしまい、何を食べても同じというかなり勿体無い現象が起きています。
またその脂を胃袋に流し込むべく高いビールを平気な顔でおかわりしている時点でどうやら金銭感覚まで麻痺してしまったようです。
そしてお会計へ。
お会計 19,500円/税込
前回▼
次回▼