フィリピン

【旅行記8】ついに語学学校卒業!しかしフィリピンに居座りすぎて重大なミスを犯す【フィリピン⑦】

6週間の語学学校を終え、ついに本格的にバックパッカー旅行が始まります。

しかし私は卒業後もこっそり隠れて学生寮の中でダラダラと生活していました。

そして思い腰を上げ2カ国目をシンガポールに決定して航空券を買ったのは良かったのですが

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台湾に行く事になる?

フィリピン入国55日目にビザの事を知る

2カ国目予定のシンガポール行きをフィリピン入国から70日目発の便で買ったので、それまで学生寮にこっそりと住み続け宿代を浮かす予定でした。

しかし入国59日目以降は新たにビザ延長の支払いが必要だった事を航空券を購入した後に知ったのです。

おしんぽこ
おしんぽこ
そんなバカな…

なんと気づいた時には残りの滞在可能日数はたったの4日。

「一度フィリピンを脱出し再入国する」か「シンガポール行きの飛行機を捨てて新たに4日以内に出国する便を買い直す」かの2択にせまられたのであります。

私はアホです。

学校が完全に終わったのは47日目あたり。

10日以上余裕があったのに、相変わらず遊び続けていました。

そしてテキトーに70日目発の便を買うというアホさ。

急遽台湾へ45日の旅に出る事を決意

フィリピンは1度国外へ出てしまえば簡単に再入国可能。

日本人はビザなしで21日間の滞在が認められています。

これは2013年の情報で、2018年現在は30日までいけますよ。それ以降は1カ月ごとに6000円くらいで延長できます(延長初月だけ10,000円)

しかし私が通っていた怪しい学校じゃないまともな学校に行くなら、別途SSPと呼ばれる学生ビザの支払いが必要です。

というわけで、『近場の台湾に行ってまたフィリピンに戻って来る』という計画を立てました。

いきなり予定が変わり不安になる反面、全く想定していなかった台湾に行くという面白プランが楽しみでワクワクでした。

さらばバギオ!

見送りの話

毎週誰かが去るので、特に仲の良かった人なんかはバギオの街中のバスターミナルまで見送りに行っていました。

私が1番仲よくて周りからも人気者だったメガネ君は私が去る4日ほど前に出て行きましたが、なんと10人以上の見送りがありました。

メガネ君
メガネ君
みんなまたね〜

しかしもう新しい生徒達で新しいコミュニティが出来ていたため、

おしんぽこ
おしんぽこ
私の見送りに来る者は特に誰もいませんでした

寂しすぎ!

そもそも卒業してもなお10日以上居座り続けていたので、私が今さら去る事など誰も知らなかったと思います。

唯一ドンキ君はまだ残っていたので、去り際にドンキ君の部屋に行ってみると、授業中のはずなのに爆睡していました。

ドンキ君
ドンキ君
ふぇ?おはよう

何時いま?あれ?今から出るの?じ

ゃあねおやすみ

ぐー

そんな感じで彼とはお別れです。(それ以来会っていません)

そして最終的には間違って6ヶ月も学校に申し込んでいた暇を持て余す女、痩せ子ちゃん1人だけ見送りに来てくれました。

痩せ子
痩せ子
元気でね〜!また虫食べようね。
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あとあと気づいたバギオの良さ

この後東南アジアの旅に出る事になるんですが、このバギオという町はアジアの中ではとても個性的だったなぁと良く思い出しました。

比較的治安が良くて暑くない

というところがとってもいいです。

もしもっとマニラの近くにあって行きやすい場所だったら、かなり人気の観光地になっていたと思います。

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クラーク国際空港から台湾へ

バギオからバスで3時間Doeという街に着き、そこからバイクタクシーにぼったくられながらクラーク国際空港に着きました。

ついさっきまで学校のみんなと一緒にいて、バスターミナルまでは痩せ子ちゃんが送ってくれたのですが、いきなり1人になると急に不安になってきました。

よくよく考えたら始めて海外でひとりでいる事に気付いたのです。

マニラの空港に着くまでは息くさオジサンが助けてくれて

空港を出た瞬間から学校のスタッフの色白男が世話をしてくれて

学校に着いてからバギオを出るまでは学校の友達と一緒だった

という事を考えていたらこの先が心配で、もはや恐怖でしょうがなかった事を覚えています。

そしてこれから台湾に行くのもそもそも不本意なわけで

[chat face=”oshinpoko-komari.png” name=”おしんぽこ” align=”right” border=”blue” bg=”none” style=”maru”]もう台湾から横浜に帰っちゃうか[/chat]

とさえ一瞬考えたほどです。

空港の弱いWi-Fiで日本の友達と連絡をとり、旅人のブログを読み、YouTubeで深夜特急を見てなんとかバックパッカーをやるモチベーションを高めてみました。

するとはっと気づいた事があります。

極端な私が大好きなそもそも論です。

こういう日本では味わった事のない感覚を体で感じたり、先進国日本では絶対に発生しないような問題やトラブルをクリアして自分のバイタリティを試しながら生活するためにバックパッカーになった。
そもそも心配事や不安に思う事しんどい事危ない事ヤバい事、こういった事をしに海外に来たんだよな。

という事を思い出したのです。

私は当時ブログやSNSなどはほとんどやっていなかったし、かといって仕事や語学留学のため!という感じでもなかったし、世界一周や秘境の旅などのテーマや企画も何もありませんでした。

目的も予定もなく、無期限のバックパッカーになったので、ここまで不安になったんだと思います。

何かキツいことがあれば

おしんぽこ
おしんぽこ
そうそう、これやりに来たんだよな~

と自分に言い聞かせる。

これは海外にいる間、何年もやっていた事です


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