2nd Working Holiday Visa
通称セカンドビザ。
オーストラリアのワーホリにのみ適用されるシステムで、政府指定の農場や工場で88日以上働くともらえる2年目のワーホリビザの事。
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セカンドビザを取るならミートファクトリー
WA(西オーストラリア州)のバンバリーには多くのミートファクトリー(食肉工場)があります。
ワーホリでセカンドビザ取得を目指す人はまずファームジョブを真っ先に思いつくのではないかと思いますが、私はミートファクトリーをおすすめします。
その理由は3つ。
1.セカンドビザの日数カウントを間違いなくしてもらえる
オーストラリア国内に無数にあるファームですが、怪しい所がとにかく多いです。
中には安い賃金で重労働を課されたあげく結局セカンドビザを取得出来ないと言う劣悪な所も…。
しかしミートファクトリーは基本的にちゃんとした企業なのでそう言った心配は皆無です。
2. 季節に左右されず年中仕事がある
再びファームジョブとの比較をしますが、ファームは畑仕事。
つまり季節や天候によって仕事の有無が変わって来ます。
仕事がない時期に
と乗り込んでも全く仕事が無い事もあります。
しかしミートファクトリーは食肉工場です。
肉を食べる人がいる限り仕事はあるのです。
私がBunbury-バンバリーのミートファクトリーで働いていた時は冬でしたが、問題なく仕事はありました。
3 めっちゃ稼げる
ミートファクトリーは基本的にはちゃんとした企業であります。
なので最低時給を下回った法外の安い給料で働かされる事はありません。
特に私がおすすめするバンバリーは西オーストラリア州なので時給の高さはオーストラリア1であります。
ファームで泥まみれになって1日数10ドルしか稼げないのなら思い切ってミートファクトリーに挑戦してみては?
ミートファクトリーの良くないところ
グロい
これはフロアやポジションによって大きく変わってくるのですが生きている牛や羊を殺してスーパーに並んでいる状態にするまでの工場なので、前半のポジションだと毎日血塗れになりながら働かないといけません。
私もいくつかのポジションを経験しましたが、それはもうとんでもない場所で働かされた事もありました…。
詳しくは旅行記で。
肉体労働
牛や羊ってものすごい大きいんです。
みんなが思っているより全然大きいです。
ポジションによってはかなりの肉体労働を強いられます。
持ち上げたり、運んだり…
ナイフでチョンチョンだけのポジションなら楽なんですが、ナイフハンドなのにパワーが必要な場所だと今度は指の関節がイカれてきたりします。
こればっかりはどこに配属されるかの運次第であります。
英語力が少なからず必要
ワーホリをしている人は日本人やアジア人のコミュニティにどっぷり浸かって、英語風のものを喋りながらビザを終える人も多いのではないかと思います。
しかしミートファクトリーは甘くありません。
非常に危険な場所で食品を扱っている場所なので、決まり事や注意事項が細かくあります。
オーストラリア英語を喋るマネージャーに
と注意されて
分からんやった
まあいっか
とテキトーに仕事していると、ある日突然クビになったりします。
また日本人の間ではそうでもありませんが、実はミートファクトリーの仕事はかなり競争率が高いので、英語があまり喋れないとまず面接で弾かれます。
なのである程度の準備と覚悟は必要でしょう。
どうですか?
時給が高い理由が分かったのではないかと思います。
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バンバリーの3大ミートファクトリー
バンバリー周辺には多くのミートファクトリーがありますが、特に有名なのはこの3社。
- V&V Walsh
- TRIM & TASTY
- Woolworths Meat Company
全て別の会社なんですが実はこれらは全て同じ敷地内にあります。
V&V Walsh
屠殺工場
TRIM & TASTY
加工梱包
Woolworths Meat Company
加工梱包
と役割が分かれています。
ミートファクトリーの応募の仕方
会社によって違うので要注意です。
V&V Walsh
まず朝6時前にしれっと従業員駐車場へ入ります。
従業員控え室に人事事務所があるので、人の流れにのってそこまで歩いて行きます。
ここで要注意なのがT&TやWoolworthsの控え室に行ってしまうとえらい事になるのでそこら辺のおっちゃんにV&Vはどこ?と聞いてみた方が確実でしょう。
そして事務所前のテーブルに座って待っていると人が出てくるので書類に記入。
その後もしV&Vが人が欲しかった場合にのみ面接が始まります。
合否は大体その日のその場でもらえます。
後日電話がかかってくる人もいます。
ここで面白いのが、
もし採用されなくても次の日に再び行ってOKという事。
V&Vは屠殺工場のためかなりしんどい工場です。
怪我人が出たり、辞める人がいたり、いきなり休む人がいたりと、いつ人員が必要になるのかあちらも分かっていないという状況なんです。
なのでもし採用されなくても毎日同じ時間に同じように応募すればいつかは採用されます。
TRIM & TASTY
こちらは飛び込みで行っても取り扱ってくれません。
と言うよりは飛び込む先が無いのです。
まずバンバリーの街中にあるFlexiStaffというジョブエージェンシーに履歴書を持って行きます。
その時にミートファクトリーで働きたい旨を伝えます。
後日電話かSMSで連絡が来るので指定された日の指定されま時間に再び事務所にて簡単な適正テストと面接があります。
そして再び連絡を待ち、連絡がもらえ次第仕事開始という流れです。
Woolworths Meat Company
上記のT&Tと同じですが場所が違います。
South West Personnelと言うバンバリーのジョブエージェンシーに登録します。
Harvey Beef
こちらはバンバリーの街中から車で40分くらいの場所にあります。
応募の仕方はネットからです。
フォームに全て記入しメールでファイルを添付試送信。
連絡を待ちます。
私の場合はフォームを送って10分後に電話がかかって来ました。
そしてなんとその日面接を受けさせてもらいました。
他もHarvey cheeseやHarvey Fresh、別会社でGoodChildなどの工場がありますので、今回説明した全てに応募してみたら間違いなくひとつくらいは引っかかるのではないでしょうか?
実際の内容や面白ハプニングは旅行記で!
ではまた!