イタリア

イタリア人の国民性リアルはイメージとかけ離れています

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イタリア人のイメージを検索してみた

 

陽気で情熱的

料理が上手

常に身なりに気を付ける

レディファースト

はい、全部嘘であります。

イタリア人に対して強い憧れを持っている人が多いかも知れませんが、残念ながら一般人はそうでもないのです。

旅行系キラキラメディアやまとめ記事に騙されてはいけません。

もちろんそういうスマートでオシャレでイケてるイタリア人もいるかとは思いますが、それは裕福な家庭の高い教育を受けた余裕のある極一部の白人のみであるという事を忘れてはいけません。

そんなのはべつにイタリア人じゃなくてもスマートでイケてます。

私のようなろくでもないバックパッカーが知り合うような人は「安宿に泊まるような一般人」であり、そういう場所で知り合う人の方がその国民性を如実に表しているのではないかと私は思います。

こちらは旅行記オーストラリア編で滞在していた宿の人種の割合の図。

オーストラリアで半年住んだ宿には圧倒的にヨーロピアンが多かったのですが、その中でも特にイタリア人だけが奇怪な行動を繰り返していたのです。

これはもはやイタリア人という人種だけが他とは大きく異なっていると言えます。

イタリア人のリアル国民性

陽気で情熱的?

違います。

馴れ馴れしくて欲望丸出しなだけです。

彼らがもし日本人の見た目で日本人相手にイタリア人の性格のまま接した場合、セクハラだなんだと訴えられる事は間違いないでしょう。

「イケメンに限る論」のまさにそれです。

また情熱的というより感情的という言葉の方が適しているでしょう。

『こんな態度をとったら人はどう思うのかな?』

これを考えられないだけです。

料理が上手?

確かにイタリア人はよく料理をします。

しかし上手かどうかは別の話。

彼らは料理を作って美味いと言われるのが好きなだけであります。

イタリア料理を思い描いて下さい。

超簡単じゃないですか?

一流のイタリア料理シェフがこれを見たらふざけんなと思うでしょうが、私が言っているのはあなたが働く高級店の料理ではなく、私のような外食なんてなかなかできない一般人が家でYouTubeでも見ながら食べる家庭料理の話であります。

また「料理へのこだわりが強い」というものがありますが、

言い換えれば「知識技術の乏さから他のもので代用すると言う発想が無い」と言えるでしょう。

イタリア人
イタリア人
何この薄いベーコン…

この料理はパンチェッタが必要なんだよ!

はぁ?クリームないの?

じゃあ無理だよ作れない

イタリア人
イタリア人
え?何そのチーズ

パルミジャーノ意外は使えない

買ってきて

家庭料理なんですけど?

と思いませんか?

本当に上手なら知識と技術であるものだけで美味しいものを作れるはずです。

彼らが作るものは美味いものと美味いものを並べただけなのでそりゃ美味いに決まっています。

まだ沸いていないお湯にパスタを入れて、ベッタベタにくっついた状態で茹で上がったら、缶詰のトマト缶をぶっかけて食べるイタリア人。

火を扱う料理になると途端に下手になり、パスタの茹でかたも日本人の一人暮らしの大学生の方が圧倒的に上手いです。

常に身なりに気を付ける?

スーツをや革靴を何着も持っていて、カジュアルなシーンでもさりげなくオシャレをしてるイメージがあるかも知れませんが全く持ってそんなことはありません。

まず彼らの性格の大前提として「超面倒くさがりでだらしない」というものがあります。

なかなか洗濯しない、シャワーも浴びない。靴下は2回以上穿く。

そんな人が身なりに気を付けていると言えるでしょうか。

まずどこで会ってもサッカーのユニフォームかジャージです。

女性はヨガパンツです。

もちろんデートやレストランやクラブに行く時はちゃんとシャツなどを着てオシャレしていますが、それは別にイタリア人に限った事でははないですよね?

ただ髪型とヒゲだけはかなりいつもキメキメな印象です。

レディファースト

日本人
日本人
イタリア人はレディファーストが出来てるから日本人男は見習うべき!

いかにもな女性が言いそうな事でありますが、

“じゃあ日本で何とも思っていないおじさんからイタリア人のような露骨な姫扱いを受けてごらんなさいよ”

と私は思います。

バーに誘われて
座ろうとしたら椅子を引かれ
ジャケットを勝手に触りハンガーにかけられて
背中を軽く触りながら

日本人おじさん
日本人おじさん
マスター!アレよろしく!

イタリア人はこれに近い事を朝から晩までやっているのです。

日本人女性
日本人女性
え〜…

何この人!

キモい!

すみません!

お冷やください!

となるだけです。

彼らが行うレディファーストとはそれができている自分に酔いしれている状態。

さらには可愛い子にだけ、恋愛対象にだけです。

男性や子供、またまたおばちゃんや自分がタイプでない女性などは全く視界に入っておらず、これらの人たちは彼らからのレディファーストを受けることはできません。

逆に狙っている女性にはガンガン行くのも特徴であります。

“ご飯は奢るし欲しいものも買ってあげる!”
“お皿も洗ってあげるし食後のコーヒーももうすぐできるよ!”

グイグイ来られすぎてドン引きする他国の女性を数多く見ました。

こういう人よりは場をわきまえて、謹んだ行動を取れる普通の人の方が良いのではないでしょうか。

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時間にルーズ

イタリアンタイムだとかなんとか、そういう文化みたいにするのはどうかと思いませんか?

ルーズ=つまりだらしないということです。

そして時間に遅れても謝罪は絶対にありません。

何故なら時間を守らない事が大罪として脳にプログラムされていないからであります。

例えば知り合いの子供が近づいて来たら頭を撫でますよね?

しかしそれがもしインドであればタブー中のタブー。

ましてやそれが左手(不浄な手)であれば親御さんのブチギレは回避できないでしょう。

しかしそれが良くないことだと我々日本人は知らないのです。

つまりイタリア人が時間を守らないのも文化なので真っ向から我々が知らないものを否定する訳にはいかないのですが

時間を守らないのはインドのそれとはまた違うやん?

と私は思うのです。

宗教や国のルールではなく人としての部分ですから。

短気

物凄く短気です。

そして怒り出したら止まりません。

ものを壊し叫び続けてもおさまりません。

ただ「怒るポイント」が我々の感覚と大きく違います。

人が怒る事のほとんどは人に対してではありませんか?

“なんだよあの態度!ムカつくな!”

“あいつにこんな事された!もう怒ったぞ!”

だって物や動物に怒ったところでしょうがないですから。

しかしイタリア人は自分の進路を妨害された時やうまくいかない時に対して怒ります。

イタリア人
イタリア人
クソ!

お湯出ねぇじゃねぇか!

ドン!
(何かを蹴る)

イタリア人
イタリア人
ポルコディーオ!

Wi-Fi弱ぇよ!
(壁を殴る)

イタリア人
イタリア人
充電器無くした!

クソぉぉぉぉ!!

バキッ!
(何かを壊す)

彼らが怒っているのはだいたいこのようなことです。

なので日常的にしょっちゅうブチギレているので短気に見えるのだと思います。

ですが逆に服に水をぶっかけられても日本人のようにネチネチ怒ったりはしません。

どちらがタチが悪いのかは正直分かりません。

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矢印は常に自分

それは「こいつを懲らしめてやろう」という気持ちはまず無いという事。

大抵の事は許してくれるし、まったく根に持ちません。

なので基本的にはニコニコしていて非常に優しい印象であります。

怒っている人も、迷惑行為をする人も、物を盗る人も、時間を守らない人も、全ての人の矢印は自分に向いているのです。

日本人なら理解できる、思考がもう一個先に行った「あえて」とか「わざと」といった我々の感覚でいう「性格が悪い人」のあの嫌な感じではないのです。

なので逆に同じ事をされても怒らないのも特徴でしょう。

騒音の例

“隣の部屋騒いでてマジうるせえからこっちも音楽かけて嫌がらせしてやる!”

と他人へ矢印が向いた行動を企ててもだとしても

“やめとけよそんな事して何になる?”

と彼らなら言うでしょう。

しかし

“今夜はパーティだ!”

と言って、深夜に音量MAXの爆音で音楽をかけるのも彼ら。

うるさいからやめてくれと言っても

“こんなに楽しいのにうるさいってちょっと何言ってるか分からない”

と、それが迷惑になっている理由がマジで分からないのであります。

自分が楽しみたいから音楽をかける。
必要だから物を盗る。
ムカついてるから壁を殴る。
可愛いから今から口説く。

自分の感情がそうだから行動に移すだけ。

つまり己の感情に素直で動物的なのがイタリア人だと言えるでしょう。

イタリア人との接し方

まずあらゆる事への我慢の連続です。

また注意や説教はまったく効きません。

ただ素直に全てを受け入れて笑ってあげれば、今度は相手がこちらを家族同然のように慕ってくれます。

その関係性が出来てしまえば何でも与えてくれるし、いつでも助けてくれる良き存在となるでしょう。

そしてその関係性を作るのに1日とかからないほど、彼らの心はオープンです。

困った人が多いのも事実ですが、同時に感動するほど尽くしてくれたりと感情豊かなイタリア人。

知っておけばうまく付き合えるかもしれません。


以上紳士ではない方のイタリア一般人のリアルな国民性の話でした。

旅行記もよろしくです。

旅行記を初めから読む 私のアホ丸出しバックパッカー旅行記は-4話(マイナス4話)から始まります。 旅行記を初めから読む https://oshin...

ではまた!

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