海外生活者のみなさん!
海外でいつもいつもこう思っていますね?
航空券,ツアーチケット,その他予約のバウチャーなど,このスクショでOK時代に未だに印刷して持って行かなきゃダメってところがまだまだ多いと思います。
と思うかもしれませんが,日本みたいにどこでも激安で印刷出来ると言う国は存在しません。
プリント屋やネットカフェが近くに無い場合は,滞在している宿や関係ないお店等でコピー機を持っている人を探して頼みこむしか無いのであります。
スーパー先進国アメリカでもそれは同じで,なかなかプリントアウトが出来ないと言う事があります。
そんな中アメリカ全土にある無人印刷サービス「PrintWithMe」を使ってみたので,今回はその話。
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アメリカの無人プリントアウトサービス「PrintWith Me」使い方
まず印刷したいな〜って思ったらGoogle Mapsで,PrintingやInternet Cafeなどのワードで検索してみましょう。
それで近くで見つかったらもうこの話は終わりなんですが,もし見つからない時はPrintWithMeで検索してみてください。
みたいな場所が結構引っかかります。
行ってみると普通の飲食店に本当にありました。
▼使い方は簡単です。印刷機側での操作は一切無く,すべてネットで完結します。
1.その場所で指定されているEメールアドレスに印刷したいPDFデータを添付して送信(.docx可)
2.1分ほどで来る返信メール内のURLからWebサイトに入る
3.自分の端末(スマホOK)からページ数,印刷枚数,カラーなどを設定
4.料金を確認し,同ページ下部に支払い情報を入力(クレカor米国発行のバンクカード推奨)
5.確認ボタンを押し,印刷開始
すっごい便利だと思いませんか?
でも私はあんまり好きになれませんでした。
そのデメリットから説明します。
PrintWithMeの良くないところ
結構時間がかかる
ネットカフェだったら現地のPCから自分のメールやドライブにログインし,そのブラウザから直接印刷して,そこのレジで支払えば終わります。
またUSBデータカードなどが対応している機械であれば差し込んで印刷して終わりなので,本当にすぐ終わります。
Blootooth対応ならなお速いですよね。
しかしPrintWithMeを利用した場合はまずEメールでファイルを送信しなければならないので,ネット環境が悪ければまずそこで時間を食います。
さらに▲で説明した手順2番の返信がなかなかこないんです。
さらにそこからやっと印刷情報や条件の設定&カード情報を入力しなければならないので,結構時間食います。
最後に確認ボタンを押して完了してもそんなにすぐには印刷が開始されないのです。
ロックがかかった書類は印刷出来ない
プリンターと端末(PCやiPhone)で繋がっていれば,ロックされている書類でもパスワードを打って表示させれば容易に印刷出来ます。
それがブラウザだろうがドライブだろうがデスクトップだろうが表示さえできればすぐに印刷出来ますよね。
しかしPrintWithMeの場合はロックがかかっているとセキュリティの問題で絶対に印刷させてくれません。
と思っていたのですが,数分後こんなメールが来ました。
もしまだ印刷したいんだったらロック解除してきてよね
つまり印刷前に自力でロック解除をしなければならないのであります。
PCからなら簡単にできるのですが,スマホからは簡単な事ではないのです。
でも現地でそれを知った私はPCなんてもちろん持って来ていないので,途方に暮れるしかなかったのであります。
https://smallpdf.com/unlock-pdf
アップロード▶︎パスワード打って変換▶︎ダウンロード
の3行程すべてでめっちゃ時間かかるので,またここで時間食っちゃいました。
めっちゃ高い
今回私は8枚の書類を印刷しました。
日本のコンビニは白黒1枚10円なので80円ですね。
しかし!
アメリカ印刷業界の異端児PrintWithMeさんはなんと4ドル(440円ほど)でした。
ネット環境が必要
Print Station – PrintWithMe用語で,専用機を置いているお店の事。
メールを送受信し,ネット決済なので
もしPrint StationにWi-Fiが無く,自分のスマホにネットワークがなければ利用出来ません。
アメリカのみでのサービス
アメリカ合衆国内のみで展開されているので,海外のデビットカード(米国では私は外人なので日本のデビットカードと言う意味)に弱いのではないかと思います。
現に私の某デビットカードでは支払い出来ませんでした。
つまりクレジットカードかアメリカの銀行発行のバンクカードが無いと利用できない可能性があると言う事です。
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PrintWithMeの良いところ
どこからでも利用可能
ネットで完結できるので,昔ながらのFAXみたいな使い方ができるのです。
つまり遠方からサクッと支払いを済ませて,あとでお店に取りに行くという事ができると言う事です。
今もなお増え続けている
▼これ見るとわかると思いますが
https://www.printwithme.com/#locations
めっちゃいっぱいあります。
しかも今もなお毎月じゃんじゃん増やしているみたいです。
なので今後はもっと印刷しやすくなるのではないかと思います。
無人で完結
アメリカに限った事ではありませんが,海外では日本と違いテキトーでダラダラしてる親切じゃないとんでもない勤務態度の店員さんが多いのは事実であります。
もちろん人によりますが,そう言う店に行ってしまった場合お会計が激遅だったり,使い方を教えてくれなかったり…。
まずいい気分では帰れません。
しかし,PrintWithMeなら自分ですべて終わらせる事ができるので,そう行ったストレスは無いでしょう。
ええ紙らしい
Hammermill Premium Laser Print paperと言うめっちゃ良い紙を使ってる事を全面的にアピールしてらっしゃいます。
最高級らしいです。
ビジネス利用の人には良いかもですね。
土日もやってる所が多い
アメリカのネットカフェや印刷屋は土日閉まります。
しかしPrintWithMeは普通のカフェや飲食店,ワーキングスペースなどに多く設置してあるので,比較的開いているのではないかと思います。
日曜日に実際に私が行った飲食店は22:00まで営業していたので,PrintWithMeの営業時間も22:00までと言う事です。
実際に使った感想は,
アメリカだけでなく世界各国で印刷問題は定期的にありますので,せめてアメリカだけでも参考になれば良いなと思います。