仕事探しをする上で住居問題があった私はe-mapleというサイトで、1泊10ドルの物件を発見!
とりあえずで住ませてもらうにはこれ以上ないくらいの好条件です。
しかしその実態はかなり厳しく、さらにセクシーなものでした。
男性陣から
という声が聞こえてきそうな前回の話▼
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全然仕事決まらない
減りゆく残金とモチベーション
私のカナダワーホリに持ってきた軍資金はたったの10万円。
カナダドルにして1,200ドルしかありません。
こけしちゃんの激安部屋に住ませてもらっているとはいえ、10日という期限付きなので10日後にはまた違う場所へ移動しなくてはならないのです。
残金は入国1週間ほどでもうすでに半分。
仕事探しに何か少しでも動きがあればモチベーションも上がるのですが、結果は悲惨なものでした。
履歴書受け取ってもらえない
ネットで応募しても8割は返事が来ないので、歩き回って履歴書を配り歩くのですが
くらい言ってくれるならまだ良い方。
このひとことだけのやつもいます!
オーナーや店長みたいな人ではなく明らかに下っ端系のスタッフに渡したところで何の意味もないのです。
ニヤニヤ
あんなやつと一緒に働きたくないから別にいいや!
などと自分に言い聞かせて、現場を去るのです。
マジで連絡来ない
そしてこれ。
マジで連絡がきません。
そしてたまに電話がかかってくるのですが、履歴書を渡したのも、ネットから応募したのも全然覚えていないので、どこからかかってきているのかも分からない始末。
本末転倒です。
ちょっとしか入れない
そして私はいくつか面接までたどり着きましたが、どこも全然シフトに入れてくれそうにないし、全然人を欲しくなさそうなんです。
一生懸命やるっす!
うちは多くて週2とかしか入れないわよ
こういうところばっかりで、家賃すら稼げなさそうなところばっかりから連絡が来ます。
日本でもたまにバックレて辞める人がいる飲食業。
海外だとバックレ辞めが基本です。
そりゃいつでも呼び出せるように在籍人数増やしておきたいですよね。
マジで寒い
トロントはめちゃくちゃ寒い街。
常に氷点下で、-20度以下なんて平気で記録するような恐ろしい町です。
のたれ死んで雪に埋まって、カチカチで発見されるのは4月ごろなのかな…
こんな寒い中で履歴書を配り歩くだけでも苦行です。
苦労の末ついに仕事ゲット
本当に苦労しました。
毎日朝から図書館へ行き、Wi-Fiとテーブルと暖を確保。
この日も感情ゼロでメールを送りまくります。
アポが入り次第面接、時間ができると履歴書配りに外出という生活です。
そしてついに!仕事が決まったのです。
結局ネットから
多分e-mapleに求人が載ってるからそこからメールで応募してくれる?
マジで良かった
面接が重要である
面接ではジロッと睨まれビビりましたが、つたない英語でアピールしまくりました。
海外の飲食の人の特徴として、技術ばっかり気にしてます。
何を知ってる?
こういうとき私は「なんでもできます」と言います。
なぜなら実際の仕事場ではルールやレシピに従った作業以外は許されないし、そんな新入りの技術がいきなり求められるこがないことは分かっていたからです。
私は日本で飲食経験があったので、日本の飲食業界のタフさと細かさ、そして衛生管理などに関してはかなり厳しい場所で働いてきたことをアピール。
そして技術よりも衛生管理とチームワークを一番大事にしているという、とっても真面目な感じを演じ、なんとか採用となったのです。
ワーホリ開始から18日目勤務開始
仕事が決まったのは16日目、勤務開始は18日目です。
もうほんとにダメかと思いました。
お金使っちゃったからもう帰りの航空券は買えない!
と何度も思いました。
仕事が決まった時の残金は1万円。
超ギリギリですがなんとか命を繋げることができたのです。
もちろんこれから仕事を一生懸命して金を稼ぐまで金欠問題は解決できませんが、とりあえずスタートラインに立てたことが嬉しい限りです。
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